オリーブというとイタリアやスペインのイメージが強いと思いますが、数は少ないながら日本でも生産されています。
特にオリーブの聖地として名高いのが小豆島。
瀬戸内海に浮かぶ香川県に属する小さな島の主要産業がオリーブ生産なのです。
あまり時期に関係なく食べられるイメージのあるオリーブですが旬の時期はしっかりとあって、だいたい10~11月頃。
この時期になると小豆島産をはじめとした国産オリーブの新漬けが楽しめるんです。
本記事では小豆島産をはじめとした国産オリーブの魅力に迫っていきます。
小豆島オリーブの新漬けが楽しめる時期は?
オリーブの木は9月後半から11月頃にかけて実をつけます。
つまりオリーブの実の旬は秋冬にかけて。
特にとれたてのオリーブを浅漬けにした新漬けオリーブはその多くが国産のオリーブを加工したものになっており、流通時期もオリーブの旬にあわせて秋冬限定なのです。
新漬けオリーブ
オリーブは熟すに従って色合いが赤黒く色づいていきます。
新漬けオリーブは完熟する前の鮮やかな緑色の状態の果実を摘み取って浅漬けにしたもので、シャキシャキとした食感と爽やかな香りが特徴。
当然この完熟前のオリーブを収穫できる期間は限られているので新漬けオリーブはとても貴重なものなのです。
国内のオリーブは香川県が9割のシェアをほこり、次いで熊本、広島県の順で生産されています。
オリーブを用いる食文化の浸透も関係してか、国内では国産オリーブの需要が高まっていて栽培面積を拡大されています。
小豆島の新漬けオリーブをGETしよう
香川県にはオリーブ生産者が30軒以上あって多くのオリーブが作られています。
なかでも小豆島は島を上げて特産品としてオリーブを作っていますが、その生産量は決して大量にあるとはいえません。
そのため特に希少性の高い新漬けのオリーブは毎年10月前後の時期になると予約で完売してしまう作り手もいるほどです。
興味のある方はオリーブのシーズンになったらぜひ早めに買い求めるようにしてみましょう。
小豆島の新漬けオリーブを堪能する
小豆島のオリーブ生産者の商品は直取引限定のものや予約制のもの、現地でしか買えないものなどいろいろあります。
しかし比較的数を作っていて手に入れやすい新漬けオリーブもあります。
たとえばこちらの東洋オリーブさんのもの。
成城石井などでもたまに見かけますし、ネット通販でも比較的容易に購入できます。
比較的小粒のもののみがパッケージされている印象ですが、国産の新漬けオリーブらしいフレッシュで爽やかなオリーブです。
外国産のものと比べてマイルドでクセも少なく、甘さを感じられるのも魅力のひとつ。
東洋オリーブは新漬けオリーブ以外にもオリーブオイルやオリーブを用いた化粧品、オリーブの加工品も数多く手掛ける有名ブランドでもあるのでオリーブ好きはおさえておくべきでしょう。
小豆島の新漬けオリーブは毎年食べたいおいしい食材のまとめ
本記事では小豆島産をはじめとする国産オリーブの魅力を活かした新漬けオリーブについて紹介してきました。
新漬けオリーブは普通のオリーブがクセがあって嫌いだという人でも好きになることの多い食材です。
その美味しさの虜になると毎年シーズンに必ず食べたくなってしまうことでしょう。
この機会にそのぜひ新漬けオリーブを食べてみてはいかがでしょうか?
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