昨今巷で流行しているという塩豚(豚バラを塩漬けしたもの)を作ってみました。
結論から言うととても便利。
焼くだけでも美味しいですけどパスタの具材にも最高です。コレがあれば無理してパンチェッタ探す必要ないんじゃないだろうか・・・。簡易版パンチェッタのようなものですしね。
豚肉に塩を塗りこんで冷蔵庫で数日保存し旨味を引き上げる、といういたって簡単に作れる上に保存が利いて美味しいというイイコト尽くしの食べ方です。
ぜひ挑戦してみましょう。
- 保存に便利な塩豚の材料
- 保存に便利な塩豚(豚バラブロックの塩漬け)のレシピ
- 塩豚を食べる時は塩抜きをしっかりする
- 塩豚の保存方法
- 保存に便利な塩豚を作る際の注意点
- 【豚バラブロックの塩漬け】放っておくだけで激ウマ!保存もOKな塩豚のまとめ
保存に便利な塩豚の材料
塩・・・・・・大さじ2程度
スパイス類・・・・黒胡椒、ローズマリー、タイム、クミンなどお好みで
塩が命なのでなるべく良い塩を使いましょう。
保存に便利な塩豚(豚バラブロックの塩漬け)のレシピ
今回はスーパーで売ってる豚バラブロックで作っていきます。豚ブロックであればなんでもOKです。
バットに敷いて塩とスパイス類をドサっとかけます。今回は塩、胡椒に加え乾燥ローズマリーとタイムを加えました。
クミンなんかを加えてカレーっぽい風味を出しても美味。この辺りはお好みで。最後に洗って塩抜きしますから量も適当でOKです。
他の料理への応用を考えるのであれば塩と胡椒だけてやるのもオススメです。
バットが無ければボールでも良いですし、洗い物を減らしたければ保存用のラップの上で直接やってもかまいません。
塩とスパイスを全体に万遍なく塗りこんでいきます。
衛生面を考えるのであればビニール手袋などをした方が安全です。
しっかりと万遍なくぬりこんだら、その上からドリップ(塩の浸透圧によって出てくる肉内部の水分。組織液。)を吸収するためにキッチンペーパーをまいて、その上からさらにラップをぴっしりとまきます。
さらに密閉性の高いジップロックへ。しっかりと空気を抜いて保存します。
ジップロックの使い方はコチラを参考に。
この状態で冷蔵庫の野菜室に(野菜室でなくても大丈夫です。なるべく温度変化の少ないとこにおきましょう)いれて3日ほど放置。
3日も経つと、このように水分がある程度抜けて旨味が凝縮されます。
この時点ですでに食べることが可能。十分に美味しいです。
これくらいの日数だとまだまだフレッシュさも残った味わいに。熟成感に伴う旨味は少ないですね。
もっと熟成させていきたい場合はここから数日から半月程度までなら寝かせてもOK。
ただし後述の通り寝かせる時間が長くなればなるほど衛生面のリスクは出るので自己責任で。
このとき、2~3日ごとドリップを吸ったキッチンペーパーを取り換えるようにします。
一週間もすれば肉の色も褐色身を帯びた色合いに変化し、熟成感の出た味わいを体験できます。
塩豚を食べる時は塩抜きをしっかりする
焼いても煮ても蒸しても便利な塩豚ですが、基本的には使う前に塩抜きをします。
これをしないとしょっぱくて食べられません。
必要な分だけ切り分けた塩豚を軽く手で水洗いします。
さらに水を貼ったボールにいれて塩抜き。
用途によって塩抜き時間を変えましょう。
ソテーして食べる、つまり塩豚メインで食べる場合は一時間くらい。
パスタの材料や煮込みに使う場合は15~30分程度の塩抜きでも大丈夫です。
塩抜き時間はあくまで目安で、人によって感じ方も違うでしょうから最終的にはご自分でお好みの塩加減に微調整してみてください。
塩抜き後はしっかりとキッチンペーパーなどで水気を切ります。これをしないと仕上がりが水っぽくなってしまいます。
塩豚を焼く(ソテーする)
今回は試しに焼いてソテーにしてみましょうみましょう。
分厚いと火を通すのが大変なので適度に薄く切り分けます。
油をしいたフライパンに肉を投入。
軽く焦げ目がつくまで両面焼きます。中まで火を通すため弱中火くらいでじっくりと。
完成。これだけでも十分におかずやつまみになります。
他にも・・・
- 炒め物
- ポトフ
- スープ
- カルボナーラ
- カリカリに痛めて野菜サラダ
などなど、使い道は多数。
要はパンチェッタですから、基本的にはベーコンの代わりに使えるいうイメージで大丈夫。
塩豚の保存方法
しっかりと塩を塗りこんであるのでいきなり腐敗するようなことはないのですが、すぐに食べきらない場合はピッチリとラップをしてジップロックなどにいれ温度変化が極力起こらないようにして保存します。
しばらくはドリップが出続けるのでキッチンペーパーを被せるのも有効です。いずれにせよラップはなるべく毎日取り換えるようにしましょう。
保存期間は肉の状態や衛生管理にもよるので一概に言えません。体感的には家庭の設備でゆるく管理した場合は2週間から3週間くらいが一番美味しく食べられる気がします。一か月越えてくると味も落ちてくる印象なのでそれまでに食べたいところです。
また、このあと述べる注意点を理解したうえで、常に異変がないかチェックしながら使用するようにしてください。
保存に便利な塩豚を作る際の注意点
最後に塩豚作りにおける注意点です。
巷で流行りの熟成肉はもちろん、加工肉としてのベーコンやパンチェッタも基本的には厳密な温度管理や湿度管理、衛生管理を行った上で作られています。これを家庭で素人が再現するのは機材的にも技術的にもほぼ不可能。
そのため、塩豚の保存・熟成は完全なる自己責任で行う必要があります。
一歩間違えてお腹を壊さないためにも・・・
以上の要項はしっかりと守るようにしましょう。
特にスーパーで豚バラブロックを買う場合は鮮度に注意。加工日から極力時間のたっていないものを選ぶようにしましょう。
【豚バラブロックの塩漬け】放っておくだけで激ウマ!保存もOKな塩豚のまとめ
塩豚は保存方法にさえ気を付ければすぐに作って放っておくだけで作れる便利なレシピです。
汎用性も高く、お好みで使いたいように使えるのもポイントのひとつ。
さっそく今日の夕ご飯の準備のついでに仕込んでみてはいかがでしょうか。
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