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「貝印 関孫六 茜」シリーズのレビューと口コミ|ペティナイフ、三徳包丁、牛刀

貝印 関孫六 茜


各メーカーから多種多様な商品が展開されており、どれを選べばいいのか悩んでしまいがちな調理器具といえば包丁。


本記事では日ごろの調理や飲食店勤務勤務経験を活かして導き出したおすすめの包丁、「貝印 関孫六 茜」シリーズのレビュー&口コミを紹介して参ります。


価格もピンキリななかで、正直この茜シリーズは本格包丁のなかでは比較的安価な部類のシリーズに位置づけられるのですが、正直お手入れをする前提ならばこのシリーズだけで十分事足りる性能を有しています。


初心者から上級者まで幅広くオススメできるのですが、特に砥ぎなどのお手入れができる余裕がでてきた料理中級者くらいの方に強くオススメできると思います。


「貝印 関孫六 茜」シリーズについて

日本を代表する刃物メーカーのひとつ貝印から展開されている調理器具ブランド「関孫六」。


関孫六は室町後期、美濃の有名な刀工の名。


国内包丁シェアトップといわれるブランドで、アマチュアからプロまで幅広い支持を集めています。


展開されるブランドのシリーズは包丁だけで20種以上にわたり、値段もピンキリで安いものは2000円台から、高いものだと一万円を軽く越えるものまで幅広いラインナップも魅力です。


しかし豊富すぎるシリーズから一本を選ぶのは逆に難しいというもの。


今回本記事でご紹介する茜シリーズは20種をこえる関孫六のラインナップのなかでは安価なライン。



特徴は「ステンレス三層鋼」を採用し、独自の加工技術により、食材への切断抵抗が小さくしている点と食洗機対応な点。


基本スペックとしては「錆びにくい」「同価格帯の他の包丁より切れ味がよい」「本格包丁としては低価格帯」ということが挙げられます。

「貝印 関孫六 茜」の外観

茜シリーズのペティナイフ。


こちらは関孫六 茜のペティナイフ(120mm)です。


ザ・包丁といったシンプルな見た目が好印象。


食洗機対応ということで日常使いにもバッチリ。


ハンドルは食洗器にも強い樹脂


ハンドルは樹脂性を採用しています。


継ぎ目の部分は汚れやすいので定期的にしっかりお手入れするとよいでしょう。


刀身はサビに強いステンレスの3層鋼になっていて、果物の酸がかかった状態で放置しても基本錆びません。


ズボラな方にもピッタリな包丁となっています。

「貝印 関孫六 茜」の使い勝手や切り心地をレビュー

筆者は関孫六 茜シリーズのペティナイフを愛用しています。


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茜シリーズのペティナイフ。


購入したばかりで試し切りしても最低限は切れます。日頃から砥石でお手入れする習慣のない人にとっては十分な切れ味。


買ったばかりでもじゅうぶんな切れ味。持続させたければ定期的にお手入れするとよい。


握りやすく手に馴染むので安いとはいえ違和感は一切ないです。


なにより使ったあとすぐに拭かなくてもいい(できれば拭くべきですけどね)のが精神衛生にいいです。鋼材だと手入れに神経質になってしまって調理が進まないんですよね。


もちろんしっかり砥石を使って研いであげれば飲食店でも使えるレベルの切れ味を発揮します。



1000番→4000番の安い砥石で軽く20~30回ずつ研いだだけでぐっと切れ味が増しました。もっと安定感を高めたかったらもっと砥ぎこむ必要がありますが、よほどの使用頻度や精度を求めることがなければこれくらいの切れ味で十二分でしょう。



筆者が過去働いていた飲食店でもこのシリーズを愛用しているプロの方は少なくありませんでした。


しっかり砥いだ茜シリーズの包丁と1万円台の買ったばかりで砥ぎこんでいない包丁を比べたことがありますが、しっかりとお手入れしてある茜シリーズのほうが慣れていることもあってか使いやすった覚えがありますね。


ご家庭で数か月に1~2回砥石で砥ぐ程度ならアマゾンに売っている最安価格帯の砥石でじゅうぶんです。頻繁にやる場合は刃への負担や持続性を考えてもうワンランク高いものを買いましょう。




砥石で砥ぐのがめんどうならダイヤモンドシャープナーを使うだけでもだいぶ違いますよ。




安い包丁、高い包丁


安い包丁と高い包丁の一番の違いは切れ味の持続性です。


材質や根本的な鋳造の仕方によって砥石でお手入れしたあとにどれくらい切れ味をキープできるかがことなります。


正しく手入れした前提で、高い包丁はたくさんの食材を切っても切れ味が変化しませんが、低価帯のものは割りとすぐに研ぐ前に近い状態に戻ってしまいます。


ご家庭や仕事などで使う場合、料理回数が多い場合や仕様頻度の高い包丁はもう少しハイランクなものを購入してもいいかもしれません。


逆に仕様用途が限られていたり、あまり調理の回数が多くない場合は茜シリーズクラスでもじゅうぶんです。

「貝印 関孫六 茜」のラインナップ

茜シリーズは短い方から順にペティナイフ(120mm)、小三徳(145mm)、三徳(165mm)、牛刀(180mm)、牛刀(210mm)の5種。


ペティナイフとボールペンの比較図


汎用性の高さなら小三徳か三徳包丁の2択ですが、メインで使う包丁はもう少しハイランクのものを買って、使用頻度の少ないペティか牛刀を茜シリーズでそろえるのもアリでしょう。

ペティナイフ


筆者も愛用しているペティナイフです。


価格もお手頃でとっても使いやすく、ペティナイフをはじめて買うという人にも扱いやすくておすすめです。

小三徳

三徳包丁より一回り小さい小三徳。


ペティと三徳の中間といった感じで汎用性は高いけど小回りもきくのがメリットです。

三徳


三回お徳の名に恥じない汎用性の高さが魅力。


こちらも筆者愛用の包丁で日ごろの調理は大抵これで済ませています。

牛刀

牛刀は刃渡り別に2種類展開。


一般家庭では牛刀よりも三徳のほうが使い勝手は良いと思いますが、一本あっても損はないでしょう。


牛刀180mm。



牛刀210mm。

「貝印 関孫六 茜」の口コミとおすすめしたい人

関孫六の茜はこれから本格的に料理をしたいという方にもすでに日常的に料理をしていてお手頃な新しい包丁を探している方にもオススメできる包丁です。


じっさいに使用している人の口コミなどをピックアップしてみるとコストと性能のバランスが良いという声が多いようです。


やはり高い包丁にあるような圧倒的な切れ味と持続性を期待してしまうとワンランク劣るかなという印象はありますが、5000円以下のランクで考えるならばかなり使い勝手はいい印象ですね。


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いきなり高い包丁を買ってお手入れでミスするのも残念なので、本格的に包丁を使い込んで手入れもしていきたいと考えている人には砥ぎの練習用としてもオススメです。砥げは砥ぐほど使い勝手は高まりますよ。

「貝印 関孫六 茜」シリーズのレビューと口コミまとめ

日本を代表する刃物メーカーの貝印から発売されている「関孫六 茜」シリーズをレビューしてきました。


コスパの良い包丁シリーズで初心者から中級者くらいの幅広い方におすすめできそうです。


包丁選びに悩んでいる方は試しに一本買ってみてください。絶対に損はしないと思いますよ!


茜シリーズの三徳包丁。


CHECK


包丁を買うならこの機会にぜひ砥石もあわせて買ってみてください。


ちょっと練習すれば劇的に切れ味を改善させることができますよ!


はじめての方にもおすすめの2000円前後の砥石は以下の記事でも紹介しているので参考にしてみてください。




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