プラムというと夏場のフルーツですが、意外に好んで買って食べている人は少ないかもしれません。
しかし品種も多様で個性的なプラムは夏場を通して楽しめる非常に魅力的なフルーツなんですね。
本記事ではそんなプラムのなかでも特に人気の高い「貴陽」というプラムの特徴、旬の時期、産地を解説していきます。
プラムのなかでは比較的高価な品種なので、相場価格やおすすめの通販方法についても紹介していきます。
貴陽プラムの特徴
このプラムは1996年に品種登録されたばかりの新しい品種です。
太陽という品種のプラムから誕生した貴陽は非常に大玉で綺麗な明るい紫色の果皮が目をひきます。
大きいものだと小ぶりの桃ほどに大きくなる貴陽は栽培に非常に気を遣う品種で、プラムのなかでは高級品種として贈答用にも人気があります。
平成24年には山梨産のプラムがじつに323.79gという重量を誇ったことでギネス認定されたほどで、味はさることながら見た目にもとても存在感のあるフルーツだといえるでしょう。
今年も出ました貴陽のギネス越え‼
— 宿沢フルーツ農園 (@ShukuzawaFruits) 2014年8月4日
貴陽のギネス記録が323.77gですが、当園は大幅越えの358gの物が本日収穫出来ました‼
ですが、本日を持ちまして貴陽の宅配の貴陽(中)(大)の注文を終了致します。
ご利用ありがとうございました。 pic.twitter.com/iILAlhZM68
貴陽プラムの産地と旬の時期
貴陽に限らずプラムは山梨県や長野県、和歌山県を中心に栽培されています。
旬の時期は品種によって異なりますが、貴陽プラムに関しては7月下旬から8月にかけてが旬の時期です。
貴陽プラムの味わい
甘さが非常に強くジューシーなのが貴陽の特徴で、プラムのなかでも特に濃厚な味わいを持つ品種です。
全体的な酸味はプラムとしては弱いですが、皮ごと食べることで皮の内側にあるしっかりとした酸味も一緒に楽しむことができます。
追熟が未熟なときの固い状態、追熟が適度に進んだ弾力のある状態、追熟が進んだトロトロの状態と熟成具合でも味がだいぶ異なり、トロトロの状態ではそれまでの状態ではあまり感じられない芳醇な香りが現れます。
どの熟成具合がおいしいかは人によっても好みが違うのでぜひいろいろと試してベストな熟し具合を探してみましょう。
貴陽プラムの価格と通販について
一般的に貴陽は高級フルーツとして認識されています。
産地で購入する場合や安価なスーパーに回ってきた小粒のものなどは1玉200円程度で販売されることもありますが、Mサイズくらいの立派なものであれば価格相場は1玉300~500円程度です。
プラムとしては価格が高く見た目も立派なこともあって贈答用などにも人気が高いですね。
貴陽プラムは楽天やアマゾンなどの通販サイトでも購入可能。1玉400円前後(10玉4000円~5000円未満)くらいのものが狙い目で贈答用にするもよし、ちょっと贅沢にご自宅用に買うのもオススメですね。
経験上貴陽プラムで訳アリ品や量販店で安価に流通しているものは追熟で完熟状態にもっていくことが難しい個体が多い気がします。
追熟は個体の持つ糖度(デンプン)が少ないとうまく進まないといわれているので、選果されていない安価な商品は追熟にむかないのかもしれません。
本当においしい貴陽の味わいを堪能したいという方はぜひ1玉300円以上の商品を狙ってみてください。
貴陽プラムの特徴、旬の時期、産地のまとめ
本記事ではプラムのなかでもひときほ人気の高い貴陽について紹介してきました。
このプラムは状態の良いものに出会えると本当においしくて感動できます。
もともと高級フルーツの部類なのですが、できれば訳アリ品などで安価に流通しているものでなくちゃんと選果された状態の良いものを追熟させて食べてみてほしいですね。
当サイトではフルーツ通販に豊洲市場ドットコムをオススメしています。
最高レベルの旬のフルーツのみを扱う非常に信頼度の高い通販サイトで筆者もよく利用しています。
フルーツを通販するのに抵抗のある人も多いと思いますが、ナマモノだからこそ管理がしっかりしているお店から仕入れたいところです!
豊洲市場ドットコムはその時の旬のものしか販売していないのでお目手当のフルーツが手に入るかはわかりませんが、贈答用や日々の贅沢にとぜひチェックしたいフルーツ通販サイトです。
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