四季折々のさまざまなフルーツを楽しめるなかで、毎年12月ころから春先にかけてはさまざまな種類の柑橘類が出回りますよね。
柑橘類というと比較的安価なイメージも強いフルーツですが、最近では高級柑橘もブームになっていて、一玉500円を越えてくるような品種もお歳暮や日々の贅沢に楽しまれるようになってきました。
そんな中で今回注目したいのは愛媛県が開発、ブランド化した紅まどんな。
ゼリーのような果肉を持っているといわれる柑橘ですが、じっさいのところその味はどうなのか、来歴や値段といった気になるポイントも踏まえながら紹介して参りましょう。
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- 紅まどんなとは?
- 紅まどんなの値段、一個いくらくらいなのか?
- ゼリーのような食感を持つ紅まどんなの味と個性
- 紅まどんなの食べ方
- 紅まどんなを楽しむならふるさと納税を狙おう!
- 紅まどんなの味、値段、特徴のまとめ
紅まどんなとは?
紅まどんなは1990年に南香と天草という柑橘を掛け合わせて生まれた品種です。
2005年に品種登録されていますが、市場に出回り始めたのは最近になってからで、ここ数年はその高いクオリティと生産者の増加が重なって12月前後のおいしい柑橘類としての地位を定着させつつあります。
この柑橘はタンゴールと呼ばれる種類の柑橘で、みかん系とオレンジ系の掛け合わせによって両方の性質を持った柑橘界のハイブリッド系品種です。
愛媛県のオリジナル品種として現在県内生産のみが認められていて、JA全農えひめによって基準を満たした物のみが紅まどんなとして販売されます。
紅まどんな意外にも「マドンナ」「たくみまどんな」「媛まるこ」など、さまざまな登録名があります。
流通時期はは11月半ばから末にかけて出荷がはじまり、早ければ年内、遅くとも1月初旬には流通を終えてしまう時期の短いフルーツです。
紅まどんなの値段、一個いくらくらいなのか?
まだまだ稀少性も高いことから一個あたりの価格は高く、出始めだと1玉500円は簡単に超えて、お店によっては800~1000円くらいの値付けになっていることもありますね。
それでもここ数年で流通量が増えたこともあってか、サイズの小さいものなどは300~400円前後で売り出されるものもでてくるようになりました。
いずれにせよ柑橘類としては高級品種で、同時期に出回るせとかと並んでタンゴールの最上位品種として認識してよいのではないでしょうか。
ゼリーのような食感を持つ紅まどんなの味と個性
気になる紅まどんなの味わいですが、数あるタンゴールのなかでも比較的個性が分かりすい品種のひとつです。
最も大きな特徴はよくいわる「ゼリーのような果肉」にあります。
じっさいに食べてみると分かりますが、紅まどんなの果肉は非常にぷるぷるとしていて、口に含んでみるとまるでゼリーに入っているコンポートされたみかんのようになっているんです。
味わいはみかんベースにほんのりオレンジの爽やかなニュアンスが入っていて、甘みが強いですが野暮ったくなくバランスが優れています。
紅まどんなってこんな美味しかったっけ?出始めの頃と比べてだいぶレベル高くなってると思います。正直せとかを越えてきそう。 pic.twitter.com/dPduacWEjX
— おいしいを探求するメディア「おいしけりゃなんでもいい!」 (@bollet_jp) January 12, 2019
同じ系統のせとかと比べると全体的に一歩みかん寄りで味が強めといった感じです。
好みにもよると思いますが、紅まどんなの方がキャラクターがハッキリしているので「他と違う!」というのが分かりやすいかもしれません。
紅まどんなの食べ方
紅まどんなをじっさいに食べてみましょう。
まずは横向きに胴をまっぷたつにカット。
真ん中から斜めにカットしてくし切りにしていきます。サイズにもよりますが4~5等分くらいにするつもりで切るといいでしょう。
カットするとこんな感じになります。
あとは皮を手で剥いて(向きづらければナイフで削ぎ落とします)お皿に盛り付けるだけです。
このカットはスマイルカットと呼ばれるオレンジの切り方の代表的なもので、飲食店で出てくるオレンジは大抵このカットになっています。
紅まどんなはみかん系で白皮はそのまま食べることができますが、癒着していて皮からはがしづらいのでスマイルカットが推奨されています。
わざわざナイフを使うのがめんどうな人はせとかと同様にみかんと同じく手で皮を剥いて食べましょう。
紅まどんなを楽しむならふるさと納税を狙おう!
紅まどんなのような高級フルーツは身近なスーパーなどでは取扱いの無いことも多いですね。
もっと言えば、この手の高級フルーツはある程度選果された良いものを手に入れるべきです。
小粒の中途半端に安いものを買うと味が落ちていたりして損をするケースも少なくないので、ぜひ信頼のおける青果店で買うか近くにそうしたお店が無い場合はネットで産地直送を狙いたいものです。
最近ではふるさと納税がおすすめで、特に高級フルーツに関しては産地直送で鮮度も質も高いものをお得に手に入れることも可能です。
うまく使えば数万円分のフルーツも実質2000円で手に入れられるのがふるさと納税のメリット。
ふるさと納税を活用して紅まどんなを楽しんでみてもいいかもしれませんね。
紅まどんなの味、値段、特徴のまとめ
紅まどんなはゼリーのような食感としっかりとした甘さが特徴のとてもおいしいフルーツです。
まだまだ値段が高い高級品種ですが、一度食べたら病み付きになる魅力がある柑橘なので、ふるさと納税や訳あり品などをうまく利用して一度は食べてみて欲しいですね。
きっと他の柑橘との違いに感動するはずですよ!
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