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ジャパニーズウイスキーおすすめランキング|有名銘柄から新世代蒸留所まで

世界的に人気を博し、国内でも手に入れるのが難しくなっている国産のウイスキー。この需要にこたえて日本国内では各地でウイスキーの製造所(蒸留所)を新設、増設する動きが増えています。


ここでは今後新たなジャパニーズウイスキーの時代を担うのではないかと思える新世代の蒸留所から、まだまだ活躍が期待される既存のブランドまでをウイスキーマニアである筆者の経験からランキング化してまとめてみました。

品薄状態が続くジャパニーズウイスキーの新時代がすぐそこまで来ている?

日本のウイスキーがいま世界的なブームによって品薄状態であることは当ブログでもたびたび取り上げて参りました。

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このような流れの中でサントリーはじめとした大手メーカーは増産体制に乗り出しているようですが、終売も決定している一部熟成年数の長い商品が安定的に供給されるまでは早くても5~6年程度の時間を要するという噂も流れてきています。


いっぽうでジャパニーズウイスキーというブランド力に目を付けた企業やもともと日本のウイスキーに可能性を感じていた人達が全国で新しいウイスキーの蒸留所を立ち上げる動きがここ数年活発化しています。なかにはすでに生産・熟成にとりかかり、早ければあと2~3年で製品化されてくるであろうものも少なくありません。


筆者が知る限りではシングルモルトを製造し、マニアにもうける本格的なウイスキーを作って業界にうってでようとしているメーカーは大手小規模含め2018年8月現在で15メーカー、グレーンウイスキーなども含めたウイスキーの蒸留所という意味では27メーカーとなっています。


一般的にはサントリー、ニッカくらいしか知られていない日本のウイスキーメーカー。最近ではイチローズモルトが業界の枠を超えてビジネス的な側面からもフューチャーされているため一般的な認知度がより高くなっていますが、それでも30近い会社がウイスキーを作り、そのうち半分以上のメーカーは本格的なウイスキー作りを行っていることに驚く方もいるのではないでしょうか?


今回はその中から今後注目するに値するブランドをランキング形式でご紹介して参ります。ぜひ早い段階からチェックしていきましょう。


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シングルモルトやグレーンの違い、ウイスキー業界におけるジャパニーズの位置づけについてはこちらの記事も参考にどうぞ。

第8位:日本ウイスキーの原点も言うべき存在!ニッカ「余市」

ジャパニーズウイスキーの祖ともいうべき竹鶴政孝が作り上げた蒸留所「余市」。スコットランドとなるべく近い風土を目指して北海道の地に作られたウイスキーはジャパニーズにありながらスコッチの雰囲気を醸し出す通好みの銘柄。


NHK連続テレビ小説「マッサン」以降のニッカウイスキーブームで手にいれることが難しくなっているうえ、後程紹介する同じく北海道の地に構えた厚岸蒸留所にその存在は脅かされるのかどうか・・・今後10年でその真価が問われる蒸留所と言えるのではないでしょうか。


現在では基本的にスタンダードラインナップであるノンエイジしか手に入らず、ファンの間からは敬遠される節もあるが果たして今後どのようにウイスキー造りをしていくのか注目したい。

第7位:終売の流れからその価値を高めたサントリー「白州」

山梨県は北杜市に位置する白州蒸留所。先日の白州12年終売のニュースは業界のみならず世の酒飲みに衝撃を与えました。


もともとは山崎や響と比べてそれほどの売り上げを上げておらず、一時期は「森香るハイボール」というネーミングでソーダで割ってガンガン消費して欲しいという意向も見え隠れしていたところからの最近の流れ。


白州という名前自体にいっきにブランドバリューが付き、おそらく今後白州がまた流通するようになってもそのイメージはしばらく変わらないことでしょう。


そのような意味では今後大手商品のシングルモルトのなかでは最もその動向に注目したいブランドのひとつだと思います。


第6位:日本を代表するクラフトビールメーカーのウイスキー!木内酒造「額田蒸溜所」

茨城県に根を張り、さまざまな酒類の製造に取り組んできた木内酒造。とりわけ地ビールブームを牽引している常陸野ネストは近年のクラフトビールブームでその名が知れ渡っている存在です。特に海外での人気も高く、非常に商売上手なメーカーというイメージも強いですね。


そんな木内酒造が2017年に設立したのが「額田蒸溜所」。満を持してのウイスキー産業への参入ということで、まだまだその全容は見えてこないものの、今後どのようにウイスキーを展開していくのかに注目が集まるところです。


とにかくそのバリエーションに驚かされる木内酒造の常陸野ネスト。さまざまな原料を用いた個性的なビールを生み出すメーカーだけに、どのようなウイスキーが生まれるのか興味はつきない。


第5位:九州の地から生み出される新時代のウイスキー、本坊酒造「津貫」

本坊酒造といえば焼酎のイメージが強いメーカーですが、じつは昔からウイスキー造りや製品化も行っていました。正直マニアからウケはさほどよくなかったラインナップでしたが、2016年に鹿児島県内に「津貫」を新設しました。


製品としてラインナップされるまでにはまだ時間はかかりますが、本格的なウイスキーを目指して仕込まれている津貫は従来の本坊酒造の作ってきたウイスキーとは一線を画すものになることが期待されています。


蒸留所の見学設備も整えられていて、新しい蒸留所の中では最も見学に行く価値のある蒸留所ともいえるでしょう。

本坊酒造のツインアルプスはスムースで飲みやすいブレンデットウイスキー。津貫蒸留所のものではないが、本坊酒造のいままでを代表するウイスキー。津貫の完成を待ちながら飲んでみるのも悪くなさそうだ。


長濱蒸留所公式ホームページ

第4位: 滋賀に生まれた日本最少のクラフトウイスキー、長濱浪漫ビール「長濱蒸溜所」

滋賀県長濱に新しいウイスキー蒸留所が誕生したというニュースによってウイスキーファンの間では歓びと驚きの声が起こりました。


全国でウイスキーが生まれつつあるなかで、滋賀の地ビール会社が設立した長濱蒸留所ははじめこそその注目度はあまり高くなかったように感じましたが、ニューメイクなどの原酒が発売され、各地で少しずつその取組みに対して評価されるなかで、長濱のウイスキーは新世代ジャパニーズのダークホースなのかもしれないという思いが強くなってきました。


非常に力強く実直に作られていることを予感させる長濱のウイスキーも2016年の設立から3年目。いよいよ本格的なウイスキーが形になってくる頃合いです。2020年あたりを目処にこのあたりのクラフトウイスキーが本格的に製品化されるのが待ち遠しいですね。新たなジャパニーズウイスキーの戦国時代が訪れるかもしれません。



長濱蒸留所公式ホームページ

第3位:クラフトウイスキーのパイオニア!ベンチャーウイスキー「イチローズモルト」

埼玉県の秩父市にあるイチローズモルトは予約分だけで新商品は即完売するほどのブランドです。小規模ながら商品に対する徹底的なこだわりでウイスキーマニアを唸らせるイチローズモルトは少しでもウイスキーに詳しい人であれば一度は憧れるブランドのひとつ。


現状ではスタンダードラインナップもタイミングがよくないと手に入りづらい状態ですが、ここ10年のジャパニーズウイスキーブームの礎を裏で築いてきた実力派といっても過言ではなく、ひとによっては「サントリーやニッカは飲まないけれどイチローズモルトは飲む」というファンも少なくないほどです。


新時代のなかでは古参の部類に入るのでしょうが、今後もまだまだ業界のトップとして日本ウイスキーを牽引していく存在であることに間違いはありません。


イチローズモルトのスタンダードラインである3種の飲み比べセット。熟成に使う樽を使い分けて作られウイスキーで、樽による味の違いを存分に楽しめる。

第2位:ウイスキーのプロが作る新蒸留所!ガイアフロー「静岡蒸留所」

ガイアフローは2012年にウイスキーの輸入代理店としてスタートした会社で、本格的なウイスキーファンが喜ぶマニアックなウイスキーを展開しています。そんな同社が2016年ついに稼働させた静岡蒸留所は、ジャパニーズウイスキーとしてもはや幻ともなりつつある軽井沢蒸留所の設備を一部移設してスタートしました。


現在は樽単位での販売を行っているのみですが、稼働から3年目ということであと少し待てば一般向けの商品もリリースされるかどうかというところでしょう。本格的なウイスキーを扱い続けてきたガイアフローが手掛けるだけに、特にそのクオリティに注目が集まっているブランドです。


アスタモリスはベルギーのウイスキー商社で、日本ではガイアフローが輸入販売しています。日本との親交も深いアスタモリスはラベルに日本画を配した東海道五十三次シリーズを手掛けるなど、非常に親近感もわくブランド。こちらはスコッチウイスキーですが、ガイアフローの目利きを確かめる上でも飲んでおいて損はないでしょう。


静岡蒸留所公式ホームページ

第1位:北海道の地に国産アイラウイスキーを目指して作られた堅展実業「厚岸」

アイラウイスキーとはウイスキーの聖地・スコットランドのアイラ島で作られるウイスキー。ここで作られるウイスキーはピート香という特有の風味をまとい、他にない強烈な個性で世界中のファンを魅了しています。


参考「アイラウイスキー、ラフロイグの飲み方と種類に迫る|保健室の香り?磯の風味?」


日本のアイラと呼ばれる環境に目を付けて厚岸に蒸留所を設立。ジャパニーズという括りを取り払ってホンモノのウイスキーを目指して作られる厚岸のウイスキーは特にスコッチファンから期待値の高いブランドです。


すでにニューボーンと呼ばれる熟成される前段階の原酒が発売。決して安くない価格帯でしたが多くの人が手に取りそのポテンシャルをはかっていました。筆者も飲ませて頂きましたが、確かに従来のジャパニーズにない複雑さとコシの強さを持った、まさしく新時代のジャパニーズウイスキーを予感させる出来でした。今後特に注目していきたいブランドです。


厚岸のニューボーン。価格も少し高くなってきているが、今しか飲めない貴重品。ファンなら一本はおさえておきたいところだ。


厚岸蒸留所公式ホームページ

まとめ

今回紹介した銘柄以外、蒸留所以外にも日本には今数多くのウイスキーが誕生しつつあります。このジャパニーズウイスキーブームが追い風となり、その地位をウイスキー業界でより確固たるものにしていくのか、それとも一過性のブームで終わってしまうのか・・・。


古参ブランドから新規ブランドまで、今しばらく日本ウイスキーの動向に目が離せそうにありませんね。


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