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「超・箇条書き」は箇条書きの書き方とコツを学ぶための必読書

"箇条書き"は非常に効率の良い伝達手段であるにも関わらず、しっかりと学ぶ機会がないままでいる人も多いのではないでしょうか?
普通に文章を書くことと比べると一見簡単そうに見える箇条書きですが、使い方を間違えると効果が無いばかりか逆効果になることも・・・。


今回は箇条書きを使いこなすのにぜひ読んでおきたい杉野幹人氏の「超・箇条書き」を読了しましたので、本書の紹介も兼ねて内容をざっくりとまとめていきたいと思います。

杉野幹人「超・箇条書き」で箇条書きの書き方とコツを学ぶ

今回ご紹介する杉野幹人氏の「超・箇条書き」は箇条書きのメリットを最大限に活かすにはどのように箇条書きをすべきなのかを記した名著でした。これを読めば箇条書きの書き方とコツを理解できるといっていいでしょう。


箇条書きは要点をシンプルに列挙する事で相手に必要最低限の情報を伝達する手段。プレゼンや資料作りにおいて非常に役立つほか、ブロガーやライターのような物書きにとっても時として非常に便利な手法だと言えます。


特に当ブログはじめ、読者の求めている情報を的確に提供することを基本スタイルにするような記事においては箇条書きは絶大な威力を発揮するため、筆者としてもはやめに読んでおきたかった書籍でしたが、もっと早い段階で読んでおくべきだったと思うくらいには良い書籍でしたね。


もちろんユニークな文体で読者におもしろおかしく記事を読ませるタイプの人もおさえておいて損は無いと思います。


箇条書きはつまるところ伝達手段であると同時に自分自身の思考を整理する手段にもなる・・・ということだと思うんですね。ぜひそういった視点からもすべての人に読んでもらいたいですね。


箇条書きの書き方は3つの技術的要素から理解する

「超・箇条書き」は200ページの書籍ですが、その大半は箇条書きを作る際の3つの技術とそのコツについて解説しています。つまるところ、この技術を使いこなすためのコツを意識することが箇条書きの書き方を理解することに繋がります。その3つの技術とは以下の通り。



  • 構造化
  • 物語化
  • メッセージ化


この3点はそれぞれ


  • 伝達相手に箇条書きで伝えたい全体像を瞬時に理解させる
  • 伝達相手に箇条書きを最後まで読もうと想わせる
  • 伝達相手に箇条書きを読ませて行動・思考させる


ための手段であると紹介されています。具体的な技術のコツについては本書を参照しましょう。


箇条書きは要点のみを列挙した非常に効率的なものであり、コミュニケーション手段しては最もシンプルかつ有効なものです。一方でどれだけ考えてまとめた箇条書きでも相手に伝わっていなければコミュニケーションとしては成立していないということになります。


杉野氏は箇条書きを用いて伝達相手がその箇条書きをただ読むだけでなく、読み合わった後に相手の心になにか「思う所」が残るようなメッセージ性がなければ意味がないと考えています。


そのためには構造化によってまずは読む価値のある箇条書きだと思わせること、物語化によって最後まで真剣に読もうと興味をもたせることが重要になってくるワケです。


面白い記事、分かりやすい記事を書くためにも箇条書き力は必須

「超・箇条書き」は基本的にはビジネスマンをターゲットに箇条書きの方法論と必要性を説いた書籍です。杉野氏は「海外の一流ビジネスマンは箇条書きを使いこなせるのが当たり前」であることを強調しています。効率を最重要視するビジネスシーンでは箇条書き力は必須スキルになっているというワケなんです。


一方でライターのような物書きにも箇条書き力は非常に役立ちます。特に素人ライターやブロガーが増加した現状において、書き手がまず習得するべきライティング技術が「超・箇条書き」には詰まっていると思うんですね。


別に素人ライターやブロガーを否定するワケではありません。というか筆者もその一人ですし・・・。アマチュアだからこそ書ける記事があって、時にはプロ顔負けの専門知識や視点を記事化できるというのは素晴らしいと思うのですが、一方で自分を含め、何を書きたいのか分からない・・・内容はかなりマニアックなのに文章がめちゃくちゃ・・・という記事が見られるのも事実


句読点の使い方や誤字脱字、開く漢字など、基礎的な文章力も必要ですが、それ以上に全体の構成をシンプルにまとめることを先に覚えた方が良いはず。ここで出てくる箇条書きを使いこなすスキルは文章や記事そのものをまとめるスキルにも通じているため、まさに物書きのスキルとしては土台になる部分でしょう。ぜひ目を通してみてください。

箇条書きの魅力~箇条書きとはコミュニケーション法である~

本書を通して、箇条書きはあくまでも「聞き手/読み手の為のものである」という事が強調されていて、箇条書きとはコミュニケーションであるという大前提を意識することができました。筆者自身、前から箇条書きをする場面は少なくありませんでしたが、今思うととそれは「読み手が分かりやすくストレスなく読めるため」ではなく「自分が楽をするため」という意識が強かったように思うのです。


杉野氏は箇条書きは英語力の上達やパラグラフリーディング、就職活動の面接にも繋がると述べています。箇条書きの技術は要点を分かりやすくかつ相手にとってて有意義な形で伝えるためのものであるので、ありとあらゆるコミュニケーションにおいてプラスに働くというワケです。


加えて箇条書きは自分自身へのコミュニケーションにも繋がるものだと感じます。箇条書きの三つの技術、特にメッセージ化は自問自答が必須です。そもも箇条書きとして伝えたいことを構造化する時点で、自分の思考を整理する過程は免れません。箇条書き的な思考法を常に意識する事で効率的に物事を進める力が付いていくのではないでしょうか?


こう見てみると箇条書きとはじつに魅力的な技術であり思考法であることが分かります。

「超・箇条書き」を読もう

箇条書きの書き方やコツ自体は正直真新しさを感じる人は少ないかもしれません。なぜなら、おそらく多くの人が一部なりとも無意識に実践しているものが多いと思われるからです。しかし、それを改めて体系化し言語化してまとめていることに本書の意義はあると思います。


また、箇条書きが単なるライティングやプレゼンにおける技法ではなく、コミュニケーションスキルや思考法のひとつとして捉えられるようになる・・・というのは魅力的です。


ぜひ皆さんも「超・箇条書き」を通して箇条書きを使いこなしてみてください。




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