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ラム酒「バカルディ」の味と特徴|ダイキリやモヒートなどのカクテルベースにも最適

バカルディ


バカルディは最も有名なラム酒のブランドといっても過言ではないでしょう。


多くの人から愛される理由は他のラムよりも圧倒的にクリーンでスムースな味わいにあります。


他の材料を邪魔せず引き立てるクリアなバカルディはカクテルベースとしてバーテンダーにも絶大な支持を集めているといわれており、じっさいにラムベースのカテクルをバカルディで作るお店も少なくありません。


ここてではそんなバカルディの特徴的な味わいに触れながら、その魅力やラインナップについて紹介していきます。


CHECK
カクテルにしてもそのまま飲んでも美味しい珠玉のラムを厳選した「ラム酒のおすすめ銘柄15選!甘いものから辛口まで絶品ブランド厳選!」も要チェック!


ラムの奥深い魅力を知るなら飲んでみたいボトルを厳選しています。


スタンダードなアイテムから少しマニアックなものまでチョイスしていますので、ぜひ筆者注目のラムをご覧ください。

「コウモリのラム」バカルディ

バカルディは1862年、ドン・ファクンド・バカルディがサンティアゴ(キューバ)で作り始めたラムがその起源です。


徹底して味にこだわりを持っていたバカルディが完成させたラムには、健康、幸福、家族の団結を意味するコウモリのロゴがあしらわれ、その高いクオリティが好評で「コウモリのラム」の愛称で知名度を高めっていったそうです。


バカルディといえばコウモリのトレードマーク


20世紀に入ると製氷技術の普及も関連して世界中で少しずつカクテルブームが巻き起こります。


当時ラムベースのカクテルとして人気を得ていたのはダイキリやキューバリブレといったいまなお人気のカクテルたち。こうしたラムを気軽に飲めるカクテルの誕生によってバカルディは販売数を飛躍的に伸ばしていくこととなりました。


キューバで生まれたことが誇らしげにラベルに記されている


その後キューバに本拠を置いていたバカルディは1960年のキューバ革命を機に国有化を恐れてバミューダ諸島のハミルトンへ移り、蒸留所をプエルトリコ、バハマ、メキシコ等に置いて世界を代表するラムブランドとしての地位を確固たるものにしています。


現在バカルディは食品会社として世界的に有名な企業となり、ボンベイサファイアデュワーズ、ノイリープラットといった有名な酒類ブランドを所有しています。(日本ではバカルディジャパンが展開)

バカルディの味の特徴、なぜカクテルに最適なのか?

バカルディのクリアな味は濾過によって生まれる

特徴的な香味があり、人によってはクセを強く感じてしまうラムのなかでもバガルディはとても飲みやすいお酒として認識されています。


バカルディの裏ラベル


その特徴はどこからくるのでしょうか?


バカルディは完成したラムをチャコールフィルタリングといった炭を使って濾過することで、強い香り成分や雑味を取り除き、クリアなお酒に仕上げているのです。


チャコールフィルタリングで取り除かれる成分は言い方を変えれば旨味やラムらしい香味のもとでもあるのですが、もちろん濾過してもラムとしての個性は最低限残ります。

バカルディはカクテルに最適なラム

このようにクリアでスッキリした香りと味をもつバカルディはカクテルのベースに最適なラムといわれ、世界中でラムベースカクテルの材料として愛用されています。


ラムカクテルのベースとして根強い人気を誇るのバカルディのほかにもキューバのラム「ハバナクラブ」が知られていますが、両者を比べるとどのような違いがあるのでしょうか?


バカルディはさきほども紹介したように木炭濾過によりとてもスッキリとしており、カクテルの材料となるフルーツやリキュールの味を引き上げてくれます


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ハバナクラブ基本ラインナップの3年(右)と7年(左)


いっぽうでハバナクラブはバカルディと比べるとラムらしい香りや味わいが強く、ラムがしっかりと主張した濃厚なカクテルを作るのに適しています。


カクテルを作るときにもこうした違いを知って使い分けることができると、おうちで作るカクテルもぐっとプロの味に近づくハズですよ!


ダイキリやモヒート・・・バカルディで作りたいカクテル

バカルディの特徴活かして作れるラムカクテルにはどんなものが挙げられるのでしょうか?


基本的にはクセが少なく副材料の香味を引き出せるバカルディはどんなカクテルにも向いているのですが、シンプルな材料のカテクルを作ることでクリアななかにしっかりとラムの香味を感じとることができると思います。


ここでは3種類のカクテルを紹介しましょう。

ダイキリ

ラムとライムジュース、砂糖だけで作るとてもシンプルなカクテル。


バカルディのクリーンな味わいがライムの香りを引き立て、そのなかにしっかりとラムの風味を感じることができます。

ネバダ

ラム、グレープフルーツ、ライム、ビターズで作るカクテル。


グレープフルーツの爽やかな味わいが決め手のとてもスッキリとしたカクテルで、繊細なグレープフルーツの香味を邪魔しないバカルディで作るとまりまりやすいはずです。

モヒート

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やはりはずせないのがモヒート。


ラムにミント、砂糖、ライム、ソーダで作られる爽快感溢れる一杯で、ミントの香味が強いのでどんなラムでもおいしく作ることは可能ですが、バカルディを使うことでよりミントの爽やかさを堪能できると思います。


バカルディ(カクテル)

別名ピンクダイキリ。ダイキリにザクロのシロップを加えたカクテルです。


バカルディと名乗るためにはベースにバカルディを使用する必要があり(他のラムの場合はピンクダイキリ)、バカルディなしでは作れない唯一のカクテルともいえるでしょう。




バカルディのラインナップと飲み方

バカルディ スペリオール


バカルディのスタンダードアイテム。ホワイトラムタイプでそのまま楽しむというよりはカクテルベースに最も適しています。


バカルディのチャコールフィルタリングによるライトアンドスムースな味わいを最も活かしている商品で、ご自宅にぜひ一本おさえたいラムでもあります。

バカルディゴールド


2~3年の樽熟成を施したバカルディ。


ラムのコーラ割りとして有名なキューバリブレはもともとこのバカルディゴールドを使って作られていたといわれています。ほかにも樽のもたらす豊かな香りがホットカクテルにすると引き出され、グロッグやホットバタードラムといったカクテルにもおすすめです。

バカルディエイト


8年の熟成を経た奥行きのあるバカルディで、もともとは家族のために特別に作られていたとされています。


ストレートやロックでゆっくりと嗜みたい特別なバカルディ。贅沢にラムベースのカクテルに用いてリッチな味わいを表現するのも楽しいですね。

バカルディブラック

よく焦がした樽で4年の熟成を行ったあと、チャコールフィルタリングしていない原酒も混ぜることでリッチな味わいを表現したダークラムタイプ。


フルーティーな香りが突き抜ける絶妙な味わいで、そのまま飲むのはもちろんですがピニャコラーダなどのトロピカルなカクテルに加えることでより一層華やかな仕上がりを楽しむことが可能です。

バカルディリモン


ハガルディにレモン、ライム、グレープフルーツのエッセンスを加えた一本。


特にご自宅でカテクルを楽しみたいときに、わざわざレモンやライムを買うのは面倒・・・という方にとってはスペリオールより最適なアイテム。


ラムトニックやキューバリブレ、モヒートのベースに使えるほか、ソーダ割りで飲んでもおいしいですよ。

バカルディオークハート


シナモンやナツメグといったスパイスを加えて熟成されたスパイスドラムタイプ。


とてもスパイシーな味わいはコーラで割ったり、ホットバタードラムに使うなど創作意欲をかき立ててくれる一本。スパイスドラムはラムが苦手な方でも楽しめることが多いので、ぜひ一度チャレンジしてほしいですね。

バカルディ クラシックカクテルズ モヒート


氷とソーダを加えるだけでモヒートを楽しめてしまうミントフレーバー、甘味のついたバカルディ。


なかなか生ミントを用意するのは大変ですが、これならすごく簡単にモヒートを楽しむことができます。ぜひ夏の暑い時期にお手軽モヒートを片手に涼んでみましょう。

ラム酒「バカルディ」の味と特徴|ダイキリやモヒートなどのカクテルベースにも最適のまとめ

バカルディはスッキリとした味が特徴のラムで、世界中でカクテルベースをはじめラムを代表する銘柄として親しまれています。


気軽に購入することができるラムでもあるので、この機会に皆さんもぜひバカルディでラムの世界に触れてみると楽しいかもしれませんよ!


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