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ジャクソンフルーツってどんなフルーツ?グレープフルーツとの違いや味の特徴、食べ方やむき方に紹介

ジャクソンフルーツ


日本は季節ごとに国産・海外産問わず豊富なフルーツを楽しめる国。


とはいえ一般的に量販店・スーパーに出回っているフルーツや品種は年ごとに大きく変化することはありません。日ごろ見かけるフルーツは基本的に需要がとても高く安定して売れるものがメインになるからです。


その裏で日本では日本の農家さんたちの努力によって定期的に新しい品種が誕生したり、海外産のまだ見ぬ未知のフルーツが新しく輸入されたりしています。


今回ご紹介するジャクソンフルーツもそのひとつで、ここ2~3年でようやく一般市場にも出回るようになってきた柑橘です。


通販などを使えば入手も割と簡単にできるようになってきましたので、ぜひその魅力を知ってこの機会に楽しんでみましょう。


ジャクソンフルーツとは?

ジャクソンフルーツ
ジャクソンフルーツ


ジャクソンフルーツとは南アフリカ産の果実で、グレーププルーツの突然変異によって生まれたフルーツです。


まだその歴史は浅く、ヨーロッパに2011年、日本には2014年に輸入解禁されたばかりなので未体験の方も多いのではないでしょうか?



外国生まれの品種を日本に輸入するさいは非常に厳しい検疫が必要になるため、そのハードルはとても高いと言われています。これもひとえに海外にある素敵なフルーツを輸入しようと努力してくださる関係者の賜物なんですね。


旬の時期は7月から9月にかけてで、日本で流通するのもそれくらいの時期になります。


外見はツヤのある黄色の果皮、大きさはおおよそ200g程度でグレープフルーツをそのまま一回り小さくしたようなイメージでしょうか。


グレープフルーツと比べると皮(アルベド)は比較的薄く、ジョウノウ膜(可食部を包む白い膜の部分)もやわらかいためみかんのように房ごと食べることも可能です。


「グレープフルーツは栄養価も高くておいしいけど、皮をむくのが面倒で食べたくない」という人にとっては非常に食べやすいフルーツと言えるかもしれませんね。

ジャクソンフルーツの味とグレープフルーツとの違い

ジャクソンフルーツはグレープフルーツの一種で、味の傾向も大まかには近い傾向にあります。


しかし細かく見ていくとグレープフルーツ特有の苦みがほとんどなく、甘さと優しい酸味のきいたスッキリとした味わいです。香りもグレープフルーツよりもライムに近いといえるでしょう。

グレープフルーツと違いつぶつぶの果肉を覆う白い皮(=ジョウノウ膜)も食べられる。


先ほども紹介したようにジョウノウ膜を食べてもさほど気にならないというのもグレープフルーツとの大きな違いかもしれません。グレープフルーツのように大きな種がないというのもポイントでしょう。

種があまりないので食べやすい。


好みにもよりますが、小さいお子さんなどでグレープフルーツの苦みが苦手な場合はジャクソンフルーツのほうがおいしく食べられるのではないでしょうか?


また、スイーツなどに加工した場合も苦みがたたずスッキリとした風味を出せるのでもう少し流通が安定すればケーキなどの材料として好んで使われるようになるかもしれませんね。



日向夏、甘夏、河内晩柑などに近い」と表現する人もいて、和柑橘に近い、雑味がなく繊細な柑橘と言えるかもしれません。


そんなことからも、ジャクソンフルーツは普通のオレンジやグレープフルーツより、そういった国産和柑橘が好きな方に特におすすめできそうですね。

ジャクソンフルーツの食べ方・皮のむき方

ジャクソンフルーツは外皮も比較的柔らかく、手で剥くこともできなくはありません。


ただ、そうはいってもそれなりに厚みのある皮なので、スマイルカットで切って外皮を手やナイフで外して食べるのが見た目にも手間的にも一番簡単な食べ方でしょう。

ジャクソンフルーツのむき方
スマイルカットしてお皿に盛りつけたジャクソンフルーツ。ジョウノウ膜が残っているがそのまま食べられる。



スマイルカットはジョウノウ膜を取り除くことをしない切り方ですので、普通のグレープフルーツには向きませんが、ジャクソンフルーツならこのカットで手軽に楽しむことができます。

ラム酒をかけて楽しむと一層風味が引き立つ。大人の方はぜひお試しあれ。


どうしてもジョウノウ膜が気になるという方はグレープフルーツと同じように、サジョウ(つぶつぶの部分)のみを取りだして食べてもいいでしょう。



詳しいむき方はグレープフルーツを綺麗にむく方法として別の記事で紹介していますので、そちらもあわせてご覧ください。


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ジャクソンフルーツってどんなフルーツ?グレープフルーツとの違いや味の特徴、食べ方やむき方に紹介のまとめ

ジャクソンフルーツは2014年に輸入開始されたばかりの南アフリカのフルーツです。


皮が薄く種も少なく苦みもないということで、従来のグレープフルーツをとても食べやすくしたような柑橘になっています。これから日本でもますます人気が高まっていくのでしょう。


その証拠にまだ輸入されて日が浅いため珍しいフルーツに分類されますが、年々輸入量は増えていて、ここ2~3年で少し気の利いた品ぞろえの青果店では見かけるようになってきました。


特に通販などを利用すれば気軽に手に入れることもできるので、この機会にぜひ新しいグレープフルーツを楽しんでみましょう。



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