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アサヒ生ビール缶「マルエフ」が2021年のこの時代に復活!!その味わいの特徴とスーパードライとの違いをレビュー

アサヒ生ビールマルエフ


2021年の秋。世の中は新型コロナウィルスに関する話題をはじめ、暗いニュースばかりが流れる日々のなか。往年のビール党にとって歓喜するニュースが発表されました。


それはアサヒ生ビール缶「マルエフ」の一般市場での復刻。


おそらく現在50代以降のビールファンにとっては懐かしさに、飲食店に足しげく通い酒を嗜む大人にとっては喜びに満たされる話でしょう。


そしてまだマルエフを楽しんだことのないビールファン、それはアサヒビール党に限らず日本のピルスナービールラバー、そして流行りのクラフトビールが好きなマニア層にとっても、これは素晴らしいニュースになるはずです。


そこで本記事ではアサヒ生ビール缶「マルエフ」が2021年のこの時代に復活する意味を考えながら、その味わいの特徴やアサヒの代表銘柄であるスーパードライとの違いについても改めてレビューしていきます。


アサヒ生ビール缶「マルエフ」とは?

アサヒ生ビールマルエフ
マルエフのパッケージ


アサヒビールは2021年の9月14日に通称マルエフと呼ばれた「アサヒ生ビール」を350ml/500mlの缶ビール商品として販売を開始しました。


40代以下の多くの酒飲みの方はこの真新しいパッケージのビールを見て「アサヒが新商品を開発した」と考えるかもしれません。


しかし「アサヒ生ビール」通称"マルエフ"は1986年に発売された28年の歴史のあるアサヒブランドを掲げたビールのひとつです。


このビールは当時アサヒが世間にアンケートした結果から、従来の「苦くてずっしりと重いビール」から「キレがあり爽快感を楽しめるビール」が求められているというニーズを読み解いて開発した製品でした。



翌1987年には日本のドライビール嗜好を決定的にした「アサヒスーパードライ」が発売。マルエフは実質アサヒスーパードライ誕生の足掛かりとなったビールだといえます。


愛称のマルエフは「幸運の不死鳥(FORTUNE PHOENIX)」という言葉からつけられた開発者同士のコードネームと言われています。


マルエフは1993年にはスーパードライの売れ行きが好調なことから製造体制をスーパードライへ集中するために一般販売を停止。以降は限られた飲食店でのみ楽しめる通好みの樽生ビールとしてコアなファンにのみ楽しまれていました。


そのまま時は流れて2021年。この30年間の間、日本人にとってビールは「キレと爽快感が命」という常識が携わり、その嗜好は世界でも認められるほどに。


そのいっぽうでクラフトビールをはじめとした多様なビール文化が成熟し、果たしてビールは本当に「キレと爽快感だけがすべてなのか?」という疑問が再び日本の酒飲みの間に生じることとなります。


多様化した嗜好。なかにはドライなビールばかりを頑なに飲み続ける人達を揶揄するような風潮が食に敏感な人達の間に出てきたと側面もあるのではないでしょうか?


じっさいにアサヒビールは今回のマルエフの復刻に関して「消費者のビールのニーズが多様化し、スーパードライだけで満足させるのは難しい。」とその経緯を説明。



CMには女優の新垣結衣さんを起用するなど、メーカーの気合の入り方が伺える。


昔懐かしい情緒性、味のわかる飲食店の人達に支えられ一般販売を終えても30年間存続してきた実力、スーパードライよりもまろやかでコクのある味わい。


そうした特徴を持ったビールとしてマルエフはまさしくコードネムームよろしく不死鳥のごとく、この2021年によみがえったというわけなのです。

アサヒ生ビール缶「マルエフ」の味の特徴と「アサヒスーパードライ」との違いをレビュー

アサヒ生ビール"マルエフ"は決して時代の流行に乗ったような斬新な、あるいは風味豊かなクラフトビール系ビールではありません。


どちらかというと昔懐かしい、素朴でシンプルなザ・日本のビールといったビール。原料も麦芽、ホップ、米、コーン、スターチとまったく同じです。


アサヒ生ビールマルエフ


それではマルエフはアサヒスーパードライとどう違うのか?疑問に思う方も多いことでしょう。

往年の日本のピルスナーはやはり黄金比7:3の泡がうまい。


アルコール度数がマルエフ4.5%に対してスーパードライが5%という数値上のわかりやすい違いはありますが、そこはやはり飲み比べることで違いを感じてもらうのが一番でしょう。


じっさいに飲み比べてみるとスーパードライが圧倒的な爽快感とキレ、強い炭酸を感じるのど越し重視のビールに仕上がっているのに対して、マルエフはその爽快感を少し抑える代わりにコクとまろやかさが加わっているのがわかります。



アサヒビール系統の味わいらしく余計な甘みを感じないなかでのコクが加わるため、大手ビールのブランドで比べるならエビスやサッポロというよりはキリンの一番搾りにアサヒスーパードライを少し近づけたイメージかもしれません。


スーパードライの持つ圧倒的な爽快感はこの30年間の日本のビール市場を席捲し引っ張ってきました。しかし時の流れというのは残酷で、30年も同じ嗜好が支持されるとしだいに飽きが生じてくるものです。


それを反映したかのような昨今のクラフトビールブーム。そんななかであえてクラフト感溢れる新製品ではなく、自社が昔に作り上げて支持されていた、ある意味では前時代的なビールが一周回って現代の酒飲みの嗜好にフィットする。なんともストーリ性のあるビールなのです。



アサヒ生ビール缶「マルエフ」の値段は?

マルエフはメーカー側ではオープン価格となっていますが、店頭での想定価格は350ミリリットル缶で219円前後 、500ミリリットル缶で286円前後とのこと。


この価格帯はアサヒスーパードライとほぼ同価格、おそらくお店によっては「若干マルエフの方が高いかな?」という印象。


ただあえてマルエフに興味を持ち手を出そうとする購買層はビールが好き、銘柄ごとの味の違いに興味があるという層でしょうからここでの数円~数十円の価格差は誤差とも言えそうです。


事実、筆者の最寄りのスーパーでは発売と同時に品薄が続いており注目度、人気度の高さがうかがえます。


この記事を読んでマルエフが気になったという方にはぜひ気軽にスーパードライとの飲み比べに挑戦してみてほしいですね。

アサヒ生ビール缶「マルエフ」が2021年のこの時代に復活!!その味わいの特徴とスーパードライとの違いをレビューのまとめ

本記事ではアサヒ生ビール缶、通称"マルエフ"の一般復刻販売に関する情報とその魅力についてレビューしてきました。


このビールはメーカー側が「情緒的な価値を訴えたい」と語るように、マルエフの発売をリアルタイムで知っている人には懐かしさが、はじめて知る世代には新しさとストーリー性を感じられ、思惑通りに動いてしまうのも悔しさを感じつつも手に取りたくなるビールです。


脂っぽい料理にはキレのあるスーパードライ、煮物や刺身にはまろやかさのあるマルエフなど同じアサヒブランドのビールで飲み分けも楽しめそうです。


2021年11月24日にはマルエフの黒ビールの発売も予定されていますので、今年の秋冬はちょっとしたマルエフブームがくるかもしれません。ぜひ注目していきましょう。




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