川中島白桃は現在の桃市場において主要品種として数えられる桃です。
数ある桃の品種のなかでも特徴的な存在で、販売するのにも適した特徴を持つことから市場でみかける機会も多いことでしょう。
本記事では桃を楽しむならおさえておきたい川中島白桃の特徴、時期、値段について解説します。
川中島白桃の特徴と産地について
川中島白桃とは?
川中島白桃は長野県にある川中島の池田元正さんが昭和30年頃に品種改良の末たどり着いた桃品種です。
1977年に川中島白桃として品種登録されており、育成者である池田さんがたくさんの人に作ってほしいということから県内・県外問わずに幅広く生産されています。
見た目は大玉で果皮全体がピンクがかっているのが特徴です。
果肉にもピンクがのっており、色味がとても綺麗なことも人気の理由になっているのかもしれませんね。
長野をはじめ各地で作られる川中島白桃の産地
桃のなかでは比較的長持ちする品種であることもあってか栽培は全国に広がりました。
生産量でみると長野県がトップですが、ほぼ並んで山梨県、山形県、福島県も生産量が多いです。
ほかにも北は青森、南は福岡と全国各地で生産されている桃です。
川中島白桃は固くて甘い桃
川中島白桃の味わいの面での特徴は強い甘さと果肉の固さにあります。
特に果肉に関しては比較的固めの白桃系品種のなかでも特に締まった果肉感で、完熟するまでに段階的に柔らかくなっていくので、好みの状態を見定めて楽しめるのも川中島白桃の魅力です。
果肉が固いので加工に適しており、製菓用としても人気が高い品種。
生で食べる場合は桃の食べ頃についての知識を理解したうえで、軽く全体を握ってわずかに弾力を感じるくらいが食べ頃でしょう。
川中島白桃はしっかり弾力を感じるころにはピークを過ぎていることが多い印象です。
川中島白桃の時期
川中島白桃は桃の時期のなかでは後半戦に出回る品種になります。
具体的には8月に入ると流通が始まり8月半ばから9月頭頃までが最も食べごろのシーズンです。
物持ちがいいのでその後も流通は続き、9月いっぱいくらいは売り場で見かける息の長い桃だといえるでしょう。
同じ品種でも産地によって時期は微妙に異なります。
8月初旬は山梨県や西日本産のもの、徐々に長野、福島、山形と産地が北上していくのが特徴です。
川中島白桃の値段と通販について
川中島白桃の値段
川中島白桃は生産量も多く個体差もあるので値段は一概にはいえません。
桃の品種のなかでは平均的な価格帯で、白鳳などの他の主要品種と大きくは異なりません。
小さいサイズのものなら200~300円から購入できますが、ある程度選果されたものであれば400~500円ほどするものも珍しくありません。
筆者が毎年楽しみにしている山梨県のブランド桃である春日居の川中島白桃は500円程度します。
ただ特徴的なのは流通時期が長く日持ちすることもあってか、特に9月に入ってピークが過ぎた残り物が流通するようなると値段がぐっと下がる傾向にありますね。
川中島白桃の通販について
川中島白桃はさほど珍しい品種ではないので時期になればスーパーなどでも手に入りますが、贈答用や自分用にハズレなくおいしい個体をチョイスするなら通販で選果されたものをお取り寄せするのがオススメです。
筆者の感覚ではひとたま300円以上くらいからはずれをひく確率が極端に減っていき、500円前後のものではほとんど外れることはありません。
また贈答用や贅沢をしたいときに筆者が御用達にしている豊洲市場ドットコムもおすすめ。
その時一番おいしい桃を販売している(筆者の大好きな春日居の桃にも力を入れています)ので品種の指定は難しいですが、ぜひチェックしてみましょう。
固い桃「川中島白桃」の特徴、時期、値段のまとめ
本記事では桃の主要品種のひとつである川中島白桃の特徴を見てまいりました。
この桃は桃のなかでも食べられる期間が長く味わいもいいです。加工にも適している万能選手で桃を楽しむうえではぜひ知っておきたい品種だといえるでしょう。
いままで食べたことのある人もない人もぜひ今年の夏は川中島白桃を楽しんでみてください。
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