季節ごとにさまざまなフルーツが入れ替わり売り場に並びますが、キウイフルーツは一年中必ず打っていますよね。
実はキウイフルーツがおいしい季節って冬だということを知っていましたか?
キウイフルーツにあまり魅力を感じないという方に一度食べてもらいたいのが冬に出回る国産のキウイフルーツ。
「国産のキウイフルーツなんてあるの?南の国のフルーツってイメージ」と思うかもしれませんがその味は馬鹿に出来ません。
海外産のキウイフルーツに比べて国産キウイは味のバラつきが少なく、甘さと酸味のバランスが優れているものが多いのです。
ただし国産のキウイは旬の時期が限られているうえ、食べ頃を見極めて食べないと全く美味しく楽しむことができないというデメリットもあります。
そこで本記事ではぜひいろいろな人に楽しんで欲しい国産キウイの魅力を、旬の時期、栄養価の高さ、追熟方法、食べ方といった面から解説していきます。
- キウイフルーツの旬
- 国産キウイフルーツの味と魅力
- キウイフルーツは栄養価も豊富
- 旬のキウイフルーツの値段
- 旬のキウイフルーツの追熟方法
- 旬の国産キウイフルーツの食べ方・切り方
- キウイフルーツの旬、保存方法、切り方は?おいしいキウイは国産を選べ!のまとめ
キウイフルーツの旬

キウイフルーツは南国系フルーツのイメージが強いので夏の果実だと思っている人も多いと思います。
しかし、じつは国産がとれる時期は12月頃から4月頃。
想像とは違い、国内では冬が旬のフルーツなんです。
キウイフルーツは耐寒性がありある程度寒い場所でも栽培可能な温帯から亜熱帯果実。
日本では主に愛媛県で栽培されているほか、福岡や和歌山でも積極的に栽培されているんですよ。
国産キウイフルーツの味と魅力

国産のキウイフルーツはとても魅力的。
筆者は国産のキウイフルーツを食べてからは海外産を食べようと思わなくなりました。
特にたまに出回る韓国産は果物屋さんいわく"スカスカ"らしい。
海外産と比べて国産キウイは甘さと酸味のバランスがいいです。
品種も多様で、一般的に有名なグリーンキウイとゴールドキウイ以外にも中の種回りが赤いレッドキウイなど、日本独自の品種が開発されたりもしています。
また、海外産のキウイは日本の市場に出回るまでに傷ついたりしてるのも多くてうまく熟さなかったり、小粒のものが多い傾向にあるのですが、国産は粒も大きめのものが多いし、痛みも少ないからどれ買っても美味しいんです。
ハズレが少ないというのは結構重要です。
フルーツが嫌いな人っておいしくない個体、ハズレのものばかり食べていたりするんですよね。
「農家の子供は選果で弾かれた売り物にならないあまり美味しくない果実ばかり家で食べて嫌いになってしまう」という話がありますが、量販店などで安売りされているハズレ個体ばかり食べていると同じような印象を持ってしまうんです。
野菜もそうですが、果物も適切に保管されたものを最高の状態で食べて初めて魅力が分かるんですよ。
キウイフルーツは栄養価も豊富

キウイフルーツなんてそもそも食べる必要ない!って考えの人のために、
キウイフルーツが非常に栄養豊富なフルーツであることもお伝えしておきましょう。
具体的にどんな栄養が豊富なのでしょうか?
キウイを代表する栄養素1「ビタミンC」
風邪予防から美肌効果まで、幅広く人間の身体に役立つ栄養素。過熱に弱い。
ほぼキウイフルーツ一個で一日の必要摂取量を補える。
そのまま生食可能なキウイにこのビタミンCは最強。
キウイを代表する栄養素2「カリウム」
ナトリウム排出機能のあるナトリウムも豊富に含有。
塩分過剰摂取気味の現代人にとってカリウムは必要不可欠。
果物の中でもカリウム含有率はトップクラス。
キウイを代表する栄養素3「アクチニジン」
キウイフルーツ固有のたんぱく質分解酵素。
動物性たんぱくの消化が弱いと言われる日本人には嬉しい酵素。
品種によって含有率にバラつきがある。
他にも葉酸や食物繊維など、様々栄養素が詰まっています。
旬のキウイフルーツの値段
気になる旬の時期に出回る国産キウイフルーツの値段ですが、基本的にお高い印象のある国産フルーツのなかでは海外産とさほど遜色ない値段で購入できます。
出始めの12月頃は少し高かったりもしますが、年を越して2月3月になってくるとかなり安価なものも出回り始めますのでねらい目です。
安ければ1玉100円前後で購入できるのでないでしょうか?
安心安全の国産キウイフルーツがこの値段だと思えば安いような気はしますね。
旬のキウイフルーツの追熟方法
キウイフルーツはきちんと熟成させることではじめて真価を発揮するフルーツです。
正しい追熟方法を学びましょう。
キウイフルーツを食べ頃になるまで追熟させる
キウイフルーツは追熟させないと美味しくないので、食べごろになっていなければ自宅で追熟させます。

風通しのいい常温で放置して早ければ2~3日、時間がかかると1~2週間くらいかな?という感じでしょうか。
食べごろかどうかは軽く押してみて弾力があるかどうかで見極めるのですが、この時のポイントはヘタに対して横向きじゃなくて縦向きにおすこと。

縦で押して弾力を感じれば中までしっかり追熟してて食べごろと判定できます。
追熟を促進するならエチレンガスを利用する
早く追熟させたい場合はエチレンガスを放出するりんごと一緒にポリ袋に入れておきましょう。
エチレンガス
植物ホルモンのひとつで、果物の熟成を促すガス。
ちなみにこのエチレンガスはりんごの品種によって放出量が違います。
「王林」や「ジョナゴールド」はエチレンが多く、「ふじ」や「シナノゴールド」は少ないんですよ。
そのため追熟を促進させたいなら「王林」や「ジョナゴールド」と置いておくのが理想的です。
旬の国産キウイフルーツの食べ方・切り方
こちら近所の八百屋で購入して追熟させた国産(愛媛産)キウイフルーツ。

キウイフルーツには皮やヘタの剥き方にコツがあるので動画で確認しましょう。
カットしてみました。
さて実食・・・。
やはりとってもおいしいですね。
少し追熟があまくて完熟一歩手間だから酸味も強いけど、これくらいがバランスとれてていいかな?
味の濃さはやはり納得の国産。
キウイフルーツはやはり国産に限りますね。
キウイフルーツの旬、保存方法、切り方は?おいしいキウイは国産を選べ!のまとめ
本記事ではキウイフルーツの旬、保存方法、切り方について紹介してきました。
特に冬場に出回る国産キウイフルーツは品種も増えてきており、食べ比べをしても楽しい魅力的なフルーツです。
シーズンにはスーパーなどにも出回りますし、通販でたくさん取り寄せて食べごろになったものを少しずつ食べていくのもオススメ。
ぜひこれを機会にキウイフルーツを楽しんでみましょう!