し
紅茶にはさまざまなブランドが存在しますが、そのなかでもひときわ存在感を放っているのがクスミティーです。
熱狂的なファンも多く抱えるクスミティーとはどんなブランドなのか。
今回は70を越えるクスミティーのラインナップのなかからおすすめのアイテムをピックアップ、値段や入れ方といったところも確認しながらブランドの魅力に迫ります。
- 「クスミティー」はギフトにもおすすめのハイセンスティーブランド
- かわいらしいパッケージと豊富なラインナップが魅力のクスミティー
- ギフトにも最適な人気おすすめのクスミティーの種類と値段
- 人気のクスミティーはアウトレットやアソートもおすすめ
- クスミティーの入れ方
- クスミティーのおすすめの種類・フレーバー、値段、入れ方のまとめ
「クスミティー」はギフトにもおすすめのハイセンスティーブランド
クスミティーは1867年にロシアのセントペテルブルクで始まったブランドです。
当時からクスミティーは皇帝御用達の高級茶葉商人としての地位を築いていましたが、1917年のロシア革命によりロシア国内の情勢が不安定になるとお茶を楽しむ余裕もなくなりフランスへと渡ります。
"香り"に重きを置いた本格的な茶葉を提案するクスミティーは、しだいにフランス国内でも高く評価されていき、紅茶を愛するすべての人にとって確かな信頼を誇るブランドへと成長していきます。
「ロシアが生んでフランスが育んだ」といえるクスミティーはいまや紅茶に造詣のある人、フランス文化に精通した人であればその名を聞いたことのある紅茶として世界中の多くの人に楽しまれています。
かわいらしいパッケージと豊富なラインナップが魅力のクスミティー
根本では紅茶の命である香りを重視した本格指向の高品質茶葉として紅茶好きから愛され認められているクスミティー。
しかしクスミティーが一般の人にまで広く知られるようになったのには他にも魅力があったからだといえるでしょう。
まず第一にフランスらしいエッセンスを取り入れたおしゃれなパッケージデザイン。
色とりどりで可愛らしいデザイン、ブランドロゴにはさりげなくサンクトペテルブルクの古城がモチーフに使われており、フランスらしいデザインにロシアへの想いものせた素敵なパッケージがクスミティーが多くの人に愛される理由のひとつでもあります。
また、70種を越える豊富なラインナップでシンプルに茶葉を活かしたものからフレーバーティーまで、紅茶に詳しくない人でも興味をそそられる商品展開も特徴の一つ。そしてそのどれもがハイレベルにまとまっています。
確かな品質と可愛らしいパッケージが話題を呼んで一部ではフランス土産としても定番といわれる存在でしたが、2017年には日本へ本格上陸を果たして気軽に購入できるようにもなりました。
皆さんもぜひ手土産にチョイスしてみてはいかがでしょうか。きっとセンスの良い贈り物が喜ばれることまちがいなしですよ。
ギフトにも最適な人気おすすめのクスミティーの種類と値段
クスミティーにはブラックティーからフレーバーティー、アイスティー用の茶葉など本当に多くのアイテムが存在します。((紅茶に限らず緑茶など幅広い茶を展開しています)
ここではクスミティーを楽しむならおさえておきたい人気でおすすめの商品をピックアップしてみました。
商品が多すぎて決められないという人はぜひ参考にしてみてください。
なお各商品冒頭で紹介するアマゾンへのリンクは25g缶、公式オンラインショップへのリンクでは125g缶をそれぞれ紹介しています。
お好みでチョイスしてみてください(一部例外有。25g缶は品薄傾向にあるので紹介のないものもあります)。
ダージリンN°37
「紅茶のシャンパン」とも呼ばれるダージリン。紅茶に疎い人でも「良質な紅茶」であることはご存知でしょう。
渋みは軽め、香りが華やかでかすかにスパイシーな香りが鼻腔をくすぐるクスミティーのダージリンN°37。飲み方はストレート以外ありえないでしょう。
非常に上品で繊細なので必ずしも紅茶初心者にオススメできる茶葉ではありませんが外すことのない鉄板アイテムのひとつには違いありません。
紅茶ラバーならご自宅に一缶、贈り物と考えても好みの分かれるフレーバーティーと違って按配なので、まずはおさえておきたいティーのひとつです。
アナスタシア
(KUSMI TEA) クスミティー アナスタシア 25g缶 [正規輸入品]
- メディア: 食品&飲料
ロマノフ朝時代の皇帝ニコラス2世の第四皇女アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァにちなんで作られたクスティーのスペシャリテとも呼べるティー。
クスミティーのアナスタシア。鮮烈で華やかな柑橘香。色味も濃くて紅茶っぽい。至福・・・。 pic.twitter.com/H2n0e9wn6b
— おいしけりゃなんでもいい! (@bollet_jp) 2019年2月27日
セイロン茶とキーマン茶をベースにベルガモット、レモン、ライム、オレンジの花の香りをブレンドして作られており、柑橘系の香りがふんわりと香る爽やかな風味。クスミティーを代表するアールグレイでもあります。
公式でも自社の代表作として提案しているだけでなく、あの世界を代表するフレンチレストランであるジョエルロブションでも好んで使われるという信頼と実績のあるティーはクスミティーを飲むならぜひ一度は試したいですね。
エクスピュアオリジナル(デトックス)
アメリカのモデルであるケンダル・ジェンナーがダイエットに毎日飲んでいると言ったことから大人気となったクスミティーの"デトックス"が名前を新たに"エクスピュアオリジナル"に変えて登場。
レシピはデトックスそのままにマテ茶をベースに緑茶とレモングラスをブレンドした爽やかな味わいを表現。
身体も心もリフレッュできる健康をキーワードにしたティーは世界中から注目されています。
エクスピュアアディクト(BB デトックス)
緑茶 、マテ茶 、ルイボスティをベースにガラナ、タンポポ、グレープフルーツのフレーバーをブレンドしたウェルネス系ティー。
デトックス効果を期待できるハーブティーとして健康志向の人にウケがいいクスミティーの代表作のひとつ。
もともとBBデトックスという名称で販売していましたが、最近エクピュアアディクトという名前になりました。ブレンドは特に変化していないとのことです。
身体のことを考えながらも楽しめるティーとして提案致します。
スウィートラヴ
(KUSMI TEA) クスミティー スイート ラブ 25g缶 [正規輸入品]
- メディア: 食品&飲料
キーマン茶をベースにガラナ、ピンクペッパー、カルダモン、シナモン、甘草etc・・・とさまざまなスパイスを配合したフレーバーティー。
甘草由来の独特の甘みを感じられるのが特徴で好き嫌いは分かれますがリラックス効果が絶大で、アロマセラピーにも活用できる素晴らしい香りを持ったティーです。
こういう鮮烈な香りを美味しく楽しませるティーは少なく、そこはさすがクスミティーだなと思わせる仕上がりです。
香りのハッキリした系がお好みの方ならダージリンやアナスタシアよりもオススメできるかもしれません。
スパイシーチョコレート
(KUSMI TEA) クスミティー スパイシー チョコレート 25g缶 [正規輸入品]
- メディア: 食品&飲料
ホットチョコレートをイメージして作られたスパイシーチョコレートは中国紅茶にチョコレートフレーバーとスパイスを効かせて作られています。
シナモンやクローブといったチョコレートと相性のいいスパイスにチョコレートの香りが混じり合い、甘くふくよかな香りがティータイムを豊かなものにしてくれます。
スタンダードなティーに飽きたらぜひ試してみたいですね。
アランデュカス
史上最年少で3つ星獲得レストランを経営した名シェフ・アランデュカス氏とクスミティーのコラボイテム。
エレガントなパッケージと薔薇とフランボワーズを利かせた優雅な香りのティーが特徴で、実力派のシェフが手掛けただけあって非常に完成度の高い商品になっています。
価格もプレミアムですがクスミティーのアイテムのなかでも特にブランド力がある特別な商品でギフトにも人気が高いそうです。
特別な紅茶を探している人におすすめしたい名品ですね。
人気のクスミティーはアウトレットやアソートもおすすめ
ロシアンブレンドアソート
クスミティーのアイデンティティでもある"ロシア"をイメージした5つのスペシャリテを25g缶×5でアソートしたセット商品。
内容は「 プリンス ヴィラディミル」「アナスタシア」「トロイカ」「ブーケ オブ フラワー No.108」「サンクトペテルブルク」の5つ。
いろいろな種類の味わいを比べて楽しみたい人は125g缶だと消費しきれない可能性もあるのでアソートは非常におすすめ。
コスト的にも低価格でいろいろなティーを楽しめるのはお得ですね。
アウトレット
クスミティーのオンラインショップでは常時アウトレットも展開。
30%程度の値引きがされた商品が多数紹介されているのですでにクスミティーを楽しんでいて他の種類を買い足したい人、これからクスミティーを楽しみたい人はぜひ目を通してみましょう。
クスミティーの入れ方
最後にクスミティーをおいしく楽しむための基本の入れ方について軽く触れて置きましょう。
蒸らし(抽出)時間、温度やおすすめの飲み方については公式オンラインショップの商品ページや各商品のパッケージに記載があるので参考にしてください。
その他必要な道具や詳しい入れ方の解説は「ティーサーバー(ポット)を使って紅茶を入れるのに必要な道具を解説」と「紅茶の美味しい入れ方【ティーサーバー(ポット)を使って本格的に楽しむ】」の記事もあわせて参考にて頂ければ。
まずは浄水器を通した水道水かよく振った(空気をいれるため)ミネラルウォーターを人数(杯数)分用意して鍋に入れます。
抽出する水の量は好みによるので各自調整してください。ティーカップ一杯当たり150~200ccほどの範囲で用意します。
同時に茶葉も用意します。
クスミティーは基本的に一杯当たり2~3gの茶葉が推奨されています。
パッケージによれば2~3gの茶葉に対して200ml程度のお湯が適量と書かれていますね。
あまり厳密に考えず、この範囲で好みのバランスを探しましょう。
ただしおいしく紅茶を淹れるためにはティーポットに対してある程度の湯量が必要です。
ティーポットは300cc、500ccくらいのものから発売されています。300ccサイズでも最低200cc以上のお湯をいれて抽出するようにしたいところです。
一杯当たりの茶葉と水の量は解説する人やブランドによって異なりますが、10ccの水に対して茶葉0.1~0.2gと覚えておくといいと思います。
その範囲に収まっていれば基本のバランスの範囲内だといえるでしょう。
あとは完全に好み(茶葉や水質にもよる)なのでいろいろと試して自分なりの比率を見つけていきましょう。
水を沸かしてふつふつしてきたら一度ティーポットにお湯をいれて温めます。
温めたらもう一度鍋にお湯を戻します。
あたたまったティーポットに先ほど計った茶葉をいれておきます。
再びお湯が沸騰し、ボコボコと大きな気泡が鍋底からあがってきたら火を止めてポットにお湯を勢いよく投入して蓋をし、適切な時間蒸らしてください。
今回はフルリーフ(茶葉が大きい)のダージリンなので5分(クスミティーの推奨はダージリン37°で4~5分)。
時間が来たらカップに紅茶を注ぎます。
ティーポットの濾し器が粗めの場合は別途茶こしを使ってください。
さめないうちに楽しみましょう!
こだわりがなければティーポットはハリオのジャンピングティーポットがおすすめです。
ショップを選べば価格も安く、付属の茶こしも細かくて別途茶こしが必要なく、お手入れしやすいので初心者にとっては最強のポットです。
容量は500ccなので基本的には最低でも二杯分(300cc~350cc)は作る用になります。
こちらは350ccで1~2人用のティーポットです。
ティーポットはなるべくポット内をお湯で満たした方がおいしい紅茶を淹れられるので、一度にそんなに作る機会のない人はこちらでじゅうぶんでしょう。
クスミティーのおすすめの種類・フレーバー、値段、入れ方のまとめ
日本にも本格上陸を果たし、これからさらに愛好者を増やしていくであろうクスミティーのおすすめのラインナップと値段、種類について紹介してきました。
ぜひ機会を見つけて魅力的な紅茶ブランドであるクスミティーを楽しんでみてくださいね。
合せて読みたい記事
www.oishikerya.com
www.oishikerya.com
www.oishikerya.com
www.oishikerya.com
www.oishikerya.com