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いちじくの食べ方、旬、保存方法|皮をむく?むかない?食べ過ぎに注意して楽しもう

いちじく


季節ごとに多様な果物が手に入る日本において、いちじく(無花果)は積極的に食べる機会は少ないかもしれませんが非常に魅力があるフルーツです。


フレッシュをそのまま食べるのもちろん、お菓子や料理に加工するのにも適しているため食に精通している人ほど食べる機会が多いかもしれませんね。


そんな風に語るとハードルが高くなってしまいますが、いちじくは気軽に楽しむことができるフルーツでもあります。


本記事ではいちじくの食べ方、旬の時期、保存方法に触れながら、いちじくの魅力をたっぷりとご紹介します。


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いちじくってどんなフルーツ?

いちじく
いちじく


いちじくはイラクサ目クワ科イチジク属の落葉樹木で、食用とされるのはこの樹木の花に当たる部分です。


いちじくは漢字で無花果と書くため花が咲かないと思っている人も多いかもしれませんが、じつは今回ご紹介している食用部こそが花なので厳密には花が無いわけではありません。

いちじくの断面図。じつはこの中の粒粒が花になっている。


比較的温暖な気候の土地で栽培されることが多く、日本では愛知県と和歌山県がたくさん生産しています。


次いで兵庫県、大阪府や広島県でも比較的たくさん作られているんですよ。



愛知や大阪など本来フルーツ生産のイメージが少ない都道府県でも多く栽培されているのにも注目したいですね。

いちじくの旬

いちじくは夏に旬を迎える夏果と秋に旬を迎える秋果が存在します。


夏果は6月から7月、秋果は8月から9月が最盛期で、前後1か月程度は収穫・流通しますからじっさいには5~10月とおよそ半年間ほど楽しむことができるフルーツです。


品種によっては夏と秋両方に収穫されるものもありますが、そのような品種は夏秋兼用種と呼ばれます。



夏秋兼用種の場合は基本的に夏果のほうがサイズも大きくて食味もよい傾向にある。

いちじくの味の特徴

半分にカットしたいちじく。


いちじくは味の表現がとても難しいフルーツだと思います。その理由は他に似たような味わいの食材が存在しないからです。


独特の芳香(少し青臭い)とねっとりとした口触り、優しい甘みが特徴。糖度は15~18程度と高めのものが多いのですが不思議とくどい甘さは感じず、高級砂糖の和三盆のようなあとにひかない自然な甘みを楽しめます。

一度その魅力に取りつかれると旬の時期に一度は食べたくなる


果実中心の花部がプチプチとはじけるような食感を与えますが全体的にはねっとりまったりとした果肉で酸味も少なく、人によっては「バナナを軽くしたような味」と表現することも。


酸味も軽く全体的に"淡い"という印象が強いですが、食べ慣れると不思議と病みつきになる魅力をもっていますね。



どちらかというと子供よりも大人向けの通好みなフルーツといえるかもしれません。

いちじくの食べ方

いちじくに親しみのない方は「いちじくってどうやって食べるの?」と疑問に思うかもしれません。


でもいちじくって果実の中でも気軽に食べれて食べ方も多様なんですよね。


ここではフレッシュのいちじくの食べ方といちじくを加工して楽しむ食べ方について紹介します。

フレッシュのいちじくの皮はむく?むかない?

旬の時期にはぜひ生いちじくを楽しんでください。


いちじくは皮がありますが、品種によっては完熟すると共に皮もやわらかくなって食べることができます。


日本で流通しているいちじくは皮ごと食べられるものが多いですね。

無花果の食べ方
日本で普通に流通しているいちじくは市場の8割を占める「桝井ドーフィン」という品種。皮ごと食べられる。


皮ごと食べる場合は軽く洗ってヘタを切り落としてくし切りにして食べましょう。

くし切りにして皮ごと楽しめる



皮には産毛があるので、それが気になるという方は軽く塩でこすってあげると綺麗にとれます。基本的には流水で注ぐだけでも十分です。


まだ未熟なものや皮の食感が苦手という方はくし切りにした後に皮際にナイフを入れて剥いてしまいましょう。

皮際にナイフを入れて皮を剥く
完熟したものは剝きにくいので注意


ただ熟したいちじくは果肉がとてもやわらかく皮がとても剝きにくいので潰してしまわないように注意が必要です。



いちじくの皮にはポリフェノールや食物繊維といった栄養素も多く含まれていますし、皮際に味の濃い部分があるので苦手意識がなければそのまま食べることをおすすめしたいですね。

フレッシュ以外のいちじくの楽しみ方

まだ熟していない固いいちじくを手に入れた時、もしくは生のいちじくを傷む前に食べきる事が難しそうなときはぜひ加工してみましょう。


いちじくはジャムやコンポートはもちろん、適当にカットしてチーズやバターを乗せてトースターで焼いたりサラダに入れたりと気軽に調理して楽しむことも可能。


じつは肉との相性がとてもよく、肉料理に使われることはあるんですよ。



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食べすぎ注意?一日に何個までいちじくを食べてもよい?

「いちじくの食べ過ぎはよくない」という話を聞いた事がありませんか?


いちじくは栄養が非常に豊富な果物で、特に食物繊維の含有量が多いため食べ過ぎるとおなかの調子が悪くなることもあります。


とはいえあくまで「栄養価の高い果物」の域を出ることはないため、間違ってたくさん食べてしまったとしても即座に異変が出ることは稀でしょう。


たとえば「卵を食べ過ぎるとよくない(栄養過多になる)」という話と同じで、なにごとも過ぎたるは身体の毒ということです。


具体的に何個くらい以上食べるとよくないとは決まっていませんが、美味しいからと言って旬の時期に毎日パクパクと何個も食べていると違和感を持つこともあるかもしれないという話ですね。

いちじくの保存方法

いちじくは非常にデリケートなフルーツです。


特に完熟した個体は傷みやすく、すぐにぐちゅぐちゅになってしまいます。



いちじくは完熟すればするほどやわらかくなっていきます。複数ある場合は柔らかい物から優先的に食べてしまいましょう。


そのためいちじくは市場流通させる時に完熟手前で余裕を持って収穫して販売することが多いのですが、結果的に手もとに届く際には熟しているケースも多いので早めに食べてしまうのが基本。

ひとつずつラップやペーパーで包もう


もしも保管する場合はひとつひとつをキッチンペーパーやラップで包んでポリ袋や箱に入れ、その容器自体をさらに軽く密閉して冷暗所に保存するとよいです。

筆者は場合にもよるが、完熟したいちじくをひとつずつラップでくるんでパッケージに入れさらにラップをし、その上から新聞紙でくるんで冷蔵庫の野菜室に入れることが多い。それでも完熟している場合は3~4日程度が保存の限度だ。

冷凍保存もあまり向かないため(不可能ではないが食感が大きく変わる)、傷み始めたら早めに加熱調理するなどして使い切ってしまいましょう。

いちじくはふるさと納税で購入がお得?

いちじくは傷みやすいフルーツなのでできるだけ獲れたてに近いものを手に入れたいところ。


しかし、産地に住んでいる方でもないとなかなか新鮮ないちじくを手に入れる機会は少ないのが現実です。


そこでオススメしたいのがふるさと納税


ふるさと納税を利用するといちじくを産地直送でロスタイムなく届けてもらえることが多いのです。


金銭的にもうまく使えば1万円以上のフルーツでも実質2000円で購入可能という非常にお得な制度なので、利用してお得に購入してみてはいかがでしょうか。


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いちじくの食べ方、旬、保存方法のまとめ

いちじくはとても魅力的なフルーツです。


しかしまだまだその魅力が世間に知れ渡っていないという側面もあると思います。


ぜひこの機会にいちじくをもっと身近に感じ、楽しんでもらえたら嬉しいですね。



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