飲食店で食器の拭きあげ作業をしたり、ご自宅でお気に入りのグラスを磨き上げたりするのに使われるのがグラス拭き用のタオル(グラスダスターなどとも呼ばれる)です。
このグラス拭き、なかなか使い勝手のいいものに出会うことが難しいアイテム。
筆者も自宅でお高めなグラスや食器を使った後は水垢が残らないようにしっかりと拭きあげるようにしているのですが、洗い物がたまってくるとタオルが濡れてしまって完璧に拭ききれないんです。
そんなときに出会ったのが「BIRDY.Supplyグラスタオル」。
いまプロの間でも注目を集めているBIRDYブランドからグラス拭きが出たとあってその性能が気になるところですが・・・今回はその実用性と特徴について迫ります。
- グラス拭き用タオル「BIRDY.Supplyグラスタオル」とは
- グラス拭き用タオル「BIRDY.Supplyグラスタオル」をレビュー
- グラス拭き用タオル「BIRDY.Supplyグラスタオル」によるグラスの拭き方
- グラス拭き用タオル「BIRDY.Supplyグラスタオル」の洗い方
- 究極のおすすめグラス拭き用タオル「BIRDY.Supplyグラスタオル」をレビュー
グラス拭き用タオル「BIRDY.Supplyグラスタオル」とは
全国のプロアマ問わず、グラスや食器を拭くのに苦労している皆さんにぜひ注目していただきたいのが「BIRDY.Supplyグラスタオル」。
まずは「BIRDY.」の説明から。
BIRDY.はもともと自動車用プレス部品加工などをメイン事業としていた、愛知県にある横山興業が展開しているブランドです。
自慢の職人技術を全く別の分野に応用できないかと考えた同社は、同じく職人的な完成をもつ"バーテンダー"の仕事に目をつけ、より効果的にカクテルを提供するための道具(シェイカーなど)を開発しはじめました。
ミクロレベルの研磨にこだわって職人がひとつひとつ仕上げるため従来のバーツールとは比較にならない高価格のアイテムでしたが、地道な売り込みや口コミが話題呼び、いまやバーテンダーをはじめ拘りの強い飲食人にプロアマ問わず知られる存在となっています。
BIRDY.のカクテルシェーカー。シェーカー内部の研磨の方向を変えてミクロレベルで調整することで、中に注ぐ液体にかかるストレスを最小限におさえることが可能。
そんなBIRDY.が新たに目をつけたのが、日々飲食店で大量にでる"洗い物"をより効率的に行うためのアイテムです。
「BIRDY.Supply」と名付けられたこのシリーズは、食器拭き用の「キッチンタオルSsize/Msize」とグラス拭き用の「グラスタオルMsize/Lsize」が展開されています。
これらのアイテムは、BIRDY.がコンセプトとして掲げてきたミクロレベルにこだわった職人技術や素材感によって、従来の皿洗い・グラス洗いのストレスを極限にまで減らすことに挑戦しているんです。
グラス拭き用タオル「BIRDY.Supplyグラスタオル」をレビュー
バーで働いている方、飲食店でアルバイトをしたことのある方、自宅でいいグラスを持っていてしっかり手入れをしている方のなかには、グラスの拭きあげに苦労し経験のある方も多いことでしょう。
「BIRDY.Supplyグラスタオル」はじっさいに現場のプロの声を取り入れ、グラスを拭くのに特化した性能を備えたグラスタオルです。
このグラスタオルはグラスタオル、グラスダスターと呼ばれるアイテムに必要とされる「羽毛立ちの少なさ」「吸水性のよさ」「速乾性」「耐久性」の4点を極限まで高めるために繊維の配合、織り方に徹底してこだわっています。
「カクテルシェイカーの研磨を手作業で行ってミクロレベルで性能を調整する」という異常ともいえるこだわりからスタートしたBIRDY.ブランドが産み出したグラスタオル。じっさいに使ってみるとその使い勝手は想像以上でした。
これはもう、なかなか言葉でいって伝わるものではありません。ですから、ぜひともじっさいに手にとって使ってみてほしいのですが、吸水性と速乾性がみごとに両立していて、拭いても拭いても拭きにくくなることがほとんどないのです。
通常のグラスタオルは使っているうちに水を含みすぎてグラスを拭いても水気が残ってしまうのですが、「BIRDY.Supplyグラスタオル」はそれをほとんど感じません。
もちろん羽毛立ちすることもなくストレスフリー。
パッケージ裏に載せられたプロの評価もとてもよくて、また口コミの通りの使い勝手だといえるでしょう。
グラス拭き用タオル「BIRDY.Supplyグラスタオル」によるグラスの拭き方
この素晴らしいグラスタオルを使えば日々のグラス磨きも楽しくなってしまいそうです。
「BIRDY.Supplyグラスタオル」はMサイズとLサイズの展開。Mサイズは1900円、Lサイズは2400円ですが、個人的にはLサイズをオススメします。
LサイズのBIRDY.のグラスタオル
グラスタオルは大は小を兼ねるうえに、物理的に吸水できる面積が増えるので効率的。
またある程度大きなグラスを拭く予定がある場合はLサイズでないとじゅうぶんに拭きあげできません。
「BIRDY.Supplyグラスタオル」でグラスを拭くときは端と端を手で持って、グラスの台座→ステム→ボウル部(本体)という順で拭いていきます。
タンブラーのようなグラスは全体をまとめて拭いてもいいのですが、ワイングラスのようにステム(脚)や台座がある場合はパーツ別に拭きあげるようにしましょう。
よく台座とボウルを持って捻って拭く方がいますが、ステムに負荷がかかって折れてしまうこともありえるのでNG。
めんどうでも一か所ずつ拭くようにしてください。
グラス拭き用タオル「BIRDY.Supplyグラスタオル」の洗い方
グラス拭き用のタオル「BIRDY.Supplyグラスタオル」は、口や食べ物に直接触れる食器・グラス類を拭き上げるためのアイテムです。
したがって、衛生管理を徹底することが大切。
特に、本商品はその吸水性故か、ほかのグラスタオルと比べてもお手入れを怠るとカビやすいというデメリットがあると感じています。
これは筆者が使ってきた個人的な感覚での感想ですが、乾くスピードを上回って大量の水分を保持してしまう(拭き取ってしまう)ことで、カビやすくなっている可能性が考えられます。
もちろん、ヘビーユーズする際はこまめにお手入れすればカビることはありませんので安心してください。
基本的なタオル洗浄としては、洗剤でゆすいで汚れを落としたあとに希釈した漂白剤に漬ける、または熱湯で煮沸が理想。
ご家庭で洗浄を徹底するのが難しい場合は、せめて洗剤を付けて洗い、しっかりと絞ってから干す(できれば天日干しする)とよいでしょう。漂泊の代わりにアルコールスプレーを吹きかけるだけでもカビが発生するリスクは減らせます。
決して安いタオルではないので、日々のケアを徹底することで衛生管理をすると共に長く使えるようにしてみましょう。
究極のおすすめグラス拭き用タオル「BIRDY.Supplyグラスタオル」をレビュー
筆者はいままで、グラス拭き用のタオルは東レの超極細繊維(マイクロファイバー)で作られた「トレシー」シリーズのグラスタオルが価格面から考えてもすぐれていると考えていました。
しかし「BIRDY.Supplyグラスタオル」の登場により価格的には少し高価なものの、明らかに高い質と使い心地でその考えは覆されることになりました。
拭く頻度や一回に拭きあげる量が多くないのであればトレシーでもじゅうぶんかと思いますが、素晴らしい使い心地で大切なグラスを徹底的に磨き上げたいという方はぜひ「BIRDY.Supplyグラスタオル」を使ってみてほしいですね。
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