バレンタインやそのお返しのホワイトデーにあげるものに悩んでいる人も多いと思います。
必ずしも気心知れた人へあげるわけではないので非常にセンスが問われるイベント・・・。
しかし市場に溢れたチョコレート商品のなかから気の利いたチョコレートを選び出すのも意外と難しいもの。
特に日ごろから甘いものをチェックしていない人は頭を悩ませることもあるかもしれません。
そこで本記事では日ごろからさまざまなチョコレートを食している筆者がバレンタイン、ホワイトデーのお返しにおすすめするハイセンスなチョコレート2020年度版を厳選紹介!
気軽に通販できるものを中心にを選んでいるので、直前で急に必要になった場合にも参考になりますよ!
バレンタインにおすすめの高級チョコレートの選び方
価格帯で選ぶ
いわゆるデパ地下などに並ぶハイブランド系のチョコレートにも価格帯にはある程度バラつきがあります。
今回本記事でご紹介しているブランドはハイブランドのなかでも価格帯は中程度のものを中心に集めています。
価値をわかってくれる方であればいいのですが、そこまで細かい価格の違いは日頃から甘い物をチェックしている人でないとわからないものです。
そうでない人にあげるものであればあまり高価価格帯のものではなく、低~中価格帯だけど間違いのないブランドをチョイスするとよいのではないでしょうか?
パッケージやブランドイメージで選ぶ
ブランドイメージや商品のパッケージはブランド系チョコレートにとっては非常に重要なポイントです。
シック系、ポップ系、シンプル系などいろいろなパッケージデザインがあるため見ていて飽きることはありませんよね。
プレゼントで購入するなら相手に合わせたチョイスができるとよいでしょう。
大人の男性にあまりポップ過ぎるのものをあげるのも微妙ですし、若い女性ならおしゃれ感のあるものやポップなものの方がウケるかもしれません。
あえてギャップ狙いで逆をいくのもありですし、この辺りはあげる相手の性格や自分との関係性を考慮してチョイスしてみてくだい。
味の傾向で選ぶ
味重視で選ぶのもいいでしょう。
もちろん味の好みは千差万別なので、どのような味わいを求めるかは人それぞれです。
ブランドによってシンプルな味の作りのものもあれば、スパイスなどを活かした鮮烈な味わいのもの、キャッチーな味のものなど味の傾向は分かれます。
あげる相手の好みなども考えてチョイスできると喜ばれる確率はあがるのではないでしょうか。
鉄板アイテムで選ぶ
どのメーカーにもイチオシの鉄板商品が存在します。
どうせプレゼントするなら鉄板アイテムをチョイスしたいという方も多いと思いますが、こうした商品はメーカーによってケーキタイプだったりタブレットだったりとさまざま。
鉄板アイテムがプレゼントに適しているかどうか、という観点も場合によっては重要になるかもしれませんね。
最後は自分の直感を信じて選ぶ
このような基準を踏まえて今回紹介するブランドをグラフにまとめてみました。
どのブランドも魅力的ですが、それぞれ特徴があるのであげたい相手によって使い分けたりするといいかもしれませんね。
最後は自分の直感が頼りです。
ぜひ「センスのいいプレゼントだな」と思われるようなアイテムをゲットしてください。
バレンタインにあげたいおすすめ高級チョコレートブランド
バレンタインにおすすめ高級チョコ(1)ヴェルディエ「レザンドレオソーテルヌ」
まずご紹介するのはレザンドレ・オ・ソーテルヌです。
ヴァローナ社のカカオ70%のチョコレートでソーテルヌ漬けのレーズンをコーティングしたレーズンチョコ。
ソーテルヌという超高級な極甘口ワインを贅沢にもレーズンに染み込ませてチョコレートコーティングした代物で、芳醇な香りととろけるような甘さが特徴。
近年はやりのBean to Bar*1のようにマニアック過ぎず、誰が食べても間違いなくおいしいという点で贈り物に最適。
パッケージもおしゃれで中身も美味しく、マニアック過ぎないけど普通の人が知っているようなシロモノではないので、これを贈ればハイセンス認定間違いなしです。
- 出版社/メーカー: 男の台所
- メディア: その他
- この商品を含むブログを見る
プレゼントに最適なミニボトル入りのものから・・・。
大容量(135g)入りで、これ1箱で数人に分けて食べてもらえるタイプまでサイズ展開も豊富なのが最高です。
バレンタインにおすすめ高級チョコ(2)カカオサンパカ
カカオサンパカはスペイン王室御用達、スペインが誇るチョコレートブランドです。
ジャンポールエヴァン、ピエールエルメ、ピエールマルコリーニ、メゾンドショコラetc...といわゆるデパ地下系の高級ブランドで、日本でも定番となったブランドは少なくありません。
カカオサンパカもその流れにあるブランドだと思いますが、ポイントはそのなかではちょっとだけマニアックなところ。
店舗展開も先に挙げたブランドと比べると少なめで、丸の内の旗艦店と大阪の大丸梅田のみ。
商品も少しクセモノが多くて面白い。
写真はジントニック味の板チョコ。アルコールは入っていませんがジンの香りのベースとなる西洋杜松の実とシトラスフレーバーでジントニック味を表現しています。
ピンクペッパーをチョココーティングしたピミエンタロサ。
しっとりとした食べ心地と豊かなカカオ感が魅力のマダレナはベイクドショコラケーキでネットショップでの人気No1。この量(sサイズ)で1500円と気軽に買えるのもうれしい。
商品そのものはもちろん、パッケージなどからもセンスが滲み出るカカオサンパカ。変化球な味わいのものも多いため、甘いもの嫌いな男性から流行に敏感な女性までを幅広く満足させること間違いなしですね。
人気商品は大丸松坂屋のネットショップから取り寄せられますが、人気ブランドだけに品切れが起こりやすいので要チェックです。
バレンタインにおすすめ高級チョコ(3)ピエールエルメ
ピエールエルメは日本でも特に成功した海外ブランドのパティスリーブランドおよびパティシエご本人のお名前でもあります。
お菓子界のピカソとの異名を持つ大胆なお菓子作りが評価され、近年のお菓子業界の発展に影響を与えたブランドといっていいのではないでしょうか?
特に日本ではデパ地下などを中心に幅広く展開され、高級菓子ブランドとして確固たる地位を築いています。
スイーツに対する感度が高すぎる人には「いまさら感」もあるかもしれませんが、まだまだ世間一般の人に対しては信頼感と安心感のあるブランドなのでバレンタインやホワイトデーの贈り物として「間違いない感」があるのではないでしょうか?
パッケージングも可愛らしく、チョコレートはもちろん定番商品としてマカロンを非常に豊富に展開しているので、いろいろな人へのプレゼントとして知っておくと重宝するでしょう。
バレンタインにおすすめ高級チョコ(4)デメル
オーストリアを代表する洋菓子店デメル。
元祖ザッハトルテのレシピを受け継いで作り続けられているデメルのザッハトルテはクリスマスやバレンタインシーズンの超鉄板アイテム。
また猫をあしらったパッケージのソリッドチョコやクラシックなパッケージに優しい味わいが嬉しいオレンジピールチョコなどセンスのいいアイテムが揃うのが特徴。
可憐さとシックさを兼ね備えているので老若男女に愛されているブランド。
じっさいに実店舗に遊びにいっても若い女性から妙齢の紳士までが手土産にデメルを買い求めている姿を見かける。
有名ブランドのなかでは価格は良心的で、プレゼントとしてもとても使い勝手のいいブランドだと思います。
筆者オススメのサワースティック。スティックパイに各種スパイスがあしらわれていて甘いものが苦手な人でも楽しめる。
バレンタインにおすすめ高級チョコ(5)メゾンショーダン
メゾンショーダンはフランスのショコラトリーです。
時計型のユニークなチョコレート「モントル デュ ショコラ」やTBS系の番組「マツコの知らない世界」で紹介され、マツコが絶賛した生チョコレート「パヴェ」など、高い技術に裏打ちされたチョコレートが有名。
どのチョコレートもシンプルながら丁寧な仕事が施されていて、チョコレート通に愛されるブランドだと思います。
ちなみに筆者は下の写真のマシャリ(カカオ70%のタブレットチョコ)がお気に入り。驚くほど薄くなめらかで、口どけがよく高カカオを感じせないやさしい味わいに脱帽です。
日本では高島屋玉川店のB1F、横浜・相鉄ジョイナスの1Fでのみ店舗を展開。バレンタインシーズンは高島屋のオンラインショップや各地の催事場で出張販売が行われることもあるので要チェックですね。
バレンタインにおすすめ高級チョコ(6)ドゥバイヨル
マルク・ドゥバイヨルが立ち上げたブランド"ドゥバイヨル(DEBAILLEUL)"はチョコレート好きであれば誰もが耳にしたことがあるでしょう。
MOFというフランスの国家職人賞を獲得しながらベルギーを中心に展開しており、洗練されたチョコレートを生み出しています。
日本でも非常に人気が高く、特にチョコレートを愛する人から支持が高いためか2~3月にかけてのチョコレート繁忙期にはさまざまな場所で出張販売しているのを確認する事ができます。
個人的なおすすめはオランジェットでオレンジピールとチョコレートのバランスが絶妙。
派手さはありませんが、とても洗練されているドゥバイヨルのチョコレートは女性のみならず男性のウケも悪くないでしょう。
バレンタインにおすすめ高級チョコ(7)ドモーリ
最近のチョコレート業界では、原料として使われるカカオの品種を重視する傾向にありますが、そのパイオニアとも呼べるのがイタリア・トリノのチョコレートブランドであるドモーリです。
ドモーリのジャンルーカ・フランゾーニ氏はチョコレートの味を決める5割はカカオの品種にあると考えており、品種ごとの製品を展開するなど画期的な(いまではどこのブランドでもやっていますが)チョコレートの提案を行いました。
ドモーリ DOMORI トリニタリオ70% シングルオリジン マダガスカル 板チョコレート 25g イタリアを代表するチョコレートブランド
- 出版社/メーカー: ドモーリ
- メディア: 食品&飲料
- この商品を含むブログを見る
そんな難しいことは差し置いても、ドモーリのチョコレートは主に25gのタブレットで展開されていて量的にとてもちょうどいいというのが魅力です。
特にバレンタインやホワイトデーの贈り物として多数の人に個別にあげたい場合は、あまり高価なものや量が多いものは向かないため、ドモーリのサイズ感はとても嬉しい。
値段も500円前後で一流チョコブランドのなかでも最安価で入手可能なのもポイント。複数個をまとめて購入したいならベストなブランドかもしれません。
バレンタインにあげたいおすすめの高級ブランドチョコレートのまとめ
バレンタイン、ホワイトデーのお返しに悩んでいる人、急にプレゼントを手配しなくてはならなかった人は、ここで挙げたブランドを攻めてみると外すことが無く、適度にハイセンスな贈り物ができると思います。
ぜひ参考にしてバレンタイン、ホワイトデーのプレゼントを完璧に演出してみてください!
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*1:カカオの仕入れから一貫して自社でチョコレートを作る製法。カカオの産地や焙煎度合いによって個性を出して製品化する。