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2019年お花見で飲みたいおしゃれなお酒6選!ワインからリキュールまで

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毎年お花見シーズンを楽しみにしている人も多いことでしょう。


そんなときに悩むのが主役を飾るお酒たち。


特に持ち寄りの場合は各々のセンスが問われるため、ここは少しでもおしゃれなお酒を持って行っていきたいもの。


そこでここではいままでジャンル問わずさまざまなお酒を嗜んできた筆者が厳選した、お花見で飲みたいおしゃれなお酒を紹介していきたいと思います。


お酒詳しくない人も「おしゃれ」「おいしい」と共感してもらえるような素敵な商品をメインに選定したので、ぜひ参考にしてみてください。

お花見で飲みたいおしゃれなお酒「カヴァ ロジャーグラート ロゼ」


カヴァはスペイン産の瓶内二次発酵ワインです。


瓶内二次発酵はワインというと日本では圧倒的にシャンパーニュ(シャンパン)が有名ですが、シャンパンは長熟指向やブランド化といった要因から価格帯がどうしても高くなりがち。


いっぽうのカヴァはシャンパーニュと同様に手間暇かけた作り方をされているのにも関わらずリーズナブルな商品が多く、デイリーワインとして気軽に楽しめるのが魅力です。


ロジャーグラートはカヴァのブランドのひとつで、以前テレビ番組であのドンペリとロジャーグラートを芸能人に飲み比べさせたところ、ロジャーグラートのほうが高価なワインだと答えた人が多かったことから「ドンペリに勝ったワイン」などとして日本でも有名になりました。


ロゼ*1でも価格は2000円ちょっとで購入できるため、お花見に行ってグラスにも桜を咲かせる(=ロゼ色のワインを注ぐ)というのも気が利いていて楽しいですね。


お花見で飲みたいおしゃれなお酒「フランチャコルタ フェルゲッティーナ」


フランチャコルタはイタリア産の瓶内二次発酵ワインで、さきほど紹介したカヴァやフランスのシャンパンの親戚のような存在です。


カヴァ、シャンパン同様に自国(イタリア)の厳格な規定によって生産方法が統制されているワインで、わかりやすくいえばイタリアの最高級スパークリングワインという認識でいいかと思います。


カヴァよりも価格帯は高めですが、より通感があり味わいもカヴァより洗練されているものが多く、シャンパンと比べるとスッキリとして重さがないのでお花見で飲むのにとても適しています*2


今回ご紹介するフェルゲッティーナは1991年創立と比較的新しい造り手ですが、日本での流通量も多く国際的にも評価の高い造り手なので肩肘張らずに本格フランチャコルタを楽しめます。


こちらもお花見で楽しむならぜひロゼに徴してみてください。

お花見で飲みたいおしゃれなお酒「梅リキュール 星子」


世界に誇れる "メイド・イン・ジャパン" のリキュールを作りたい・・・そんな想いを持った名バーテンダーのデニー愛川さんが手がけた梅のリキュールが星子です。


17年に及ぶ試作、そして8年のモニタリングを経て2005年に本格的に販売開始。イギリスのBAR専門誌「CLASS Magzine」が運営する「Difford's Guide」では四つ星の評価を得ている実力派のリキュールです。



梅をベースにスパイスを加えて作られる複雑な味わいはロックやソーダ割り、水割り、肌寒ければお湯割りで飲んでも楽しめる上質な味わいでお酒が苦手な人でも楽しめるお花見の救世主になること間違いなし。


おしゃれなボトルも目を引いて注目を浴びること間違いなしの一本です。

お花見で飲みたいおしゃれなお酒「クラフトビール サンクトガーレン さくら」

ここ10年ほどですっかり定着した印象のあるクラフトビール。


定番の商品はもちろですが、日本各地の醸造所で四季をコンセプトにした商品も多数作られています。


お花見シーズンはやはり桜ということで、神奈川県の老舗メーカー・サンクトガーレンが毎年春頃に発売しているのがこちらのビール。


「天下第一の桜」と呼ばれる長野県伊那市高遠の桜の花・桜の葉を使用して作られたビールはほんのり桜餅風味でビールが苦手な人にもウケそうな味わい。


ラベルも春をイメージさせるお花見にピッタリのビールです。



桜をイメージしたクラフトビールは他のメーカーでも販売しているところもあります。いずれも春頃限定発売される人気商品なので気になる人は早めに探してお花見用におさえておきましょう。

お花見で飲みたいおしゃれなお酒「クラフトジン 桜尾」


いまお酒業界ではジンがアツイ!ジンといえば穀物ベースのスピリッツ(焼酎的なもの)に植物の香りを抽出したお酒で、いままではその大半がカクテルの材料として使われていました。


しかし近年では使う植物によって個性を生み出したクラフトジンが世界的に流行し、そのまま飲んで楽しむためのお酒としても認知されてきています。


そんななかでお花見にピッタリなジンが広島県廿日市にある桜尾蒸留所で作られる桜尾ジン。広島の厳選した17種類の植物を用いて作られ桜尾ジンは、名物でもある"桜"のエッセンスも加えられています。


ほんのり桜香が香るスペシャルなジンで、今回ご紹介するのは限定販売されたスペシャルバージョン。ボトルの色味からわかるように桜を強く意識して作られました。



リミテッドは少し高いという人にはスタンダードボトルもおすすめ。


お花見で楽しむならジントニックなどはもちろんですが、焼酎のようにロックや水割り、お湯割りで桜尾ジン本来の香りを楽しみながら飲むのがオススメです。


お花見で飲みたいおしゃれなお酒「山崎蒸留所貯蔵・焙煎樽仕込み・梅酒」


いまや世界的に大人気で入手困難にまでなってしまったジャパニーズウイスキー「山崎」の空き樽を再利用して熟成して作られるのが「山崎蒸留所貯蔵・焙煎樽仕込み・梅酒」です。


樽での熟成によって樽の成分が染み出したおかげでそこらへんの梅酒にはない複雑さを持った梅酒で、心地よい渋みが梅酒の甘さを軽減し、梅酒は甘くて苦手・・・という人でも楽しめる仕上がりになっています。


飲み方も多種多様で、気軽にグラスに注いで各々ロックやソーダで割って楽しめるのも魅力のひとつで、ベタ甘ではないので食べ物との相性もよくお花見にはとても適したお酒ではないでしょうか。


桜を見ながら梅酒・・・というのもオツなものですよね。


まとめ|2019年お花見で飲みたいおしゃれなお酒

お花見に持っていきたいおしゃれでおいしいお酒を紹介してきました。


あんまり小難しくなくて、お酒詳しくない人も「おしゃれ」「おいしい」という共感をもらえるお酒を紹介してきたつもりでしたが、気になったものはあったでしょうか?


お花見シーズンに向けてぜひ魅力的なアイテムをチョイスして準備しておいてくださいね。

*1:ロゼとは淡いピンク色のワインで、白ワインに赤ワインを混ぜて作る方法と白ワインに黒ブドウの皮や種を短時間漬け置いて色味をつける方法がある。製法によっても異なりますが、基本的には白ワインでほんのりタンニン由来の複雑さがプラスされるイメージです。

*2:長熟指向のシャンパンよりも最低熟成期間が長く、手間暇かけられて作られているのも特徴