おいしけりゃなんでもいい!

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【アメを嘗めるように!】ウイスキーをストレートで味わうための飲み方

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今やワインと並び称されるほど世界的にもマニア度が高く、沼とも呼べる深い世界であるウイスキー。そのより踏み込んだ嗜み方、ストレート(なにも加えず生のまま)でウイスキーを飲むため飲み方・楽しみ方・心構えを学んでいきましょう。


はじめは抵抗があるかもしれませんが、その先に広がっている世界はとっても魅力的なものですよ!


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嗜好品としてのウイスキーはぜひストレートで

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はじめに。


ウイスキーの飲み方は人それぞれ自由です。ストレートだろうが、ロックだろうが、ハイボールだろうが、コーラ割りだろうが、飲む人が好きに飲めばいいというのが大前提です。


しかしウイスキーといってもその中身は千差万別、平気で10年、20年、30年という時間をかけて育まれ、ようやくボトルに詰められた珠玉のウイスキーたちは嗜好品として、飲み手をより深く愉しませるポテンシャルを備えています


そして、それらのウイスキーはやはりハイボールや水割りではなく、出来ればストレート、少なくともトゥワイスアップやロックで飲むことを前提として作られている部分があるのです。

bollet.hatenablog.com
トゥワイスアップなど、ウイスキーの飲み方について俯瞰した記事も参考までに



こうしたウイスキーは角やトリスのような大量消費が前提のウイスキーと比べると値段も高く、そもそも「そんなものを飲む気なんてさらさら無い」と言われてしまえばそれまでですが、そんな嗜好品としてのウイスキーの素晴らしさや奥深さは、やはりストレートという飲み方を経験的に、かつある程度は技術的・知識的に体得しておかねば理解することは難しいと思うのです。


そんな面倒なことをしてまで飲みたくない・・・と思われるのであれば、それはそれで自由です。嗜好品ですから。ブランドものの服や高級車と同じで、最低限の機能性さえあればいいという方にとっては、もっと廉価で便利なものが世の中にはあります。


ウイスキーでいえば、酒なんだから酔えればいい、ハイボールのように気軽に飲めればそれでいい、と思うのではあれば角やトリスでも十分なワケです。


そうしたことを踏まえた上で、それでも嗜好品としてのウイスキーの嗜み方、楽しみ方に興味がある、試してたいという方はぜひストレートという飲み方にチャレンジしてみてください。きっと面白い世界が広がっているハズ。


ウイスキーに限らず、嗜好品を愉しむのに必要なのは好奇心とちょっとの余裕


それさえ持ち合わせていれば、気難しそうにみえる世界も意外と懐の広いもので、日々の生活に豊かさを与えてくれるものであることが分かるずです。

はじめてウイスキーをストレートで飲むならどこで?

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お店でプロに聞きながらストレートを試すのが一番手っ取り早い

いざストレートでウイスキーを楽しみたいと思い立ったとして、まずやることはなんでしょうか。


一番手っ取り早いのはお店にいくことです。専門店でなくても構いませんが、ある程度ウイスキーに力を入れているお店が望ましいでしょう。中にはストレートでウイスキーを飲むことにあまり理解の無い飲食店もありますのでリサーチは必要です。


具体的にはある程度しっかりしたバーやウイスキーバー、ウイスキー文化圏のお店形態であるパブなどがオススメです。


いきつけのお店があるのであれば、まずはそこで試してみるのも良いでしょう。


出来ればストレートではじめて楽しみたいときは一人でいくのがオススメです。ひとりなら、実は「ストレートは初めてで・・・」というのも言いやすいハズ。店員さんも懇切丁寧に説明しやすいでしょうし、いざ味わう時も連れとの会話とテンポを気にせず、じっくり楽しめます。


万が一、予想外に強くて飲みにくい時には素直にソーダ割りにしてもらったり、氷を入れてもらうといいでしょう。連れがいるとやりづらいかもしれませんが、一人ならそういった相談もやりやすいのではないでしょうか?

ウイスキーに詳しい知人がいるのであれば頼るのもアリ

もしも周りにウイスキーに詳しい人がいるなら、その人に一緒にお店に行ってもらうのもアリでしょう。


そうすれば相手が飲んでいるものを一口もらうなどして、複数の種類を飲み比べたりできるかもしれません。


ウイスキーを嗜むことのできる人であればウイスキーを楽しむのに集中する空気感を作ってくれるはずです。なにせ向こうからしたら新たなウイスキーラバーが生まれるかもしれないわけですから、むしろ喜々としていろいろ世話を焼いてくれるのではないでしょうか。


良いお店も知っているかもしれませんし、もしかしたら相手の自宅に招いてもらってお店よりも気楽にいろいろと教えてもらう事が出来るかもしれません。


ギブアンドテイクでお世話になるからには御馳走したりお土産を渡せると、大人の嗜好品を愉しむ人にふさわしい粋な行動になるのではないでしょうか。

とりあえず家でウイスキーをストレートで飲む

いきなり外で体験したことのない強い度数のお酒を飲むことに抵抗がある方は家で試してみるのもオススメです。

ウイスキーをストレートで愉しむためのグラスにはこのような専門のグラスもありますが、ロッグラスやワイングラスを代用しても構いません。


むしろ専門のグラスは口が狭く、慣れていないとアルコールの刺激をモロに受け過ぎて楽しめない可能性もあります。

bollet.hatenablog.com
bollet.hatenablog.com
グラスについてはこの辺りも参照ください



グラスとウイスキーさえあればいつでもウイスキーをストレートで愉しむことができます。



また、家で初心者がウイスキーを楽しむ場合はどのウイスキーを選べばいいかというのが難しい問題です。


正直、その辺で簡単に購入できるウイスキーの中にはストレートではおすすめできない銘柄も多いのですが、誰も聞ける人がいない場合はネットの口コミなどを参考にする以外ありません。


bollet.hatenablog.com


上記の記事を参考に、最低限ウイスキーの分類だけ把握し、試してみたい種類のウイスキーの中からとりあえず3000円~4000円前後のものを選ぶのがハズレの少ない選び方だと思います。最悪ストレートで好みに合わなくても、贅沢なハイボールやロックで消費して納得できる値段帯だと言えるでしょう。

ウイスキーをより美味しくストレートで飲むために用意したいモノ

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お水を用意する

皆さんはチェイサーという言葉を聞いたことがあるでしょうか。日本酒に精通している方であれば和らぎ水という言葉で覚えているかもしれませんが、つまるところ身体に負担をかけないよう、お酒を飲んだ後に水を飲むことで体内のアルコールを薄めるための行為、その時に使う水のことです。


特にウイスキーはアルコール度数が40を越えてくるものなので、ストレートで飲む場合、身体にかかる負担は強くなりがちです。そのため、ウイスキーと水を交互に飲むことで身体への負担を減らし、急激に酔うのを防ぐのが主な目的となります。


加えて、強力な味によっていわばマヒした舌をすすいで次に口に入れるお酒の味をフラットに味わうための口直し的な意味合いも兼ねています。


使用するのはミネラルウォーターなどが理想で、飲食店であればストレートで飲む場合なにも言わずともサービスされることが多いのですが、特に自宅で飲む場合は別途用意するようにしましょう。

こだわりたい方は産地にこだわっても。コチラはスコッチの産地であるスコットランドのミネラルウォーター。スコッチとの相性が良いとされる。


味がないという意味では水が一番理想ですが、通の方の中にはウイスキーとの相性を考えてあえて冷たい中国茶や紅茶、コーヒー、牛乳などを用意する方もいます。


真似するのはどうかと思いますが、お酒の強い方や外国の方だとビールをチェイサーにすることもあるようです。


いずれにせよ、40度を超える強力なアルコールがなるべく身体に負担をかけないように、ストレートでウイスキーを飲む際はチェイサーは必ず用意しましょう。

グラスに必要以上にこだわらない

ウイスキーを飲む際は口のすぼんだ小さいワイングラスのようなグラスでないとダメ、という意見もありますが、特に初心者の方はグラスに必要以上にこだわる必要は無いでしょう。


口のすぼんだグラスはテイスティングに際して非常に優れたグラスではありますが、必ずしもウイスキーそのもののポテンシャルを引き出すものとも限りませんし、なによりアルコールもダイレクトに感じやすいため、初心者には逆に飲みづらく感じることも・・・。


お店で飲む場合は店員さんの選んでくれたグラスを使うのが一番ですが、どのシチュエーションにしろ「ウイスキーをストレートで飲むにはこのグラス」という絶対的な正解は存在しないことを肝に銘じておきましょう。


飲んでいくうちに自分にあったグラスが自然と見つかれば、あなたもウイスキー中級者と呼べるようになっているハズです。

嗜好品だからこそ楽しむ空間や空気も大切にしたい

ウイスキーをストレートで愉しむというのは非常に嗜好性の強い時間であり楽しみです。


ですからそれを愉しむ場は自分好みにセッティングしたいもの。


家で飲むなら照明や音楽で雰囲気を作ったり、お店で飲むならなるべく自分のフィーリングにあった内装やスタッフさんのいるお店を探してみたり、誰かと一緒に愉しむならなるべく自分が好きな人と共に居た方がより美味しくウイスキーを味わえます。


bollet.hatenablog.com
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ジャズなんかも鉄板ですが、ポップスやクラシックとジャンルを選ばないある種のカジュアルさもウイスキーの魅力のひとつ。
ぜひこだわれる範囲で演出にもこだわってみましょう。

はじめは安いものを・・・という考えを捨てる

いよいよストレートで飲むためのウイスキーを用意するという段階になると、無数にあるウイスキーからどれを選ぶのかは非常に難しい問題です。


先ほども述べたように自分で買うのなら3000~4000円くらいのボトルのものを思い切って買ってみると良いでしょう。この値段帯であればストレートで飲むのに向かないというものはそんなに多くありません。


しかし、一方でこの値段帯には問答無用でストレートで飲むべしといえるほどのポテンシャルを秘めたウイスキーもそう多くないといえます。かといってこれ以上高いボトルを口に合うかどうかも分からないのに買うのはちょっと・・・と感じますよね。


そういう時はやはりお店で試してるのが一番です。


ワインと違って栓を開けても劣化の進みがゆるやかなウイスキーはボトル売りするというケースは基本無く、ショット売りといって一杯30~40cc程度を量り売りしてくれます。ワインでいえばグラス売りです。


ここでひとつアドバイスをするとしたら、"お店で飲むならはじめこそ値段をあまり気にするな"ということ。


もちろんあまり高価すぎるものの価値はいきなりは分からないと思いますが「はじめてだからとりあえず安いのを・・・」という考え方はウイスキーのもつ可能性を狭めてしまいます。


はじめて試すからこそ、ある程度のランクのもの、高価すぎずともマニアでもしっかりと認めてれるような味わいをもつものを試してるべきだと思います。


筆者もはじめてウイスキーをストレートで飲んで感動したのは一杯2000円くらいのものでした。


ストレートはちょっと・・・という筆者にスタッフの方がぜひ試してほしいと仰っていたのを今でも覚えていますし、それを試した自分の判断は正しかったなと思います。


ぜひある程度の余裕を持って挑戦してみてください。

やはりスコッチから・・・という方には、まずはクセは少ないが味はしっかりとしている銘柄がオススメ。

バーボンウイスキー メーカーズマーク 700ml

バーボンウイスキー メーカーズマーク 700ml

エヴァン・ウィリアムス 12年 750ml

エヴァン・ウィリアムス 12年 750ml

アメリカのバーボンならメーカーズマークは初心者から玄人まで安心できるクオリティ。
エヴァンウィリアムスの12年はアルコール度数が高く蒸留酒ならではのコクを感じられる銘酒。

bollet.hatenablog.com

日本ならやはりサントリーが有名ですね。

ウイスキーのストレートは香りを楽しむ、そして飲むではなく嘗める

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お水も場所も用意して、ウイスキーも目の前にある。


ではいよいよ実際に用意した、もしくは提供されたウイスキーをストレートで飲んでみましょう。


といっても実際にやることは氷もソーダも入れていないウイスキーを飲むだけですからそんなに難しいことではありません。
香りを楽しんでから味を楽しむ・・・という2ステップをくりかえすのがウイスキーの楽しみ方の基本です。

まずは香りを楽しむ

ウイスキーにはさまざまな香気成分が溶け込んでいます。


樽から溶出した香気成分や液体中に存在していた成分が変質したものなど、それらの全容はいまだ解明されていませんが、ウイスキーをストレートで愉しむならまずは香りを存分に楽しんでみましょう


ロックやソーダ割りでも香りを楽しめないことはないのですが、香り成分は温度が冷たくなると閉じてしまって感じにくくなります。割材で割ったりして薄まればなおさらです。


香りを存分に楽しむのはストレートならではの特権なんですね。


グラスに鼻を近づけ、ウイスキーの香りを感じるわけですが、この時深くクンクンしすぎて吸い込んでしまうと揮発したアルコールでむせ込んでしまいます。あまりグラスに鼻を近づけすぎるのもアルコールを吸い込む要因になりますし、見た目もエレガントじゃありません。


イメージ的には鼻の下数センチくらいのところにグラスを近づけ香りを嗅ぎ、鼻の付け根あたりまで空気と共に香りを吸い込み、嗅覚を刺激したらあとは吐き出すイメージでしょうか。慣れるまでは少し難しいかもしれませんね。


けれど香りを楽しめないとウイスキーの魅力は半減してしまいます。それほど香りを楽しむことは重要なファクターなんです。

いよいよウイスキーを口に含む

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香りを楽しんだら、いよいよウイスキーを口に含んでいきます。


しかし、口にグイっと液体を放り込んで、ゴクリと飲んでしまってはウイスキーの味わいはわかりません。


ストレートのウイスキーを楽しむには"飲む"という意識を捨て、"嘗める"という感覚を覚えることが大切です。


まず口内にウイスキーを流し込んだら、アメを嘗める時のように舌の上で液体を転がします。ここで唾液と混ざり合うことによってウイスキーは徐々に薄っていきます。


それと同時にウイスキーの持つ香味成分が口内に広がり、甘さや辛さ、渋さといった味わいを感じることができます。


この味わいは良いウイスキーになればなるほど口内でどんどん変化していきます。


この過程でぜひ鼻から意識的に空気を抜いてみましょう。口内に溜まった香気成分が嗅覚を刺激する事で、さきほどグラスから嗅いだだけでは感じられなかった隠された香りも感じることが出来るはずです。


ある程度口内でウイスキーを嘗めてのばしていると、味の変化が途絶える瞬間が来ますので、そうなったら飲み込んでしまいましょう。
良質なウイスキーは飲み込んだ後も口内に味わいが残り、そのあとに嫌みなくサーっとひいていきます。


また、慣れないうちは口をしめらせる程度の少量のウイスキーを口の中に含むようにしましょう。


難度か繰り返しているうちに、どれくらいの量を含むのが適しているのか、感覚がつかめるようになってくるハズですのではじめは欲張らず、焦らずに試してみましょう。


飲み込んだら少量でもチェイサー(水)を飲むのを忘れずに!

視覚的にも楽しもう

余裕が出てきたら、ぜひグラス越しに液体の色や粘性にも注目してみてください。
ウイスキーには赤みがかったもの、薄黄色のもの、琥珀色のものなど、同じ系統の色の中でもさまざまなカラーが存在します。


熟成具合や酒質によって粘性にも差があり、グラスをかざして色や粘性の具合を見て楽しむのもオススメです。
玄人になれば色や粘性からある程度の特徴を推測することができます。

ウイスキーと空気との出会いの時間を設けよう

ウイスキーの持つ複雑な成分は空気とのふれあい、つまりは酸化によっても変化します。


酸化というと悪いイメージもありますが、ウイスキーの場合は隠されていたニュアンスが顔を出すことも・・・。
場合によっては空気と触れ合って劇的に美味しくなるウイスキーも存在します。


スワリングといってグラスをくるくる回す動作をワインで見たり聞いたりしたことのある人もいると思いますが、ウイスキーでも同様に空気にわざと触れ合わせることで味わいや香りを変化させることがあります。


しかし初心者の方はあまり小難しく考えず、ひとつだけ、焦らずじっくりと楽しむということだけ実践してみましょう。


ゆっくり味わいながら飲めば、グラスの中のウイスキーは自然と酸化し、別の一面を見せてくれるハズ。


ウイスキーが空気としっかり触れ合う余裕ができるくらいゆっくりと楽しむのが、ウイスキーのポテンシャルを開花させるためのコツなのです。

いきなり美味しく感じられる可能性は実は低い?

ウイスキーをストレートではじめて飲むと、多くの方はそのアルコールの刺激にビックリすることと思います。


正直、蒸留酒*1をストレートで愉しむというのは、いきなり今日やってハマれるようなものではありません


それでも何度か繰り返しているうちに、ウイスキーのもつ多様性や複雑さ、面白さに気づき、新しいものを試さずにはいられなくなっていく、そんな魅力を持っているのもこのお酒ならではです。


きっと今ウイスキーをストレートで嗜んでいる方の多くが、そうしたプロセスを経て今各々にウイスキーを楽しんでおられるのではないでしょうか?



一度ハマると抜け出せない嗜好性の強さはお酒の中でもワインに匹敵する可能性を秘めたウイスキー。
皆さんもぜひ日々の生活を彩るために、まずははじめの一歩を踏み出してみませんか?


bollet.hatenablog.com
ウイスキーをお店で頼むとどれくらいの量が出てくるのかは気になるポイントのひとつです。参考にしてみてください。


bollet.hatenablog.com
ウイスキーを飲むならバー、けれどストレートでウイスキーを飲む前にバーでの作法がわからない・・・という方はこちらも参考にしてみてください。


お酒好き必見!二日酔い対策にオススメ
医学博士監修の新世代サプリ「エカス」のレビューをみる

*1:ウイスキーやブランデー、ラムのような蒸留されたお酒。だいたい40度以上のアルコールが基本