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チョコレート「ミニマル」の魅力と店舗紹介|チョコ業界に新しい時代をもたらしたブランド

ミニマル


チョコレートが飲食の最先端トレンドになって久しい昨今。


業界は年を追うごとに活性化し、大小問わず新しいチョコレートブランドもどんどん誕生しているように感じます。


そんななか、いまのチョコレート業界を語るうえではずすことのできないキーワードが「Bean to Bar(ビーントゥーバー)」であることに異論のある人は少ないでしょう。



Bean to Bar(ビーントゥーバー)


カカオ豆(Bean)の産地や生産者にまでこだわって仕入れて加工してチョコレート菓子(Bar)の状態にもっていくまでを一貫して行って作られたチョコレート、または製品化しているブランド。


そのBean to Barを日本で先駆けて行い、かつ成功にいち早くたどり着いたブランドがMinimal(ミニマル)です。


本記事では現在のチョコレートシーンの中心でもあるチョコレートブランド「Minimal」の魅力や店舗展開に迫ります。


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日本のBean to Barのパイオニア「ミニマル」

ミニマルの誕生とBean to Bar

ミニマルは2014年に立ち上げられたばかりのチョコレートブランドです。


たった5年程度の歴史しかない新しいブランドながら、ミニマルはいまや日本のチョコレートシーンにおいて忘れることのできない存在となっています。


そんなミニマルの特徴はBean to Barによるチョコレート商品の開発と販売です。


そもそもBean to Barの動きは2008~2009年頃のアメリカに始まったとされています。


はじめは小さな作り手たちのひとつの試みに過ぎなかったこの動きは日本でも人気のダンデライオン・チョコレートなどいくつかのビジネス的な成功例を追い風として、いまでは昔からあるブランドにも取り入れられるようになりました。

日本のBean to Barのパイオニアとなったミニマル

ミニマルはBean to Barの手法を日本でいち早く実践したパイオニアといっても過言ではありません。


創業当初からカカオと砂糖だけを原料にチョコレートを製作。


カカオ豆の違いだけで味を表現するこだわりが流行に敏感な方や常に新しい食を求めている方にヒットします。



メディアなどで取り上げられることも増え、国際的なチョコレート品評会でも認められるようになっていきました。


ミニマルの成功は日本国内でもBean to Barが流行るという確信にも繋がり、その後Bean to Bar専門のブランドはもちろん、既存のブランドもBean to Bar市場に参入することに繋がっているといえるでしょう。



明治のザ・チョコレートシリーズやキットカットなどの大手メーカーもBean to Barに着目している。

ミニマルのチョコレートの特徴

ミニマルのチョコレートの特徴はカカオ豆と砂糖のみから産み出されるシンプルな味わい、そしてそれだけしか使っていないのに製品ごとに味に違いが生まれる嗜好性の高さにあります。


通常チョコレート菓子は個性を出すために香料を使ったり、ミルクを加えたりするのですが、ミニマルはそうしたものを一切使いません。



その代わりにカカオの産地にこだわり、加工法にこだわり、使用する砂糖の種類を吟味することで常に異なる味わいのチョコレートを6~7種類展開しています。


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形の異なるブロックで構成される板チョコ


チョコレートは形の異なる小さなブロックの組み合わせが板上にまとまっています。


食べるブロックによって形が異なるため味わいも違って感じられるという面白さがあり、こうした成型の仕方はBean to Barのチョコレートでちょっとしたトレンドになっていると言われています。


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形が異なると食感や風味にも微妙に違いが出てくる


ラベルにカカオ豆の産地、使用した砂糖の種類、ローストの具合などを細かく記載したパッケージも特徴的。


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パッケージ


これはソムリエがワインの産地やブドウの品種について語る作業をパッケージが代行しているそうで、食べているチョコレートの個性をより明確にするためのギミックになっています。


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情報細かく記されている


砂糖の量はカカオの風味を活かすため必要最低限のみ加えられているため、男性にもファンが多いミニマル。


単体で食べるのはもちろん、お茶、お酒、コーヒーといった香りを楽しむ液体との相性に優れていることから、アテとして楽しむ人も多いのではないでしょうか?


板チョコだけじゃないミニマルのラインナップ

ミニマルではカカオ豆の持つ可能性に注目し、タブレットチョコレート以外にもさまざまな製品を展開しています。


カカオ豆をロースト・粉砕したカカオニブ、チョコレートのクッキー、さらにはアイスクリームやチョコドリンクも。


最近ではガトーショコラに力を入れているようで、2019年6月にはガトーショコラ専門店「ミニマル ザ ベイキング」をオープンしています。


カカオ豆にこだわり続けているミニマルが展開する新しいチョコレート製品にも注目していきたいところですね。


常に進化し続けるミニマルのチョコレート

さらに2019年9月には板チョコレートの可能性を模索する「Experimental」シリーズを展開。


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限定200枚のみの販売だった


従来はカカオと砂糖のみのシンプルな味作りにこだわっていたミニマルですが、カカオの味わいをベースにより高い嗜好性を追求するために副材料をプラスした同シリーズ。


記念すべき第一回は巨峰とマスカットを加えてカカオのフルーティーな余韻を強調しています。


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副材料を使用した新たな挑戦に期待が集まった


エンジニアリングディレクターの朝日氏が指揮をとって完成させた200枚限定のチョコレートはわずか1週間ほどで完売。



筆者もすべりこみで購入することができました。


ミニマルらしい洗練されたカカオの味わいのなかに主張のある副材料が入ることで、逆にカカオの味わいがより強調されて感じる不思議な味わいを体験することができました。



今後も展開を予定しているということで、随時チェックしたいところですね。


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ミニマルの店舗

Minimal - 富ヶ谷本店


2014年立ち上げ時からある本店。


広々とした店内ではチョコレートを楽しみながら店員さんとコミュニケーションをとることも可能。

Minimal - 銀座 Bean to Bar Stand


銀座松屋裏にオープンしたミニマルの2号店。


店内は狭いながらも銀座というハイソな土地柄のニーズにも応えるミニマルの懐の深さを感じることができる。

Minimal - 白金高輪 Factory & Store

商店街のなかに突如現れるチョコレートファクトリー。

Minimal - 東武池袋 Metro Kitchen & Store


東武百貨店池袋店に展開。


比較的オトナな街をターゲットにしてきたミニマルが池袋へ展開したことで、より広いターゲットを視野に入れていこうという想いが伝わってきます。

Minimal The Baking 代々木上原

ミニマルの新しい挑戦であるガトーショコラ専門店。


板チョコに次いで支持を集めているミニマルのガトーショコラにフォーカスしている。

チョコレート「ミニマル」の魅力と店舗紹介のまとめ

本記事ではノリにノッているチョコレートブランド「ミニマル」の魅力や特徴について紹介してきました。


現在進行形でまだまだ進化を続けているブランドなのでこれからの動向にも目が離せません。


チョコ好きだけでなく多くの人にその魅力を知ってもらいたいチョコレートをぜひ味わってみてください。


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