旬の食材はなにを食べても美味しいものですが、最近はスーパーで一年中手に入る食材も多く、食に関心の薄い人のなかには旬の食べ物を意識していない人も多いのではないでしょうか?
なかでも特に旬に左右される食べ物といえば果物。
保存もきかないものが多いので、基本的にはシーズン中に楽しむしかないものが多いなかで「あのフルーツの旬ってこの時期だったの?!」というものも多々あります。
そこで今回は春から冬まで、季節ごとに楽しむべきフルーツをピックアップ。その果物の旬の時期ならではの魅力と共に旬に食べるフルーツの魅力に迫っていきましょう。
- 果物の旬を知って春夏秋冬を味わう
- 春が旬のおすすめ果物
- 夏が旬のおすすめ果物
- 秋が旬のおすすめ果物
- 冬が旬のおすすめ果物
- おいしい果物を楽しむならふるさと納税を狙おう!
- 春夏秋冬で旬の果物を味わう!季節別、楽しみたいおすすめのフルーツを徹底解説のまとめ
果物の旬を知って春夏秋冬を味わう
いまや多種多様な果物が市場に並ぶ日本。
四季があるためもともと豊富だった果物の種類ですが、保存技術の向上によって海外から輸入されるフルーツも増え、いまでは年がら年中食べられるフルーツも少なくありません。
日本の果物はブランド化が進み、最近では国外での需要が高まっています。現に国産フルーツはどれも非常にクオリティが高く、海外産と比べて10倍近い値段のものも少なくありませんが、その価値を認める人は少なくないようです。
身体にもよくて日常的にとりいれたい食材であると同時に、お中元やお歳暮といった季節の節目、お見舞いなどの不幸があったときにも・・・シチュエーションを問わずプレゼントできるのはフルーツだけとも言われていて、その需要は今後ますます高まっていくかもしれませんね。
こうしたなかでフルーツの旬を理解し、そのときに楽しむべきフルーツを正確にチョイスできる知識は決して無駄にはなりません。
自分が楽しむのはもちろん、ちょっとした会話のなかで、いざなにか手ごろなものを贈る必要があるときなどに、ぜひセンスの良い旬の果物を買い求められるようにしておきましょう。
春が旬のおすすめ果物
じつは春は一年を通して最も旬の果物が少ない時期だいうことを知っていますか?
春になると果物を主に扱う青果店や飲食店は苦労するところも少なくないんですよね。
冬から旬が続く柑橘各種、露地物の苺が安くなり手に入れやすくなるものの、それ以外に真新しいフルーツは現れず、初夏にうつりゆくにしたがって顔ぶれが総入れ替えになっていく切り替わりのシーズンなのです。
ではそんな春に楽しむべき果物はなんなのでしょうか?
季節柄パーティーやお祝いなども多い時期。贈り物や食卓を彩るアイディアとして春のフルーツは知っておきたいですね。
春が旬のフルーツ1 デコポン
熊本の名産であるデコポン。
もともとは不知火という柑橘の品種で、そのなかで基準をクリアした熊本産のものだけがデコポンを名乗れます。
不知火は他にもデコ八女やデコみかんなどの呼び名で販売されていることがあります。
年明け頃から流通量が急増し3月の初春ころまでは旬が続いていきますね。
冬から春にかけてのフルーツですが、基本的には高級フルーツの部類なので出始めの冬場は値段が高く手が出せない方も多いでしょう。
しかし春になって露地物も増え出し流通量が増加すると値段はいっきに落ちてお求めやすくなります。
味わいは非常にジューシーで濃厚。
冬にこたつにもぐりながら食べたみかんとは一線を画す、高級感の溢れる味わいは初春に食べたいフルーツの代表です。
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春が旬のフルーツ2 苺
苺というと今や冬の果物のイメージが定着してしまいましたが、本来の旬は3~4月にかけての春。
現在の苺市場はクリスマスからバレンタインにかけての時期に需要が集中しているため、ハウス栽培を駆使して冬に最も流通するようになっていますが、昔は春休みからGWにかけてイチゴ狩りに出かけていたものです。
ハウス栽培の苺は粒も大きくて味も安定しており美味しいのですが、お値段は高くなりがち。
いっぽう春に出回る露地物は非常に安価なものが多く、自宅で遠慮なく食べるので本記事では春をいちごの旬としました。
この時期のいちごは気兼ねなく使えるのでお菓子やジャムなどに加工するのに適しています。
当ブログでも自家製のいちごシロップの作り方を紹介しています!汎用性が高くておすすめです。
人気のフルーツだけにさまざまな品種が生み出されており、毎年売り場で見たことのない品種のいちごを見かけるほど。
色々と食べ比べて楽しみたいフルーツのひとつでしょう。
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春が旬のフルーツ3 グレープフルーツ(フロリダ産)
グレープフルーツは年中出回っている果物という印象ですが、じつは年間を通して時期ごとに産地が違います。
なかでも春にかけて出回るフロリダ産のグレープフルーツは果汁の量、味の濃さにおいて他の国のものを凌駕する味わいです。筆者はグレープフルーツはフロリダ産のものしか食べません。一度その違いを意識してしまうと他の物は食べられなくなりますよ。
ちなみに量も少なく値段も高いですが国産のグレープフルーツが出回るのも3~4月にかけて。こちらもフロリダ産に負けない品質なので見かけたらぜひ食べてみましょう。
春が旬のフルーツ4 ブラッドオレンジ
真赤な果肉を持つ柑橘・ブラッドオレンジ。
もともと日本国内ではイタリア産のものを輸入しジュースに加工して出回るのが一般的でした。
近年では国産種が流通するようになりイタリア産と比べてジューシーで甘みが強いとして生食用としても人気を博しています。
国産は4~6月に出回りますが、まだまだ親しみはあまりない柑橘ですよね。
でも一度食べてみるその芳醇な味わいに魅了されてしまいます。
果肉ごと食べてもジュースにしても加工してもOK。使い道は多いのでぜひ試してみましょう。
春が旬のフルーツ5 河内晩柑
河内晩柑は文旦が突然変異して生まれた柑橘で、和製グレープフルーツなどとも呼ばれています。
美生柑、ジューシーオレンジ、愛南ゴールド、ジューシーフルーツ、灘オレンジ、夏文旦、宇和ゴールド、ハーブ柑、天草晩柑など栽培地域や生産者によって多様な呼び方があるのも特徴。
ゆずやかぼすのような和柑橘に通ずる独特の香りを持っていますが、味わいはグレープフルーツから苦味をとったようなあっさりした味わいで非常に食べやすく、繊細で上品な味わいはファンになる人も少なくない柑橘です。
まだまだ知名度も低いのでいま知っていて損はないフルーツだといえるでしょう。
春が旬のフルーツ6 びわ
5月から6月にかけて旬を迎えるびわ。
春から初夏にかけてのフルーツで、一昔前は庭先などで成っている光景をよく見かけたものです。
最近では物持ちの悪さからめっきりそのへんで見かけることはなくなり、きちんと栽培されたものはそれなりの価格で販売されていて高級な果物として認識している人もいるかもしれませんね。
近年市場に流通しているびわは大きさもしっかりしていて味もしっかりしており、淡く繊細な味わいを存分に楽しむことができます。
少し汗ばむ季節に食べるのにちょうどいいサッパリ味のフルーツで、贈答用などにもおすすめできる隠れた名果実ではないでしょうか?
夏が旬のおすすめ果物
夏に入ると初夏から夏の終わりまでおおよそ一か月弱のスパンで目まぐるし果物が入れ替わっていきます。
個性的で魅力的な果物が多く、お中元もあるこから果物の需要が最も高まる季節だといえるでしょう。
誰もが知る定番のフルーツはもちろん、輸入物などで最近少しずつ浸透してきたフルーツや、定番フルーツでも新しい品種がどんどん出てくるものも多く、毎年売り場が変化していく飽きの来ない季節。
ぜひいろいろなフルーツを手にとって楽しんでみて欲しいですね。
夏が旬のフルーツ1 さくらんぼ
主に6月頃から市場に流通がはじまるさくらんぼはまさに夏の到来を告げるフルーツです。
繊細な果物なので出回る時期はあたたかくなってから暑くなりきる前のわずかな期間。
成りはじめるとたくさん収穫されるため、出始めは非常に高値が付きますが6月後半から7月上旬あたりには非常に安く手に入る傾向にあります。
品種も時期をずらして少しずつ変わっていきますが、基本的には前半が佐藤錦、後半が紅秀峰というのがスタンダードでしょう。
さくらんぼといえばアメリカンチェリーも忘れてはいけません。
国産のものと比べると大味な傾向にありますが、これはこれで個性的な魅力を持ったフルーツ。
幻のアメリカンチェリーと呼ばれるレイニアをはじめ、品種も複数出回りますのでチェックしてみてください。
ちなみに常温で保存したさくらんぼを食べる時は氷水に当てて冷やしてあげると果肉がしまってよりおいしくなるのでやってみてください。
夏が旬のフルーツ2 ライチ
初夏を代表するフルーツとして個人的にさくらんぼと一緒に挙げたいのがライチ。台湾産、メキシコ産の輸入モノがメインでまだまだ生ライチを味わう習慣は日本にはあまりありませんが、新鮮なライチの味わいは他に変えられない魅力をもっています。
一応国産もありますが流通量、値段ともに入手難易度は高め。台湾産、メシキコ産でも十分においしいのですが、出回る時期はさくらんぼ同様わずかで、6月前後の1か月あるかないかくらいです。
夏が旬のフルーツ3 マンゴスチン
ライチと同じ、もしくは少し遅れて入ってくるのがマンゴスチン。ほとんどはタイ産で6~7月にかけて流通します。まだ国内での生産に成功していないフルーツで、すべてが輸入物です。
果物の女王とも呼ばれるフルーツで、見た目や構造も変わっていますが、食感と味わいも不思議な感じです。でもなんとなく食べたくなってしまう魅力がありますね。食べた子のない人も多いでしょうし、珍しさでいえばかなり上位になるのではないでしょうか?
夏が旬のフルーツ4 マンゴー
トロピカルフルーツのなかでも高級感のあるマンゴー。国内では元宮崎県知事・東国原さんの働きによって一躍スターフルーツとなった『太陽の卵』*1の存在によってより知名度の高い果物になりました。
国産マンゴーは宮崎県産に関わらず高価で2000円~高くて10000円にのぼるものもありますが、メキシコや台湾産のものと比べると大きくて舌触りのよさも明らか。
タイやベトナムといった東南アジア諸国でも生産されていて、じつは品種も非常に多様。お中元としても非常に優秀で使い勝手のいい夏の果物ですね。
夏が旬のフルーツ5 パッションフルーツ
鹿児島や沖縄などで盛んに栽培されているパッションフルーツ。なかなか生を手に取る機会は少ないかもしれませんが、じつは非常においしいフルーツ。
特に圧倒的な香りはカットする前から部屋中に漂うほどで、置いておくだけでアロマとして使用できるのではないかと思うほど。エキゾチックで南国フルーツならではの華やかな香りと独特の食感は他では得られない体験をさせてくれます。
加工用としても味が出やすく夏場におすすめしたいフルーツのひとつです。
夏が旬のフルーツ6 プラム
日本語でいうところの"すもも"でその名の通り酸味が強いのが特徴ですが、最近のプラムは甘みも強く非常に濃厚で、桃と比べてもそん色のない存在感があります。
7月ころから9月までさまざまな品種が入れ替わりながら流通を続けますが、それぞれに個性があって食べていて飽きないフルーツです。
夏場の果物のなかでは地味な存在として忘れられがちですが、じつはとっても魅力にあふれたフルーツだといえるでしょう。
夏が旬のフルーツ7 桃
夏場のフルーツとして忘れてはならないのが桃。
豊かな果汁と芳醇な香り、舌触りもトロリとしていて嫌いな人はあまりいないのではないでしょうか?
桃も近年は品種開発が激化。さまざまな桃が流通していますが、どれをとってもおいしくて食べ飽きしません。
高級なものから手に取りやすいものまで、人気があるからこそさまざまな商品展開がされていてシチュエーションに応じて楽しめます。
流通時期は比較的長く初夏から初秋まで暑い時期ずっと楽しめるフルーツ。
加工されて飲食店で口にすることもあると思いますが、ぜひ生の桃を購入して思うぞんぶん楽しんでみて欲しいですね。
いまや貴重となった本白桃。日本てでいま出回っている桃の大本とも言える品種。ひじょうに繊細で芳醇な香りを持つ。
比較的新しい黄ららのきわみ。まだまだ市場に流通する量は少ないので見かけたら食べてみたい。
夏が旬のフルーツ8 メロン
初夏から真夏にかけて出回るメロン。
価格も少し高めで食べごろの見極めにコツがいることからなかなか手を出せない人も少なくないかもしれません。
しかしちゃんと完熟したメロンをしっかりと冷やしてから食べると、ほかのフルーツでは味わえない芳醇な味わいに虜になってしまいますよね。
なんでメロンはこんなに酒にあうんだろうって考えるんだけど、熟してから割りとすぐに出てくるあの発酵感を考えると熟したメロンってそのものがもはやお酒なのではって思えてきてひとり納得してる。
— Jorge(ホルヘ)@おいしいをゆるーく探求するメディア「おいしけりゃなんでもいい!」運営中 (@bollet_jp) 2019年6月5日
最近ではふるさと納税などを利用して購入されるケースも多く、1シーズンに一度はちょっといいメロンで涼を取ってみてはいかがでしょうか?
秋が旬のおすすめ果物
実りの秋ともいわれるシーズンなのでフルーツは豊富。夏の終わりからぶどうが始まるのを皮切りに秋を代表するフルーツが次々と登場します。
果物としての種類そのものは夏のほうが豊富ですが、秋のフルーツはひとつひとつのシーズンが長く、そのなかで品種が入れ替わっていくのが特徴。
同じフルーツでも品種の違いでいろいろと楽しむ事ができます。
秋が旬のフルーツ1 ブドウ
夏の終わりから時期がはじまるブドウ。
最近では白ぶどうの勢力も伸びてきていて11月ころまでの長い期間いろいろな種類を楽しむことができます。
種あり、種なし、皮が食べられるなどぶどうの品種改良はどんどん進んでいますが、最近だとピオーネ、ナガノパープル、シャインマスカット、瀬戸ジャイアンツあたりがおいしく人気のある品種です。
とはいえ昔ながらの小粒のぶどう(デラウェアなど)なども根強い人気があり、ひとによって好みが別れるところではありますが秋のうちに食べておきたい果物の代表であることに間違いはないでしょう。
秋が旬のフルーツ2 和梨
シャリシャリとした食感と豊富な果汁、繊細な味わいが日本人に好まれる和梨。秋の訪れともに収穫が始まるこの果物は日本人にとってはとても身近なフルーツです。
昔は品種も限られていましたが、最近では1か月ごとに品種が入れ替わっていきます。代表的なものを挙げると、まず夏の終わりから初秋にかけて幸水が出回り、続いて豊水、あきづき、にっこり梨・・・とメインの品種が変わっていきます。
ベースの味わいや値段帯はだいたい同じですが、大きさ、甘みの強さ、果肉のかたさが品種ごとに異なり、細かな違いで好みが別れる果物です。
秋が旬のフルーツ3 ザクロ
あまりなじみのない方もいるかもしれませんが、ザクロも秋から冬にかけてのフルーツです。
流通しているのは基本的にカリフォルニア産とイラン産で、10月ころから年末くらいまでは出回っています。
一昔前は庭の木にザクロが生っているのをよくみかけたものですが、最近はあまり見かけなくなりました。しかし国産のザクロも少量流通はしています。
人肉の味がするなどというまことしやかな話も多いザクロですが、美しい紅色の果肉とほのかな香りが魅惑的で、生のものを絞ってジュースにして楽しむと特別感があって楽しいですよ。
ザクロをスーパーで見つけると買い込んでしまう毎年の悪いクセ。
— おいしいを探求するメディア「おいしけりゃなんでもいい!」 (@bollet_jp) December 6, 2019
たいてい余らせてシロップにして冷凍してる
今年もザクロの季節なので昨年度版の余りを無理矢理消費。
ソーダ割りで飲むと美味しくてすぐなくなりそう(ジンジャエール割りもうまい😋 pic.twitter.com/kb4B2pAU5B
自家製でザクロのシロップを作っても美味です。
冬が旬のおすすめ果物
冬に入ると秋から引き続き洋ナシ、りんご、国産のキウイなどが品種を変えながら登場。
さらに本格的に豊富な柑橘類が市場に出回り始め、1~3月ころは売り場によってはほとんどが柑橘類を占めることも多いですね。
ハウスもののイチゴなども流通をはじめ、フルーツ売り場がオレンジ、赤、黄色、緑などで鮮やかに彩られます。
冬場の風邪をひきやすい時期にはフルーツを食べて栄養補給を欠かさないようにしたいもの。時期の移り変わりを意識しながらいろいろなフルーツに挑戦したいですね。
またお歳暮シーズンということもあり、おさえておきたい贈答用向きのフルーツもいくつかあります。ぜひ差をつける贈り物をチョイスしてみましょう。
冬が旬のフルーツ1 洋ナシ
洋ナシは和梨と入れ替わるようにして晩秋から冬にかけて出回るフルーツです。
追熟が必要なので食べるのに少し手間のかかる果物ですが、なめらかな食感と豊かな香り、しっかりとした甘みと酸味はフルーツのなかでも高級感のあるもののひとつでしょう。
洋ナシもとても品種が多く、まず9月頃からバートレットやオーロラが出回り洋ナシの季節が幕を開け、マルゲリット・マリーラ、そして10月ころからラフランス、次いでゼネラルレクラーク、ル・レクチェ品種が展開していきます。
シーズン後半になるにつれて味が濃厚になる傾向にあるので、食べ比べて好みのものを探してみてはいかがでしょうか?
生食でも存在感が強くデザートとして最高ですが、加工してもしっかりと主張してくるので使い勝手のいいフルーツです。
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冬が旬のフルーツ2 りんご
10月頃から冬にかけて寒い時期に流通がはじまるフルーツといえばりんご。
日本人にとってもなじみの深いフルーツで、最も身近な果物にあげる人も多いのではないでしょうか?
シャキシャキとした触感、甘みと酸味のコントラスト、豊富な品種、お菓子などの加工にも向いており、楽しみ方が広がるフルーツです。
幻のりんごといわれるこみつ(高徳)や岩手の江刺りんごのようにブランド化されている品種から今は珍しくなった紅玉。
近年主流品種として人気を集めるシナノスイートやサンふじなどなど・・・品種も多種多様でなかなか覚えるのが難しいのですが、やはり果物の定番としておさえておきたい存在です。
そのまま食べるのはもちろんですが加工用としてもすぐれていて、旬の時期には口にしないようにするのが難しいかもしれませんが、これを機会に冬の果物として意識的にりんごを楽しんでみるのもいいかもしれませんね。
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冬が旬のフルーツ3 キウイ(国産)
レインボーレッドキウイが終わって本格的な冬に突入すると国産のグリーンキウイ、流通時期は限られますがゴールドキウイの流通がはじまります。
キウイに国産のイメージがない人もいるかもしれませんが、愛媛、福岡、和歌山など主に西日本で盛んに生産されているフルーツのひとつなんですよ。
国産のキウイフルーツは非常に品質が高く、海外産のように甘すぎたり酸っぱすぎることがなく、非常にバランスのとれた味わいを持っていることが多いように思います。
キウイフルーツに苦手意識のある方でも国産のキウイは食べられるという人もいるくらいです。
なかでも国産のゴールドキウイは11~12月と短い間しか流通しないため、グリーンキウイと比べても貴重。ぜひ食べてみたいですね。
海外産地が有名なフルーツはライチしかりマンゴーしかり国産は高いものが多いですが、キウイフルーツは国産でも比較的安価に出回るので旬の時期にはぜひ楽しみたいですね。
冬が旬のフルーツ4 金柑
小さくて可愛らしいフォルムが印象的な柑橘といえば金柑です。
みかんのように白皮を食べられる柑橘はたくさんありますが、金柑は外皮ごと食べられるというのが特徴的ですよね。
中身は少なく、果肉より果皮を食べるフルーツだといえるかもしれません。
小さな果実のなかに含まれた栄養素は豊富で皮をむかずに気軽に食べられるため、冬場の風邪予防としてもおすすめです。
なかでもブランド金柑である宮崎のたまたまや鹿児島のいりきなどは完熟した金柑のみを販売しており、糖度もとても高いフルーツです。
このような木の上でしっかりと熟した木塾の金柑は非常に糖度が高く味もしっかりしているのでおすすめですよ。
冬が旬のフルーツ5 紅まどんな
紅まどんなは1990年に南香と天草という柑橘を掛け合わせて生まれた品種で品種登録は2005年と比較的新しい柑橘です。
愛媛県が現在力を入れている柑橘でもあり、JA全農えひめによって基準を満たした物のみ紅まどんなという名前で流通しています。
ここ数年でいっきに知名度があがってきたのは、ゼリーのようなぷるぷるとした触感とジューシーで濃厚な味わいが人気を博しているからでしょう。
個人的にもここ数年とくに気に入っている品種で、味わいが繊細で個体差が激しいせとかに比べて紅まどんなは外れの個体が少ないのも嬉しいです。
まだ食べたことのない人にはぜひ試してもらいたいですね。
冬が旬のフルーツ6 せとか
高級柑橘の代表格でもあるせとか。
みかんとオレンジのいいとこどりをしたような柑橘で、ジューシーで肉厚な果肉と爽やかでオレンジ感の強い香り、そして強い甘みとそれを支える酸味が非常に高い水準で保たれています。
柑橘の中では物持ちが悪いといわれていますが、それでもすぐに傷んでしまうわけではありませんから贈答用にも非常に適した果物です。
筆者も冬場の贈り物にはよくチョイスするフルーツです。評判もとてもいいんですよね。
フルーツ好きであれば冬場の楽しみとして挙げる人も少なくない品種ですが、年によって出来の良し悪しがでやすい印象。
おいしいせとかにありつけた年はそれだけで幸せになれますね。
冬が旬のフルーツ7 アテモヤ
アテモヤは南国を主産地とするいわゆるトロピカルフルーツの一種ですが、旬が冬にくるという少し変わった特徴があります。
チェリモヤとバンレイシ(釈迦頭)を掛け合わせて生まれた品種で、糖度20を超える甘みの強い味わいと独特のブルンッとした食感が魅力的。
味や見た目にインパクトがあって話のタネにもなる個性の強いフルーツです。
なかなか日本で気軽に食べられるフルーツとはいえませんが、その需要は少しずつ高まっていて栽培農家さんも増えつつあります。
旬の時期には通販を利用して取り寄せることができるのでぜひチェックしてみたいですね。
おいしい果物を楽しむならふるさと納税を狙おう!
おいしい果物を楽しむならふるさと納税が圧倒的にお得です。
フルーツは量販店の青果売り場に並ぶような小粒の中途半端に安いものを買うと味が落ちていたりしてがっかりするケースも少なくありません。
「あまりおいしくないと思っていたフルーツを、産地直送のきちんとしたもので食べたらびっくりするくらい美味しくて好きになった」というのはよくある話です。
本来は信頼のおける青果店で買うべきですが、最近ならネットで産地直送のものを取り寄せることができます。
なかでもふるさと納税はおすすめで、普段家ではなかなか楽しめないような高級フルーツを狙うもよし、一般的な品種をたくさん狙うのもよし、定期便でその都度旬のフルーツを送ってもらうもよし。
うまく使えば数万円分のフルーツも実質2000円で手に入れられるのがふるさと納税のメリット。
ぜひふるさと納税を活用しておいしいフルーツを楽しんでみましょう。
春夏秋冬で旬の果物を味わう!季節別、楽しみたいおすすめのフルーツを徹底解説のまとめ
シーズンごとにおさえておきたいフルーツを紹介してまいりました。
日本ではフルーツ戦国時代と呼ばれるほどフルーツの競争が激化しています。
日本ブランドのフルーツの質の良さに気づいて海外からの需要も増えている中で、本当においしいフルーツを日常的に食べられる環境にいるのに食べないのは損です!
ぜひ"今、おいしい"旬のフルーツを楽しんでいきましょう。
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*1:宮崎県のブランドフルーツ。アーウィン種のアップルマンゴーで一定の基準を満たしたもの。品種名ではない。