圧倒的な存在感をほこるお菓子を探したい・・・今回ご紹介するのは赤坂に本店を構えるリベルターブルのMadeleine aux truffes noire(マドレーヌ オ トリュフ ノワール)。
その贅沢すぎるトリュフ使いに悶絶間違いなし!ぜひチェックしてみてください。
リベルターブルの"マドレーヌ オ トリュフ ノワール"
こちらが今回ぜひともご紹介したいマドレーヌ。
一見何の変哲もないマドレーヌですが、裏面を見てみましょう。
原材料に黒トリュフやトリュフオイル?!
そう、こちらのマドレーヌは贅沢にもトリュフのエッセンスをたっぷり練り込んだマドレーヌなのです。こんな常軌を逸したセレブなお菓子を生み出すのは赤坂に本店を構えるパティシエ・森田一頼率いるリベルターブル。
同店の紹介は後ほどすることにしまして、まずはもう少しトリュフマドレーヌの魅力に迫ってみましょう。
袋から取り出してみました。見た目から香ばしい香りを感じられる美しいマドレーヌ。
切ってみると中が少し黒くなっています。原材料によると竹炭パウダーも練り込んでいるようなので、色味はこのあたりからも来ているのかもしれません。黒トリュフ感を出すための演出なのでしょうか?
しかし、実物を目の前にすれば見た目などどうでもよくなるほど明らかにトリュフの香りが漂っており、これはもうただのマドレーヌではないことを香りで示しています。
じっさいに口に含んでみると想像よりはるかにしっかりとトリュフの芳醇さを感じます。それに負けないようにバターとアーモンドの風味が追随し、非常に濃い味わいのマドレーヌであることを訴えかけてくる・・・何度食べても感激する美味しさですね。
リベルターブルとは?
この常軌を逸したマドレーヌを生み出しているリベルターブルどのようなお店なのでしょうか?
もともとは2010年7月に東京・南青山でレストランとしてスタートしたリベルターブル。“自由な発想、記憶に残るクリエイティブ”をコンセプトに掲げ、パティスリーとしては非常に前衛的な素材使いなどをするのが特徴的です。
フォアグラとりんごを使ったゼニス、トリュフとチョコレートのリュクスといった生菓子がスペシャリテとして特に有名でしょうか?筆者もそれぞれ食べたことがありますが、一見奇抜なようにみえておそろしくまとまっている味わいに驚きました。
お高くとまった感じの(^_^;)リベルターブルのケーキ。ゼニス(りんごシブースト×フォアグラ)とリュクス(チョコムース×黒トリュフ)。予想外な塩味に動揺しつつ美味しくいただきました。昨日大人の階段をまた一つのぼってしまった……(*'ω'*) pic.twitter.com/9tp40XTMPS
— 葵 藍蘭 (@aoi_airan) 2017年7月6日
スペシャリテが二つ揃うと壮観・・・うらやましい
トリュフマドレーヌ以外の焼き菓子も非常に秀逸で、筆者が特に好んで食べるのはサブレ ヴィエノワ ユイルドリーヴ。オリーブオイルと塩を使ったサブレなのですが、これが口どけがよくてほのかな塩気が利いていてたまらくウマイ。
語り始めるととまらないラインナップなだけに、ぜひとも皆さんにもチャレンジして頂きたいパティスリーです。
リベルターブルの店舗は赤坂、銀座、渋谷、オンラインショップ(通販)
リベルターブルの店舗は現在、赤坂の路面店、銀座の松屋、渋谷ヒカリエに展開しています。松屋とヒカリエは生菓子の取り扱いが日によって違うので注意が必要です。生菓子のバリエーションを求めるなら赤坂店一択でしょう。逆に焼き菓子はどのショップでも手に入りやすいです。
また、オンラインショップも展開しており、焼き菓子などを中心に販売しています。都内まで買い物にくることが難しい人はコチラも参考にしてみましょう。
まとめ
今回はリベルターブルのトリュフマドレーヌを紹介すると同時に、その贅沢すぎるマドレーヌを生み出すリベルターブルの魅力にも迫りました。
お菓子業界でも近年さまざまな素材が挑戦的に使われるようになってきていて、中には話題性だけで中身の伴わないものも散見されるように思いますが、リベルターブルのように本当に完成度の高い調和したものを食べると感動すら覚えますね。
これからもいろいろなお菓子屋さんの感動できるスイーツを見つけていけたらと思います。
「ココの食べてみて欲しい!」というご意見がある人はぜひお問い合わせから筆者宛にご意見いただければと思います!