食品保管に便利なチャック付きポリ袋・・・特に冷凍庫内での保存にも適したフリーザーバックはもはや調理に欠かせないアイテムのひとつ。
このジャンルで圧倒的なシェアを誇っているのは旭化成のジップロックシリーズですが、類似商品はほかにも多数存在しています。
しかし機能面などから考えるとおさえておくべき商品はぶっちゃけそう多くはありません。
そこで本記事はジップロックの代わりになりうるフリーザーバックを紹介、その実力やコスパを比較していきます。
シチュエーション別にもっとも適したフリーザーバッグを選択することでより保存術を高めていきましょう!
フリーザーバッグの選び方
数あるチャック付き保存用ポリ袋。
もっとも有名で多く出回っている旭化成のジップロックシリーズを愛用している人も多いと思いますがシチュエーションによっては他のメーカーのアイテムを選択するほうが良いこともあります。
では、どのような観点から商品を選択すると良いのでしょうか?
冷凍の可否や耐熱温度などの性能
まず大切なのは冷凍が可能かどうかです。
チャック付きポリ袋のなかでも冷凍利用に耐えうるものはフリーザーバッグなどという名称で販売されているケースが多いですね。
冷凍可能なものは冷蔵や常温での保存にも適しているので汎用性が高いです。
マチのありなし
マチがあるタイプの商品は液体や食材をポリ袋にいれたさいに袋が自立できるように厚みが出ます。
そのため、カレーや汁物などをいれて保存したい場合には便利。
一方で場所を取るので大量に保存するには不向き。
冷凍する場合もあまりメリットを感じないので、汁物を冷蔵庫で保存する機械があるかどうかで判断するとよいでしょう。
大きさのバリエーション
メーカーによってサイズの展開はさまざま。
同じS、M、Lのような規格でも使い勝手は微妙に異なるので、いろいろと使って一番しっくりくるものを探せるとベスト。
冷蔵庫との相性や作るときのクセでピッタリくるものが人それぞれ違いますので、はじめはいくつかのメーカーのものを使い比べてみるのもオススメです。
かわいいデザイン
食品を保存した状態で女子会や宅飲みに持っていったり、お子さんに持たせたりすることがある場合はかわいいデザインのついたものにも注目したいところ。
キャラクターものもなどもありますので要チェックです。
おすすめのフリーザーバッグ7選を比較
今回紹介していくフリーザーバッグの特徴を一覧表にしました。
こうしてみてみるとメーカーごとに差別化を狙ってさまざまな特徴を持たせているのがわかります。
とはいえ基本的には機能性が高まれば価格も高くなる、デザイン重視のものは性能的には特別優れていないなど製品の目指す方向性は決まっています。
あとはひとつのパッケージで複数サイズを混合して販売しているケースなどもあるので、そのあたりについても注目して自分にあった商品を探していくといいでしょう。
ジップロックの代わりになるおすすめのフリーザーバッグ7選
実用性重視のおすすめフリーザーバッグ
旭化成 ジップロック フリーザーバッグ
不動の定番アイテム。
手に入りやすさ、サイズ展開の豊富さ、業務用の展開など・・・機能性はもちろんながら使い勝手の良さが抜群。安定感が違いますね。
耐熱温度は100℃、耐冷温度は-70℃と機能面でも非常優秀。
S、M、Lサイズの3展開。はじめてフリーザーバッグを使う・・・という人はまずはジップロックフリーザーバッグのSサイズとMサイズを買っておけば間違いないでしょう。
クレライフ キチントさん マチ付きフリーザーバッグ
クレライフから発売されるキチントさんシリーズから、フリーザーバッグにマチがついたタイプ。
旭化成のジップロックシリーズにも「スタンディングバック」というマチ付きタイプがありますがサイズ展開は1種類のみ。
対してこのクレライフのものはS、M、Lと3サイズ展開で機能性も十分なので、マチ付きが良ければクレライフ一択でしょう。
イケア ISTAD プラスチック保存袋
イケアブランドから発売されているチャック付きポリ袋。
イケアらしい北欧デザインも特徴的ですが、加えて意外と耐久性がしっかりとしている点にも注目したいところ。
使いまわしを前提とする場合や硬めの食材を保存したい場合には選択肢としてアリな商品です。
サイズ展開が豊富なフリーザーバッグ
ライオン リード新鮮保存バッグ
ライオンから発売されているチャック付きポリ袋。
知名度的にも実力的にも旭化成への対抗馬。
1枚辺りの値段的にもほぼ差はないですね。
一見すると旭化成のものと差のない商品ですがポイントは抗菌加工フィルムを採用していること。
一般的なポリ袋より抗菌力が高く、バッグ自体も丈夫(メーカー調べ)。
さらにサイズ展開もsサイズからLLサイズまでの4サイズ展開と豊富で用途に応じた使い分けが可能なのも嬉しい点でしょう。
生産日本社 ユニパック SSタイプ
5サイズ展開とフリーザーバッグの中ではもっともサイズ展開が豊富。
加えて特殊2層フィルムで低温に強く冷蔵品・冷凍品にも適していて、丈夫なので重量級のものの保存にも適しているというハイスペック。
ただし底開きタイプなので熱シール機が別途必要。
クオリティや使い勝手から考えるとほぼプロ向け商品と言えそうです。
ご自宅でもプロ顔負けの調理をするという人にはかなりオススメできます。
かわいいフリーザーバッグ
Lec キティ フードバッグ
キティちゃんの絵柄がプリントされているフリーザーバッグ。
かわいらしいデザインながら、耐冷温度-30℃と冷凍も可能。サイズもSとMの展開で使い分けできるのが嬉しいですね。
同じくサンリオからマイメロのデザインが入ったバージョンも存在するのであわせてチェックするのもオススメです。
岩田谷マテリアル リラックマ ジッパー袋
リラックマがプリントされたかわいいジッパーバッグ。
ポイントはなんといっても16枚入りでSサイズとMサイズが1パックにセットで入っている点。
サイズ別に複数購入しなくても、用途にあわせてこの商品ひとつで使い分けられるのは魅力。特にさほど大量に使う機会がないという人には便利です。
おすすめフリーザーバッグ7選!その実力を比較のまとめ
現状、フリーザーバッグを買う際に選択肢にあがる商品はここで紹介した7つくらいじゃないでしょうか?
- バランス重視 → ジップロック フリーザーバッグ、イケアISTAD
- マチ付き → キチントさん マチ付きフリーザーバッグ
- サイズ展開重視 → ライオン リード新鮮保存バッグ、ユニパック
- 可愛さ重視 → ひつじのショーン、サンリオ系、イケアISTAD
こんな感じでシチュエーション別に使い分けるのがオススメです。
そこまでこだわりがない人はやはり旭化成が無難でしょう。次点でIKEAのISTADが意外に使い勝手よし。
あとは用途別に細かく使い分けたい人向きという感じですね。
フリーザーバッグについては他にもまとめた記事がありますので参考にしてみてください。