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和梨「あきづき」の旬、選び方、味、価格などの特徴を徹底解説

あきづき


晩夏から徐々にフルーツ売り場に姿を表す和梨。


シャキシャキした食感とさっぱりした甘さが日本人好みの味わいであることから、毎年シーズンには欠かさず楽しんでいるという人も多いのではないでしょうか。


和梨といえばいまもっとも知名度と人気の高い品種は幸水、豊水の2品種だと思われますが、和梨好きの間でいま最も美味しいと囁かれている品種があきづきです。


大玉で食べ応えもある品種


この品種は幸水、豊水ほどではないものの入手もさほど難しくないものでありながら、その濃厚でジューシーな味わいに虜になる人が増えています。


まだ食べことのない人、今年も絶対食べたいと思っている人もぜひ改めてあきづきの魅力を確認して、おいしいあきづきを購入してみてはいかがでしょうか?



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和梨「あきづき」の特徴とは?

あきづき


あきづきは新高梨と豊水をかけあわせた梨に幸水を交雑して生まれた赤梨の一種です。


農研機構果樹研究所によって育成されて2001年に品種登録された比較的新しい梨品種といえるでしょう。


秋真っ只中に収穫されること、形が球形で月を彷彿とさせることから「あきづき(秋月)」と命名されました。


食味のよさから収穫量も幸水や豊水ほどではないものの増えてきており、特に関東から東北にかけて積極的に栽培されていることから見かけたこのある人多いもしれませんね。


あきづきの旬の時期

あきづきの旬の時期は9月の下旬から10月頭くらいにかけて。


和梨は有名どころでいうと夏の終盤に幸水から収穫・出荷がはじまり、9月にはいる頃には豊水と品種が移り変わっていきますが、あきづきは豊水の次に出回る品種です。


それぞれの品種が楽しめる時期はじつはとても短いので、市場に出回っているうちに楽しみたいですね。

あきづきの味

あきづきは果実が大きめで食べごたえるのある品種です。


選ぶときは果皮にツヤがありどっしりと重く大きく、それでいて少し赤みがかったものを選ぶのがポイント。



赤梨は熟すと果皮が褐色味を帯びていきます。


買った時点で青っぽい色だった場合は常温で数日置いておくと熟成が進むこともあるので、場合によっては少し追熟期間をとってみてください。


あきづきの断面図


果肉はとてもジューシーで甘く、豊水や幸水と比べると酸味が少ない印象です。


食感は幸水のシャキシャキ感と豊水のジューシーさの中間にあたる感じで、絶妙な食べ心地が素晴らしいです。


非常に完成度の高い赤梨です


よく和梨好きは幸水派か豊水派かで好みが別れるといわれていますが、あきづきは幸水と豊水両方のいいとこどりをしたような品種なので、和梨好きから広く愛されるのも納得ですね。



筆者の経験上では特別和梨にこだわりをもっていない人に食べてもらっても感動してもらえるケースが多く、ぜひ多くの人に知ってもらいたい品種です。

あきづきの価格は?

あきづきは価格帯的には幸水・豊水とさほど変わりありません。


贈答用のように大玉で立派な玉は300~400円以上してきますが、小玉のものであれば200円前後で買えることもあります。


ただ、この品種は500g近い大玉個体も少なくない品種です。


味わい的にも大玉のもののほうがしっかりとしていることも多いので、あきづきの真価を堪能したかったら産直通販などを利用して大玉のものを食べてみてほしいですね。


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あきづき、一番美味しいと答える人も多い梨のまとめ

本記事ではいま注目されている美味しい梨品種のあきづきについて紹介してきました。



幸水、豊水など好みが別れがちな和梨ですがあきづきを食べたことのない人はぜひ一度その味わいを実感してほしいと思います。


いままでに食べたことのない濃厚な味わいにきっとびっくり、毎年の楽しみになるはずですよ!


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