おいしけりゃなんでもいい!

身近にある美味しいものを探したい。おいしけりゃ、なんでもいいんだけれど。

スポンサーリンク

ウルソデオキシコール酸が二日酔いに効く?その原理について調べてみた

f:id:bollet:20181026165214j:plain


別記事でも紹介しているレバウルフをはじめ、二日酔いに効果があるとして注目を集めているウルソデオキシコール酸。もともと医薬品には使われることも多かった成分ですが、最近では市販薬にも配合されているものがみられるようになりました。


筆者は得体のしれない成分を配合している健康食品などは手をつけたくないタイプなので、今回はそもそもウルソデオキシコール酸とはどんな成分なのか?なぜウルソデオキシコール酸が二日酔いに効くとされているのか?について調べてまとめみることにしました。

昔から二日酔い以外にも万能薬として親しまれていたウルソデオキシコール酸

ウルソデオキシコール酸の起源は数千年も遡るといわれています。熊胆(ゆうたん)と呼ばれる熊由来の生薬は熊の胆嚢から作られ、古来より漢方として使用されてきましたが、この熊胆にもウルソデオキシコールが含まれていました。


これが消化器系に対する万能薬として人々の間に伝わっていくのですが、そうしたなかで1927年に岡山大学の正田政人教授がウルソデオキシコール酸という成分を発見、東京工業大学の金沢定一教授はこのウルソデオキシコール酸を化学的に合成することに成功します。

f:id:bollet:20181026170850j:plain

こうしたウルデオキシコール酸は肝臓水解物*1として化学的な合成が可能になったことにより漢方以外の医薬品への応用も可能となります。


1957年には東京田辺製薬(現・田辺三菱製薬)によって医薬品としての"ウルソ"が開発され、現在に至るまで広く利用されるようになったのです。

ウルソデオキコール酸が市販薬などへ応用され始める

もともとウルソデオキシコール酸は胆汁の分泌を促進する利胆薬としての利用が目的とされていました*2


しかしその後、ウルソデオキシコール酸には胆石を溶かす作用があること、肝機能を改善する可能性があること、C型肝炎の治療にも効果的なことなど、消化器系の疾患においてさまざまなシーンで活躍することが判明してきました。*3


そうしたなかで2016年には田辺三菱製薬によって薬局などで購入可能な市販薬「タナベ胃腸薬 ウルソ」が発売。



さかのぼること2007年には佐藤製薬によって「レバウルソ」シリーズ、最近では2018年タウンモールかがやき株式会社によってレバウルフが発売されるなど、近年でウルソデオキシコール酸への注目度やそれを配合した健康食品、市販薬などの市場は増加傾向にあるといわれています。


ウルソデオキシコール酸の作用

ウルソデオキシコール酸はOTC医薬品*4でも60mg以下であれば配合できる成分です。


医薬品として処方箋を必要とするレベルのウルソデオキコール酸系医薬品についてはハイパー薬事典などを参考にして頂くとして、ここではOTC医薬品やサプリでウルソデオキシコール酸の入っている商品を紹介しながら、期待される作用について整理してみましょう。

レバウルフの効果効能よりウルソデオキシコール酸を調べる

レバウルフは2018年に発売されたばかりの商品で、一日の適量(9粒)にウルソデオキシコール酸をOTC最大値である60mgを配合、さらにウコンも多く含んだ二日酔い予防の次世代サプリです。


www.oishikerya.com


レバウルフの公式サイトによるとレバウルフを実際に使用して効果を感じた人は9割にもなるそうで、筆者が使用してみた体感でも比較的即効性があり効果を感じやすいなという印象です。


製薬会社から発売されている他のウルソデオキシコール酸の入った商品と比べるとウコンも同時にとれるというのが最大の特徴です。


そのためレバウルフの効果効能を単純にウルデオキシコール酸のものと決めつけることはできないものの、現在ウコン系商品を使用している方にとってはプラスでウルソデオキシコール酸も摂取できる非常にお得なサプリだといえるでしょう。


レバウルフを最安値で購入する


タナベ胃腸薬ウルソの効果効能よりウルソデオキシコール酸を調べる

OTC医薬品のウルソデオキシコール酸を含むもののなかでも特に有名なタナベ胃腸薬ウルソの効果効能について公式サイトより引用すると・・・

【効能】
もたれ(胃もたれ)、消化不良、消化不良による胃部・腹部膨満感、食欲不振(食欲減退)、消化促進、食べ過ぎ(過食)、胸つかえ


タナベ胃腸薬ウルソ|田辺三菱製薬ヘルスケア』より引用

とあり、一般的な消化器系の不調全般に対して効果が期待されていることがわかります。

【特長】
 ■タナベ胃腸薬ウルソは、「脂肪による胃もたれ、消化不良」に効く
ウルソデオキシコール酸(UDCA)が、肝臓に直接作用し、胆汁酸の分泌を促進することで、膵液の分泌を促進、胃排出を促進、膵リパーゼを活性化させ、脂肪による胃もたれ、消化不良を改善します。
 ■タナベ胃腸薬ウルソは、「腸肝循環」で長時間とどまるから、1日1錠
服用後、腸で吸収されたUDCAは肝臓、胆嚢を通って腸内に排出され、再び腸で吸収されます。このサイクルを「腸肝循環」といい、UDCAが胃腸だけでなく、肝臓、胆嚢にも長時間にわたって働きかけます。


タナベ胃腸薬ウルソ|田辺三菱製薬ヘルスケア』より引用

特長についてみてみると、肝臓に直接作用し消化・分解を助ける消化液等の分泌を促進する効果が期待されることがわかります。


ちなみにタナベ胃腸薬ウルソは一日の使用量1粒にウルソデオキシコール酸が50mg配合されています。


レバウルソより効果効能よりウルソデオキシコール酸を調べる

続いて佐藤製薬のレバウルソの効果効能も見てみましょう。
佐藤製薬は胃腸や肝臓を労わりたい人のための常識としてレバウルソを位置づけています。


「食べ過ぎ・二日酔い・消化不良による胃腸の不調」にはウルソデオキシコール酸による消化液の分泌促進効果が、「食欲低下・暴飲暴食による胃腸の疲弊」には肝機能の向上による滋養強壮効果が症状を改善させるきっかけになることを紹介しています。


f:id:bollet:20181026164809j:plain


このようにウルソデオキシコール酸は消化器系の不調を改善し、活性化させることで身体の調子を整える成分として活用されています。


ウルソデオキシコール酸は二日酔いに効く!

みてきたようにウルソデオキシコール酸は肝臓の働きを高める効果が認められています。また肝臓そのものを保護して肝機能障害を抑制したり、消化酵素の働きを助ける力もあるため、二日酔い時におこりがちな消化不良の改善にも役立ちます。


つまりウルソデオキシコール酸は総合的にみて二日酔いの症状に対してアプローチできる可能を秘めた成分だといえるのです。


ウルソデオキシコール酸自体は医療機関でも肝機能改善のために使われている実績のある成分なので、二日酔い予防の成分として一般的に人気なウコン*5と比べても多くの識者がその効果を実感し、かつコントロールできるものであると考えていると思われます。


もちろんこの手の成分は、特に市販薬やサプリに配合されている分量程度では効果に個人差も大きく、思っている以上に効果を実感できる人もいれば、あまり実感できない人もいることでしょう。


しかし二日酔い対策としてまだウルソデオキシコール酸を利用したことのない人は一度その効果を試してみると良いと思います。

ウルソデオキシコール酸の二日酔いに対する使い方

ウルソデオキシコール酸を含む市販薬やサプリの使い方はものによって異なるのでここで明確に示すことはできません。


例えばタナベ胃腸薬ウルソは一日一錠のみの服用。一錠に含まれているウルソデオキシコール酸は50mgと多めなので市販薬としては十分な効果を期待できるということなのでしょう。一方のレバウルソは「1回3錠を1日2回朝夕に服用」、6錠飲んで50mgになるようになっています。


サプリメントではレバウルフが3錠×3回で60mgとOTCの最大値となっていますが、公式の推奨使用法としては飲み会の後と翌日の起床時に3錠ずつの計2回の服用が記載されています(→レバウルフの公式サイトでの推奨使用法が書かれたサイト)。


いずれにせよ用法用量を守る範囲内で、自身にとって効果を示す量やタイミングを探りながら使っていくのがいいのではないでしょうか?

まとめ

ウルソデオキシコール酸は調べていくと、漢方として使用されていたころを除いても、ずいぶんと前から化学的に実用化され薬用などにも利用されていた成分だったことがわかりました。


いままで二日酔い対策というと企業のPR力の差なのかウコン系の商品がまっさきに挙がりがちでしたが、医療の現場でも使用されているウルソデオキシコール酸を試したことのない人はぜひ一度その効き具合を試してみることをオススメします!




レバウルフ

レバウルフを最安値で購入する




二日酔い対策は人によって効果の効き具合に差があるのでいろいろと試してみることも大切。ウルソデオキシコール酸にこだわらず、二日酔いに効くサプリメントを実際に使用して厳選紹介した記事もあわせてどうぞ。

www.oishikerya.com



*1:動物の肝臓に消化酵素を加えて加水分解したもの。

*2:漢方でもそうした作用を求めるケースが多い

*3:参考: 胃と肝臓の万能薬。世代を超えて人々の健康を守るウルソデオキシコール酸について紹介。|ウルソデオキシコール酸の秘密

*4:処方箋なしで薬局で購入できるが原則薬剤師の指導が必要な薬。一般用医薬品などとも。

*5:医療機関で処方される医薬品漢方薬の中に、ウコンを含んでいるものはじつはない