皆さんは甘いものはお好きでしょうか?
筆者は甘いものが好きで、割とジャンキーな甘いものから高級なお菓子までなんでも嗜ます。
最近では自分の中でお菓子屋さんめぐりがブームになっていて、出かける際はいろいろなパティスリーに顔を出したりしています。
でも色々なお店に行くと新しいお店に行くこと自体が主目的になってしまって、なかなか同じお店に二度目に行くということ無かったりするんですよね。
何度も通っていろいろな物を試して初めてお店の真価は分かると思うのですが、数あるお店から一度目でビビッと来ないお店にもう一度行くというのはなかなか難しいもので・・・。
今回はそんな中でも遠くてもわざわざ出かけて何度もリピートしてしまう目白のケーキ屋さんエーグルドゥースを紹介したいと思います。
- 目白No1のケーキ屋「 エーグルドゥース」
- 名作カスレットと新作・・・エーグルドゥースのケーキを実食
- エーグルドゥースのイートイン
- エーグルドゥースのレシピを学ぶには?
- 目白でケーキを買うならNo1パティスリー・エーグルドゥースははずせないのまとめ
目白No1のケーキ屋「 エーグルドゥース」
エーグルドゥースは目白駅から目白通りを東に10分ほど歩いた場所にあるパティスリーです。
都内のケーキランキングでも常にトップに君臨し続ける名実ともにトップレベルのお菓子屋さん。
オーナーパティシエ寺井則彦さんは国内で「ルノートル」(池袋)、「ラ・ミ・デュパン」(横浜)などで務めた後に渡仏、帰国後は「マダム・ミクニ」でシェフパティシエを務めた後に2004年にエーグルドゥースを立ち上げました。
フランスの街中にありそうないかにもな外観の店内は煌びやかな印象でいつ行ってもお客さんで溢れています。
ショーケースの生菓子はスタッフさんに、焼き菓子類は店内に点在しているものを籠に入れて自由にとるシステムです。
だいたい混雑しているためオーダーの際は少し待ち時間もありますが、名前も一緒に聞かれるため名前が呼ばれるまでは店内を自由に見て回って待つことが出来ます。
エーグルドゥースのスタッフさんはみんな物凄く仕事ができる人ばかりで、社員教育が素晴らしいのだろうと毎回感動してしまいます。
特にエーグルドゥース名物の箱詰めはもはや職人技で、ケーキが持ち運びで崩れないように箱のなかに複雑にバリケードを作ってケーキを守ってくれるんです。
あの複雑な作業をいともたやすく手早く済ませる行程だけでも見る価値があると思いますよ。
名作カスレットと新作・・・エーグルドゥースのケーキを実食
今回は二種類のケーキと知人へのお土産に焼き菓子を何点か購入しました。
エーグルドゥースではケーキの鮮度に気を遣っているため、ものによっては長い持ち帰りはNGを出されるとも・・・。
今回は桜の時期ということもあり、近場にあった良さげな公園で食べることにしました。
今回購入したケーキはエーグルドゥースの看板ケーキのひとつでもあるカスレットと新作オススメで売り出されていたサブール。
エーグルドゥースのケーキはお店の華やかさに対してそこまで飾りっけのある感じではありません。
それでも特徴的なシルエットや斬新なアイディアで他にはない味わいを表現しているというイメージ。
これだけ輝かしい栄冠を持ちつつも、実直に美味しさを追求しているんだろうなぁというのが伝わってくるので好きなんですよね。
まずはサブールから。チョレートムースとイチジク。
ほのかに香る洋酒といちじくのコンポートが大人の味わい。そこにあわせるのはやわらかい味わいのチョコレートムース。
この手のケーキはいちじくが割と大人っぽい味わいだからなのか、それにあわせてビターなチョレートの層をあわせるパターンが多いと思うんですが、これはチョコレート層がムース仕立てでふんわりした食感とやわらかい甘みにいちじくの食感があわさって今までにない感じです。
続いてはカスレット。
カスレットはエーグルドゥースのスペシャリテ的なケーキ。
シュー生地を土台にしてカスタードクリームを包み、表面をキャラメリゼしたシュークリームとクリームブリュレが融合したようなお菓子です。
エーグルドゥースはカスタードクリームに定評があるパティスリーでもあり、カスレットはその中でもオリジナリティ溢れる代表作。ミルフォイユやシュークリームはすでに食べていましたが、カスレットは実ははじめて。
やわらかいカスタードクリームの中にバナナのキャラメリゼが顔をだしアクセントを加える。まさしく正統派のお菓子といった味わい。オリジナリティに溢れていても味わいは直球勝負で非常に好感が持てます。
エーグルドゥースのイートイン
エーグルドゥースにはイートインも併設されています。
大きなテーブルに場合によっては他人と向かい合って使うことになるので好みはわかれそうです。
筆者はちょっと苦手なのでイートインは使ったことが無いのですが、その場で好きなケーキを楽しむという意味ではいいかもしれませんね。
初めてのエーグルドゥースで選びきれず1人で3個イートイン(;´д`)マントショコラ素敵!ミントの液をバターなどと混ぜて炊いたという黄色い層が濃い爽やかさ←変な日本語(^_^;)下の層にはミントリキュール入りのチョコとフランボワーズ pic.twitter.com/FLJ6uJ8fzQ
— ミルクちゃん (@sufffsumi) 2016年5月9日
エーグルドゥースのレシピを学ぶには?
今回ご紹介したカスレットと同じく定番のシュークリームは2016年6月号のdancyuにてレシピが公開されています。
これによるとカスタードクリームもシュークリームなら濃いめ、カスレットなら軽めと味わいを変えているそう。
ひとつひとつのお菓子に対して"こういう表現がしたい"というのが伝わってきますね。
寺井シェフのこだわりが垣間見える記事になっていますのでぜひご覧ください。
- 作者:寺井 則彦
- 発売日: 2014/02/26
- メディア: 単行本
ちなみに寺井シェフはレシピ本も出版しておられます。
以前立ち読みしましたがかなり濃い内容に一時間くらい読み込んでしまいました。
かなり専門的な手法も公開されており、お菓子作りに興味のある方やパティシエの方にも参考になる書籍なのではないでしょうか?
一般の方がご自宅で再現するにはハードルの高いレシピばかりでしたが、色とりどりのスイーツ写真集としてもじゅうぶんに楽しめる一冊だといえるでしょう。
目白でケーキを買うならNo1パティスリー・エーグルドゥースははずせないのまとめ
生菓子も焼き菓子も完成度が高く、エーグルドゥースは総じて非常にレベルの高いパティスリーだと思います。
ぜひ目白近辺に行かれた際は立ち寄ってみてくださいね。
ちなみにこの前お店に伺ったときには夏くらいからは月曜と火曜が定休日になると記されていましたので行かれる予定のある方はご注意を!