いまやレパートリーも種々多様で、さまざまな味を楽しめるインスタントラーメン。中でも袋入りタイプのインタスントラーメンの進化は素晴らしく、名店とのコラボや各社の研究の成果によって非常にハイクオリティなラーメンを気軽に楽しめます。
ここではそんなインスタントラーメンの想定されている美味しさを100%引き出すための作り方のコツについて紹介します。ちょっとしたことですが、面倒がらずに意識すればインスタントラーメンをより美味しく食べられるはず!
- 美味しくインスタントラーメンを食べたいなら説明通りに作ろう
- 美味しいインスタントラーメンの作り方1『お湯はしっかりとはる』
- 美味しいインスタントラーメンの作り方2『スープを溶かすお湯はきっちり分量通りに』
- 美味しいインスタントラーメンの作り方3『丼ぶりを温めておく』
- 美味しいインスタントラーメンの作り方4『しっかりと湯きりをする』
- まとめ
美味しくインスタントラーメンを食べたいなら説明通りに作ろう
インスタントラーメンを食べるときの心境としては「食事作りの手を抜きたい」「すぐ食べられるものを食べたい」というような時が多いと思います。
だからこそインスタントラーメンは作る手順をも省略しがちですが、インスタントラーメンの味わいは袋に記載された説明の通りに作ったとことを前提として作られています。
従っていくら手を抜きたくても袋の指示通りに作っていくことが美味しく食べるための大前提となるわけです。商品ごとに茹で時間やお湯の量に微妙な違いがありますから、しっかりと測るようにしましょう。
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美味しいインスタントラーメンの作り方1『お湯はしっかりとはる』
ここからはより具体的に気を付けたいポイントを確認していきましょう。
まずはインスタラーメンですから麺を袋から出して茹でるのですが、ここでたっぷりのお湯を沸かすようにします。商品によっては麺を沸かすお湯の量も指定しているものがありますが、その場合は記載の通りにきっちりと水を測ります。
指定がない場合はお湯が少なくなりすぎないように、少したっぷりお湯を沸かします。
水をたくさん入れれば沸くまでに時間がかかりますから、できれば少ない水で火にかけたいところですが、少ないお湯で麺をゆでると麺の成分がお湯に溶けだし、湯の濃度が高まった結果、茹であがった麺がベトベトになってしまいます。他にも麺を入れて温度が下がることで、指定の時間でうまく茹できれないリスクも出てきます。
特に複数人の分量で作る場合は麺も多くなりますから湯もその分だけ増やす必要があります。麺が増えると温度の下がり幅も大きくなりますし、よりコントロールが難しくなります。ご家庭で4~5人分一気に作るのはほぼ不可能(ラーメン屋さんですら4~5人分くらいが限度のところが多いです)だといえるでしょう。その場合は2~3回にわけて作るようにします。
美味しいインスタントラーメンの作り方2『スープを溶かすお湯はきっちり分量通りに』
スープを溶かすためのお湯は商品ごとに必ず分量の記載があるはずです。こちらもめんどくさがらず、計量カップでキッチリはかりましょう。味に直接かかわる部分ですから最も重要といっても過言ではありません。
耐熱の計量器具が無い場合は、あらかじめ必要な分量を冷水で計量してから電子ケトルや鍋で沸かしておきましょう。
美味しいインスタントラーメンの作り方3『丼ぶりを温めておく』
ちょっとしたことですが、スープを作る前にラーメン丼ぶりを温めておくとラーメンが冷めにくくなってよりGOOD。特に冬場は器が想像以上に冷たくなっているので味に影響が出ます。
スープ用に温めたお湯を丼ぶりに移して器を温めてからお湯はもう一度沸かすか、麺を茹でている鍋の上で温めるのがいいでしょう。
美味しいインスタントラーメンの作り方4『しっかりと湯きりをする』
意外と面倒で省略しがちなのが麺の湯きり。ザルに麺を移して余分な水分をしっかりと切ります。
お湯から出したばかりの麺は想像以上にお湯をまとっています。これを直接スープに入れてしまえば、その分だけ無駄に水気が増えて、せっかくきっちり計量して作ったスープがぼやけてしまいます。
またフライ麺の場合はお湯に油分が染み出していますので、これをしっかりと除くことでスープ本来の味わいを楽しむことができます。
洗い物は増えてしまいますが、美味しいインスタンラーメンを楽しむためにもぜひ頑張って湯きりをしてみましょう。
まとめ
インスタントラーメンは私たちの生活に今やなくてはならない存在となりました。老若男女問わず愛されるラーメンをご家庭で簡単に再現できるとあって、料理の苦手な一人暮らしの人から毎日家族の料理をする主婦(主夫)のたまの手抜きにもピッタリです。
しかしインスタントだからと侮るなかれ、ちょっとした作り方のコツを抑えることで味わいは劇的に変化してきます。ここで挙げたようなポイントを意識したことがなかった人は、ぜひ次回インスタントラーメンを作る時に意識して作ってみるようにしましょう!
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