ウイスキーやウォッカなどを楽しむときに使うショットグラス。
容量やどんな形のものを選ぶのかという点で疑問が多いグラスのひとつではないでしょうか?
本記事では気になるショットグラスの容量とおすすめの選び方についてご紹介しましょう。
ショットグラスとは?
ショットグラスの使い方
ショットグラスとはウイスキーやウォッカ、テキーラを割らずにそのままストレートで楽しむときに使うグラスのひとつです。
ロックグラスを小さくしたようなフォルムをしています。
ウイスキーをストレートで楽しむさいには香りを最大限に感じられるようにするスニフター、テイスティンググラスといった小さなワイングラスのようなグラスを使うことも多いのですが、この手のグラスはデザイン面より機能性が重視されるためグラスそのものを楽しむのにも向きません。(厳密には細かな形状による違いがあるのですが・・・)。
ウイスキー用のテイスティンググラス。
>>「【アメを嘗めるように!】ウイスキーをストレートで味わうための飲み方」もあわせてチェック
一方でショットグラスはフォルムがシンプルなだけに各グラスメーカーの個性が出しやすく、扱いも容易で壊れることも少ないため気軽にウイスキーを楽しむのに優れたグラスだといえます。
またウォッカやジンのように冷凍庫でキンキンに冷やしたお酒をキュッと冷たいまま楽しむのにも便利。
表面積が少ないため温まりにくく、グラス自体を冷凍庫で冷やしておくこともできるのでオススメの楽しみ方です。
バーボンウイスキーはショットグラス派の人多数?
アメリカのウイスキーでバーボンウイスキーというトウモロコシから作られるウイスキーがあります。
ハードボイルドで男くさいお酒というイメージも強いこのお酒は、同じウイスキーでも「気取って飲むものじゃない」という方も多く、バーボンは大ぶりのショットグラスで楽しむという人も少なくありません。
バーボンウイスキー好きな方、興味がある方はぜひショットグラスでバーボンを試してみてはいかがでしょうか?
ショットグラスの容量は何ミリ?
ショットグラスとひとくちにいってもサイズはさまざまですが、ざっくり30~90cc程度の容量のものを指すことが多いですね。
なかでも45~60cc程度の容量のものが大部分です。
これはストレートでお酒を飲むときの一杯当たりの量が30~45cc程度で注がれる事が多いため、この量を注いだときにちょっとゆとりができる程度のサイズ感に仕上げられているからでしょう。
>>一杯当たりのお酒の量については「【ショット、シングル、ダブルとは?】ウイスキー1杯の量と値段について」をチェック
30ccのもので並々注いで飲むのが好きな方、ふだんからダブル(60cc程度)の量で飲む方などのために30cc、80~90cc程度の容量のものも探すことができます。
もしもご自宅で揃えるなら45cc、90ccのものをひとつずつ購入すると色々な飲み方に対応できるかなと思います。
ひとつに絞るならショットグラス感の強い45ccかダブルでもギリギリ注げる60ccがオススメですね。
ショットグラスの選び方
ショットグラスは小ぶりなグラスながら細かな細工を施したり、デザインが豊富で選ぶのが楽しいグラスです。
そのためいざ購入しようとするとどれがいいのか迷ってしまうグラスでもあるのですが、選び方のおすすめとしてはシンプルに「容量」と「デザイン」を重視するのがいいでしょう。
容量でショットグラスを選ぶ
「容量」はさきほども紹介したように、ショットグラスはざっくりと30~90cc程度のものが大半です。
おおよそお店で提供される1杯分が30ccなので、それを加味した上で自分がどれくらいの量を注いで飲みたいかでチョイスしましょう。
特別にこだわりがなければショットグラスとして一番汎用性が高い40~50cc程度のものをおすすめしたいところですね。
デザインでショットグラスを選ぶ
ショットグラスはフォルムからカットまで比較的多様性があり、基本的には気に入ったものを選ぶのがおすすめです。
容量を無視してデザイン重視で選ぶのもいいでしょう。
フォルムは基本的に細長タイプとミニロックグラスタイプがあります。
細長タイプは香りがあまり強く感じられないのでキンキンに冷凍したジンやウォッカ、クセのあるお酒などを楽しむのに適しています。
ミニロックグラスタイプはある程度香りを引き出せるのでウイスキーやラムなどを楽しむのにおすすめですね。
その他特殊な形状のものもあるのでお好みのショットグラスを探してみてください。
容量別おすすめのショットグラス
【シングルサイズ】30~45ccのショットグラス
カガミクリスタル ストレートグラス
容量45cc。日本のメーカー・カガミクリスタルによる小さめのショットグラス。ストレートタイプの縦長フォルムで、冷凍庫などにしまってキンキンに冷やしてウォッカやジンを注ぐと最高です。
カガミクリスタル特有の凝ったデザインは「校倉(あぜくら)」と呼ばれる日本古来の建築様式をモチーフにしています。一度使うと不思議と手に馴染んで病み付きになる使用感で筆者も大好きなシリーズです。
アルコロック ショットグラス
容量30ccと最も小さいタイプですが、12個セットで1000円ちょっとなのでとにかく安くたくさんショットグラスを手に入れたい人にはおすすめです。パーティ用にいかがでしょうか?
【シングル~ダブルサイズ】50~70ccのショットグラス
東洋佐々木ガラス ショットグラス
容量60cc。業務用の強化グラスで作られた日本のメーカーのショットグラス。食洗機対応で自宅で気軽に楽しむショットグラスとしてもいい仕事をしてくれます。透明感も高く、値段を考えれば非常に優れたグラスです。
上品に面取りが施されていて、スタイリッシュなフォルムになっています。一つ選ぶならまず選択肢に入ってくるショットグラスです。
ノーブランド トグロショットグラス
容量73cc。ドクロデザインのいかついショットグラスです。こういったデザインの遊びが出来るのがショットグラスの魅力。テキーラやウォッカをいれてパーティなどで盛り上がるのにも便利。海賊をイメージしてラムを注ぐのもオツですね。
【ダブル~トリプルサイズ】80~100ccのショットグラス
Bormioli Rocco パイアモンテス
容量は100ccとショットグラスとしては大ぶり。その特徴はなんといってもこのクオリティで6個セットで1500円程度のコストパフォーマンスにあります。
ショットグラスは仲間内でワイワイやる時にも便利なグラス。そう考えるとある程度の数が欲しいところ。セット販売されているショットグラスはありがたいですね。
バカラ タリランド
容量90cc。圧倒的に美しいカットを誇るショットグラス。世界的に有名なバカラによる代表作・アルクールシリーズのもので、重厚感のあるクリスタルグラスに鋭くも洗練されたカットが特徴。
容量もしっかりめにあるので、ちょっといいウイスキーを少量注いで香りも楽しみながらゆったり飲めるグラスです。ショットグラスの底力を感じられる素晴らしい逸品ですね。
まとめ
ショットグラスというと「強いお酒をいっきに飲むためのもの」というような負のイメージを持っていた方もいらっしゃるかもしれませんが、本当は豊富なデザインを楽しみながら気軽にお酒を注いで飲める優れたグラスなのです。
コレクション性も強いので容量別に何種類かお気に入りのショットグラスを探してみてはいかがでしょうか。
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