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はてなブログの独自ドメインでSSL(https)化する方法とアクセス数の変化

当ブログ「おいしけゃなんでもいい!」も重い腰をあげて7月18日にSSL化を実行しました。


はてなブログはSSL化が簡単で、ひとによってはほとんどやることが無いパターンもあるのですが、SSL化したあとの流れについて詳しく書いてある記事が少なかったので、今回ははてなブログの独自ドメインでSSL(https)化する方法を、気になるその後のアクセス数の変化などを交えてまとめておきたいと思います。

そもそもSSL化とはなにか?なぜしなくてはならないのか?

SSL化とはつまるところセキュリティの強化

筆者も細かいところは門外漢なので、自分の理解にもとづいて端折って答えるなら、つまるところSSL化とはセキュリティの強化のことです。ウェブ上の通信を暗号化し、簡単に読み解けないようにするのが目的となります。

GoogleがSSL化通信を推進している

ネット通販などをしているサイトでは早い段階でSSL化に移行してきましたが、当ブログのようにアクセスもたかが知れているうえにサイト上で買い物どころかメッセージのやりとりすらほとんど行われないサイトでは通信を暗号化するメリットはそう大きくはありません。


SSL化はあくまでもアドレスの変更と同意義になるため、アクセス数の変化や修正作業の多さなどデメリットも少なくなく、小規模で個人情報を交換しないようなサイトではSSL化を見送っている人も少なくありませんでした。


しかし2018年7月24日にリリースされた「Chrome 68」ブラウザがSSL化していないサイトに対して警告を出すということが発表され、急遽SSL化を見送っていた人達もSSL化に乗り出した・・・というのが先月(2018.7)くらいからの流れです。


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現在ではSSL化されていないサイトはアドレスバーの左にこのような警告が表示されてしまいます。これはネットリテラシーの無い人でみたら踵を返してしまってもおかしくありません。


くわえてGoogleの検索順位にも影響するのではないか、という話も出てきていて、SEO対策に力を入れるのであれば事実上SSL化したほうがよいということになっています。


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SSL化されているとこのように表示されます。

はてなブログの独自ドメインでSSL(https)化する方法

ではどのようにSSL化を実行すればよいのでしょうか?


ワードプレスなどを使用して自分でゼロから運営している人はSSL化にもそれなりの手間がかかりますが、はてなブログで独自ドメインをとってサイト運営している人はSSL化にもそんなに手間はかかりません。


はてなブログの「設定」画面から「詳細設定」をクリックし、上からみっつめの項目となる「HTTPS配信」を有効にするだけ。なんとワンクリックでSSL化が終わってしまいます(SSL化=HTTPS配信)。*1


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しかし今すぐにこのボタンをクリックしようと思わないで下さい。HTTPS配信は一度切り替えたら元に戻せないので、配信を有効にする前にいくつか理解しておくべきことがあります。


SSL化はサイトを暗号化するための手段ですが、これによってアドレスがhttpからhttpsへと変化してしまいます。独自ドメインの切り替えのようにドメインごと変わってしまうということはないにしろ、アドレス自体が変わることにかわりはないので、リンクに関する問題やアクセスへの影響も少なからずあります。


また『Mixed Content』といって、httpsアドレスのページにhttp仕様の画像、動画、スタイルシート、スクリプトが書かれているとエラーが起きてSSL化が作動しないことがあります。


このような不具合が起きることを想定し、HTTPS配信を実行した後にすぐにこれらの問題点を修正できるように、ある程度時間の取れるときにHTTPS配信を有効にするようにしてください。

はてなブログの独自ドメインでSSL(https)化で修正すべき具体的なポイント

では実際にHTTPS配信したあとに切り替えなくてはならないポイントを列挙していきます。先人の方が詳しい記事を作ってくれているので参照しながら説明していきます。


基本的にやらなければいけないのは以下の項目。

  • サーチコンソールにhttpsで始まるアドレスのプロパティを加える
  • アナリティクスの設定を修正
  • サイトアドレスを登録・記載しているものを修正
  • Mixed Contentを修正
  • 出来れば内部リンクも修正

順を追ってやっていきましょう。

サーチコンソールにhttpsで始まるアドレスのプロパティを加える

まずはサーチコンソールに新しくhttpsのアドレスを追加します。「プロパティを追加」からhttpsではじまるアドレスを追加し、サイトマップを追加します。

アナリティクスの設定を修正

アナリティクスの管理>プロパティ設定>デフォルトのURLの部分でhttpになっているプルダウンをhttpsに変更。
Search Console>Search Consoleを調整をクリックし、Search Consoleのサイトでhttpsのアドレスを選択して保存・関連付けする。


アナリティクスとサーチコンソールについては以下の記事が画像付で詳しいので参考にしながらすすめてもいいでしょう。


https://nelog.jp/reentry-google-search-console

サイトアドレスを登録・記載しているものを修正

各種アフィリエイト関連のASPやブログラキング、twitterやInstagramへ記載しているURLをすべてhttpsへ変更していきます。

Mixed Contentを修正

先述したMixed Contentを修正します。
公式の案内とこちらの記事が参考になります。

help.hatenablog.com
blog.minimal-green.com


Mixed Contentが発生しているとさきほど紹介した画像のように「保護されていない通信」とアドレスバーに表示されます。そのページはhttpで呼び出している画像やスクリプトが存在しているため、ページごとに「Ctrl」キー+「F」キーで検索にかけるなどして場所を特定しhttpsに書き換えます。


はてなブログのHTTPS化の対応やることリスト【独自ドメイン・はてなドメイン】 - Hatena Blog Theme Custom」でも書かれていますが、はてなブログの場合であれば「記事の管理」ページの右上にある検索バーにひっかかりそうなワードを放り込んで検索をかければ、問題のある記事をまとめて抽出できます


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はてな内の画像やブログカードは記事を書いた時点でhttpsに対応していた場合と対応していない場合があり、対応していない時点でのリンクは書き換える必要があります。古い記事ほど修正箇所が多くなるはずです。ちなみに当ブログは2017年1月にスタートしましたが、修正した記事は10もありませんでした。


アマゾンのリンクなども時期によってはひっかかることがあるので、HTTPSに切り替えた後も意識的にアドレスバーを見てMixed Contentが起こっていないか確認しましょう。

出来れば内部リンクも修正

内部リンクは基本的にhttpsへ修正しなくてもエラーは起きません。リンクもリダイリクトして正常に機能するのでめんどうであれば修正する必要はないようです。


ただSEO的にどうなのっていうのもありますし、なんとなく気持ち悪いので筆者は少しずつ修正しています。



happylife-tsubuyaki.hatenablog.com

全体的な移行作業での注意点・流れについてはこちらの記事も参考になりました。人によって順序ややり方に多少の誤差があるので、今回紹介した記事もあわせてチェックして事前にやることを自分なりにまとめてからSSL化に踏み切りましょう。

はてなブログでSSL化したあとの変化

ここまでの情報は探せばいくらでもまとめられていますが、意外とみなさんSSL化したあとのことについて書いていないので、ここでは気になるSSL化のその後について少し書いておきましょう。

アクセスが減った・・・けどこれはアップデートのせい?

結論から言ってSSL化して2~3週間でアクセスが2/3~1/2まで激減しました。ただ運悪く2018年8月1日にGoogleのほうで大幅なアップデートがあり、当ブログに限らずアクセスの大変動が起こっていた時期とSSL化が被ってしまったため、これがSSL化のせいかは分かりません


ひとつ覚えておきたいのはSSL化したからといって即座に検索結果がhttpsに移り変わるわけではないということです。


ここは筆者もよく理解していなかったのですが、https化してサーチコンソールを設定し直しサイトマップを再送信しても、Googleがそれを検索結果に反映させるまでにはタイムラグがあります(場合によっては完全にhttpsアドレスに検索結果が切り替わるまで2~3か月以上かかることもあるようです)。


しばらくはhttpアドレスがそのまま残り、しだいにhttpアドレスのGoogleへのインデックスが減ってhttpsアドレスのインデックスが増えていきます。おそらくここではじめてhttpsアドレスへ切り替わったことによるアクセスへの影響が起こってくるはず。


SSL化したあとしばらくはhttpsアドレスのほうの記事が定期的にインデックスに追加されているかを確認しつつ、httpsにインデックスが移行するにしたがってアクセスに変化が起きないかも注目したいところです。



いずれにせよ調べた限りではSSL化でもアクセス減はじゅうぶん起こりうるようなので、その辺りは覚悟しておいた方がいいかもしれませんね。あくまでアドレス変更に近い感覚であることを覚えておいてください。

サーチコンソールのhttpのプロパティは使えなくなる

SSL化に伴い、サーチコンソールにhttpsアドレスで新しいプロパティを追加することで、httpアドレスとhttpsアドレスのふたつのプロパティが並ぶことになります。


httpのプロパティはhttpsのプロパティがGoogle上で本格的に動き始めるまで使うことになるので消さないでおくのですが、ある程度の時間が経つと権限が確認できなくなってアクセスできなくなります


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筆者は独自ドメイン前のプロパティも残してあって、こちらはいまでも普通にアクセスできるため、てっきりhttpのプロパティもそのようになるのだろうと思っていたのですが、どうやら同じドメインのhttpプロパティとhttpsプロパティが並んだ場合は、時間が経つとhttpのほうは使えなくなるようです。


そのためSSL化前のサーチコンソールのデータは使用できなくなってしまいます。必要なデータがある場合は事前にバックアップしておくようにしましょう。(この表示が出ること自体には問題はないとうことはサーチコンソールのフォーラムでも確認済みです。このことについて触れている記事は見つからなかったので、同じ状況になって困惑している方がいれば参考になれば)


※認証し直せばhttpの方のプロパティもまた使えるようになるみたいです。

まとめ

はてなブログの独自ドメインでSSL(https)化する方法とアクセス数の変化について、当ブログの事例をもとにざっくりまとめてきました。


独自ドメインへの移行時もそうでしたが、これらの作業に絶対的に正しい順序はありません。人によって対応すべきポイントも違いがありますし、誰かと同じ方法をやっても同じようにスムーズにいくとは限りません。


www.oishikerya.com



可能な限り多くの人の体験談や手順・方法の手引きを読み込んで自分なりの作業手順を事前に計画してからSSL化を実行するようにしましょう。そのさいにSSL化し終わったあとのこともなんとなく頭に留めておくようにしたいところです。

*1:2018年2月22日以降にはてなブログを始めた方は、最初からHTTPS(SSL化)が有効になっています