スープとパンさえあればいい・・・。
旨味の染み出たスープは具もしっかりと入ってそれだけで満足感たっぷり。
そこらパンでも添えればそれだけで立派な一食に。
あさりとかぶはお互いの相性のよさと簡単にダシがとれることの利点から、時間の無いときでもサッと作れるスープに適しています。
化学調味料を使わないスープを手軽に試せるのはとても嬉しい。
あと一品に悩んだときや、短時間で作れる美味しいスープレシピをお求めの方にぜひチャレンジしてみていただきたい一杯です。
ダシたっぷり!かぶとあさりのスープの材料(3~4杯分)
あさり・・・・1パック
かぶ・・・・3個
玉ねぎ・・・1/4玉
にんにく・・・ひとかけ
鷹の爪・・・一本
白ワイン・・・70cc
塩・・・・小さじ1
水・・・・・450cc
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意外と飲んでも美味しいんですよね。
ダシたっぷり!かぶとあさりのスープの作り方
あさりは調理前に一時間ほどかけて塩抜きしておきます。調理前に時間が取れない場合は朝出かける前や寝る前に塩抜きのセッティングをしておきましょう。
平らなバットやタッパー容器などにあさりが重ならないようにセット。
水300ml程度に塩10g程度を加え、海水に近い塩分濃度に設定してあげることで砂抜きします。
あまり寒すぎてもよくありませんが、温かい場所に置いておくのもNG。夏場なら冷蔵庫、冬場なら常温で放置が良いでしょう(長い時間放置する場合は冷蔵庫にいれます)。
玉ねぎは1/4にカットし薄くスライスしていきます。
鍋にオリーブオイル大さじ1、にんにくのみじんぎり、鷹の爪を入れて熱し、にんにくの香りが出てきたら玉ねぎを投入、ひとつまみ塩(分量外)をふって炒めます。
玉ねぎは透明に透き通ってくるまで弱火でしっかり炒めます。
ここでの玉ねぎの役割は具材というよりはダシとしてスープに甘みを加えるためなので、手を抜かずに炒めましょう。
玉ねぎがしんなりしてきたら砂抜きしたあさりを投入し軽く炒めます。
軽く炒めたら白ワインを投入し、半分くらいになるまで煮詰めます。
水を400ml投入し5分ほど中火で煮込みます。
煮込んでいる間にかぶを切ります。今回はかぶの皮から出るダシも利用したいため皮は剥きません。
かぶを皮ごと洗って、大きさによって4~6等分にくし切りにします。
5分ほど煮込み終えてあさりの香りがスープから漂うようになったらかぶを投入します。
かぶからダシが出るまでまた5分ほど弱火~中火で煮込みます。
5分ほど煮込んだら塩を小さじ1程度と黒胡椒を加えて味を調えます。薄ければ塩をプラスしてください。
あさり、かぶ、玉ねぎのダシで旨味はしっかりと出ているハズなので、塩味を強調するというよりもダシの旨味を感じやすいような塩分濃度に持っていきます。
ちなみに煮込みやスープといえばアク取りを考える人も多いでしょうが、アクとは旨味と表裏一体です。
多すぎると雑味ですが、少ないと淡泊で物足りないスープになります。アクはいわばダシの一部でもあるんです。
今回はえぐみの出やすい食材を使っていないのでアクとりはしません(そもそもほとんど出ませんが)。
あとは器に盛って完成です。
ぜひバケットと一緒に召し上がってください。
それだけで食事として完結してしまうことでしょう。
まとめ
砂抜きの時間を除けば20分もあればダシのしっかりと出たスープを作ることが出来ます。
化学調味料に頼らずにダシの旨味を引き出すのは初心者には難しいと思われがちですが、貝類や野菜類はかつおだしや鶏がらだしに比べれば時間もかからず簡単にダシをとることが可能なんですね。
具をしっかりと入れたスープはそれだけで食事を完結させるパワーがあります。
以前ご紹介した一汁一菜にも応用が利くレシピだと言えるでしょう。
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