一般的なプロテインは粉末状で液体に溶かすことで効率的に摂取することができます。
これに対して錠剤タイプのプロテインがあることは意外に知られていません(プロテインタブレット)。
本記事ではこの錠剤タイプのプロテインの特徴を粉末タイプとの違いを比較しながら紹介していきます。
プロテインタブレットはメリットを理解しておくと使い勝手の良いシチュエーションも多いので、ぜひ使いどころを学んで常備しておきましょう。
プロテインには錠剤タイプと粉末タイプがある
プロテインの形状は大きくわけて粉末タイプか錠剤タイプ(タブレットプロテイン)の2種類があります。
メインは粉末タイプなので商品レパートリーは圧倒的に粉末タイプのほうがおおいのですが、錠剤タイプには錠剤タイプのメリットがあります。
錠剤タイプのプロテインはそのほとんどがソイプロテインです。
またHMBやBCAAなど、プロテインの主成分であるたんぱく質が分解された状態でより効率的に体内に吸収できるように加工されたタブレット製品も多く出回っています。
そのため基本的には粉末のプロテインを飲んで、錠剤タイプはHMBやBCAAを追加で補給する手段として考えるのもひとつの手です。
錠剤タイプのプロテイン関連製品をうまく使いこなしてトレーニングの効果をより引き出してみたいですね。
錠剤タイプのプロテインのメリットとデメリット
錠剤タイプのプロテインのメリット
飲みやすい
粉末タイプのプロテインは液体に溶かしても特有のザラつきが残ったり、飲んでいる時に臭みを感じたりと苦手意識を持っている人が少なくありません。
味や風味はもちろんですが、単純に一度に数100ml単位の液体を飲まなければいけないというのもよく考えれば大変です。
じっさいに毎日2~3回飲んでいて飲みなれている筆者でもたまに飲むのが辛いときがあります。
その点でいえば錠剤タイプのプロテインは錠剤が苦手でさえなければ飲み込むだけなので飲みやすさにおいて粉末よりはるかに勝っています。
錠剤のプロテインって凄いね。
— ナベです REACTO 4000 (@nabe_MERIDA0106) April 23, 2020
あのゲロ不味いの飲まないで良いとか
持ち運びやすい
個人的に錠剤タイプの一番のメリットはこの持ち運びやすさにあると思います。
なかなか粉末のプロテインを出先に持っていくのは大変です。
仮にプロテインの持ち運びができても、出先で液体に溶かすにはシェーカーや水も必要ですし、洗い物をする設備も必要です。
その点でいえば錠剤タイプは必要な分だけピルケースや真空パックに入れて持ち運びできるのでとても便利ですね。
アミノ酸やHMBレベルで摂取できる
錠剤タイプはたんぱく質メインのもの、たんぱく質とアミノ酸を同時配合したもの、アミノ酸メインのもの、最近話題のHMBメインのものなどプロテイン以上に細かく分かれています。
ポイントがあったのと、お買い物マラソン中だったのと、お安く見えたのとでHMBの錠剤買うてみた。
— さりとても@ダイエット垢 (@meta_voxxx) November 10, 2017
筋トレ初心者に効果的で錠剤でのみやすいのがいい。
効果あるといいなぁ。
たんぱく質は体内で分解され各種アミノ酸になりますが、アミノ酸にもそれぞれ役割があり求める効果によっては集中的にとりたいアミノ酸も違ってきます。
またたんぱく質を摂ってもすべて無駄なくアミノ酸へ分解されるわけではないので、アミノ酸そのものを摂取したほうが手っ取り早いのです。
摂りたい成分が明確な人やプロテインと併用してこれらの成分を摂取したい人にとっては非常にありがたいアイテムとなるんですね。
錠剤タイプのプロテインのデメリット
コストが高く飲む量も多い
こちらは人気メーカーKentaiの100%ソイパワープロテインの錠剤タイプと粉末タイプを比較したものです。
錠剤 | 粉末 | |
---|---|---|
1回の使用目安量 | 10~20粒 | 20g |
1回分あたりのたんぱく質量 | 3.8~7.5g | 約17g |
1回分あたりのコスト | 約51~102円 | 約95円 |
錠剤タイプは基本的に一粒に含まれているたんぱく質量が少ないことからご覧のように一度にたくさんの数を飲む必要があります。
これ自体は慣れてしまえば粉末プロテインを飲むよりも楽かもしれませんが、問題は目安使用料を摂取しても粉末プロテインと比べて半分以下のたんぱく質しか摂取できないことです。
しかも同量のたんぱく質に対する価格も錠剤のほうが倍以上高い計算になります。
錠剤のプロテインは持ち運びや飲みやすさにおいては便利ですが、日常使い向きとはいえない部分があるのです。
このことから錠剤プロテインの基本的な使い方は出先で飲む用というのが正直なところです。
あとは各種アミノ酸やHMBなどたんぱく質以外の点に着目したタイプのものであれば粉末プロテインと併用して使うことでメリットが得られます。
タブレットタイプのソイプロテイン(Kentai)
ホエイプロテインがない
錠剤タイプのプロテインはほとんどがソイプロテインでホエイプロテインでできているものはほとんど見かけません。
ソイプロテインは吸収が遅く筋肥大を狙いたい場合には適していないともいわれているので、筋トレで筋肉を大きくしたい人がメインで使うプロテインとしては錠剤タイプは効率が悪いかもしれません。
いっぽうでソイプロテインは腹持ちがよくしなやかな身体づくりに適していて、ダイエットや美容のために使うには優れたプロテインというのが一般的な評価です。
おすすめの錠剤タイプのプロテインとその特徴
Kentai ソイプロテイン
単純に錠剤型のシンプルなプロテインを持ち運び用として持っておきたいなら先ほど紹介したKentaiのソイプロテインが定番です。
スペックは20粒に対してたんぱく質が7.5g、これに加えて運動によって失われやすい「ビタミン11種」「ミネラル(カルシウム・鉄)」を配合しており、運動後の軽めの栄養補給としても使いやすいです。
遺伝子組み換えでない大豆使用、人工甘味料・香料不使用でプレーンタイプとココア味の2種類がラインナップされているのも嬉しいですね。
HMBタブレット36000
筆者も愛用するECスタジオさんから発売されているHMBサプリメント「HMBタブレット36000」です。
ECスタジオは美と健康を日本全国に届けるため、高品質・高配合・低価格のサプリメントを開発・販売しているメーカーで、サプリメント業界では小さなメーカーながら非常に信頼度と人気のあるメーカーさんです。
1日の目安量8粒から1.5gのHMBをとることができます。
さらに筋肉の持続性を高めあゆらゆる運動に必要なクレアチンを235mg、不足しがちな11種のビタミンを計300mg配合しており、アクティブな活動を総合的に手助けしてくれる内容になっています。
錠剤タイプは基本的に目的を単体配合したものが多いですが、こちらはHMBベースでクレアチンとビタミンを摂取できるハイブリット型なのが特徴です。
いろいろと計算して組み合わせて飲むのが面倒な方はプロテイン+『HMBタブレット36000』の二極集中でいくのもいいですね。
気軽に続けやすいタブレットタイプで出先にも常備出来ていつでも食べられるのは魅力的で、定期コースで契約すれば初回990円、2回目以降は4000円で自動で届けてくれるので買い忘れる心配もなくコスト面でも優秀だといえるでしょう。
マイプロテイン タブレット各種
HMB、BCAA、EAAなどプロテインと併用して使うことでより効果が期待されている成分の錠剤サプリは主要な各メーカーから発売されています。
筆者はマイプロテイン(イギリスのプロテインメーカーで欧州をはじめ絶大な信頼のあるメーカー)を愛用しているのでここではマイプロテンを紹介しておきましょう。
基本的にはどのメーカーも似たようなコンセプトの商品を出しているので、お気に入りのメーカーがあればそちらを選んでもらって構いません。
マイプロテインは公式ショップで買い物すると割引が受けやすいのも魅力です。常時クーポン券を発行していて、タイミングがいいと半額以下になるときもあります。
配合成分量、価格、手に入りやすさと相談したうえで、最終的に(メーカーの違いについては)自分に合うか合わないかが重要です。
成分配合量はどこも似たり寄ったり(価格依存の面も大きい)ですが、割引率と公式ショップ経由でまとめて購入できるという点ではマイプロテインは非常に使いやすいですよ。
錠剤タイプのプロテインのメリットとデメリットのまとめ
本記事では錠剤タイプのプロテインのメリットとデメリットを粉末タイプと比較しながら紹介してきました。
錠剤タイプのプロテインは持ち運び用としてはとても便利かつ広い意味で捉えればアミノ酸系サプリなどはパウダープロテインと併用してタブレットを用いるとトレーニングの効果をより高められる可能性があります。
ぜひそれぞれの特徴を生かしてより効率のいいプロテインの使い方をマスターしていきましょう。
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