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とっても美味しい「旭ポンズ」の特徴とは⁈味・値段・買える場所も紹介します

旭ポンズ


さっぱりとした味を楽しめるポン酢。鍋料理をはじめ、調味料としてかけるたり和えたりするだけで味わいがいっきに料理っぽくなるのが魅力です。


料理好きな方のなかには、自家製でポン酢を作っている、または作ったことのある方も少なくないでしょう。


筆者自身も以前はゆずやかぼすを使った自家製ポン酢作りに精を出していたものですが、とあるポン酢に出会ってから自家製をいっさいやめてその商品一筋となってしまいました。


そのポン酢が「旭ポンズ」です。


そこで、本記事では自家製するのがバカバカしくなる、とても美味しい旭ポンズの特徴に迫ります。味・値段・買える場所についても解説するので、ぜひ手にとってみてください。

旭ポンズとは?

旭ポンズ


旭ポンズは、1948年創業の大阪・八尾にある旭食品が手掛けているポン酢です。


「味にうるさい大阪人の間で評判になった『大阪の定番調味料』」と呼ばれる通り、関西の方にとっては定番ともいえるポン酢ブランド。


さまざまな料理に活躍するポン酢のなかでも、特に旭ポンズは料理の味わいを大きく増幅させる魅力的な調味料です。



筆者自身、味にうるさい関西の方から旭ポンズをプレゼントされて以来、ポン酢はここの商品しか使わなくなりました。


それまでは自家製でポン酢を作っていたのですが、贅沢に柑橘やダシを使って作る自家製を凌駕する味わいが旭ポンズにはあるのです。

旭ポンズの特徴と味わい

どうして旭ポンズはこんなにも美味しいのか。その秘密と味わいについて紹介していきます。

旭ポンズのこだわりとは?

「伝統」「素材」「人」の3つのこだわりを大切にしている旭ポンズ。

旭ポンズ


伝統については、戦後間もない時代に少ない食料のなかからこだわって作られたダシが今なお受け継がれています。


素材は、相性を考えて全国の素材のなかから吟味されたモノのみを使用。北海道産昆布、国産乾椎茸、カツオ・サバ・イワシなどの混合節、スダチ・ユコウ・ユズといったブレンド柑橘を。

旭ポンズ
原材料表記


特に徳島県の特定生産者から仕入れた柑橘を、社長自らが配合しているというブレンド柑橘果汁ポン酢の根幹をなしていると言えるでしょう。

旭ポンズの味わい

旭ポンズの味わいの魅力は、適度なうま味、キレのある酸味、そして豊かな柑橘の香りでしょう。


旭ポンズ


ポン酢は醤油に各種調味料と酢および柑橘果汁を加えて作るのが基本。


そう考えたときに重要なのが、味のバランスと香りです。


酸味が立ちすぎると調味料としては使い勝手が悪い。かといって酸を抑えすぎるとポン酢としての役割を果たさない。


ダシやみりんといった調味料でコクを与えつつも、いやらしくない綺麗な酸味をのせることこそがポン酢に求められるバランスなのではないでしょうか。


旭ポンズはまさにポン酢の理想のバランスを体現しています。


酸味はしっかり感じるものの、ダシやみりんによるコク、糖分のバランスによって酸っぱすぎると感じることはありません。


さらに酸味の肝となる混合柑橘果汁によるフレッシュな風味も楽しめるのです。


自家製ポン酢を作る際もさまざまな柑橘をブレンドしたり、あるいはひとつの柑橘の個性を際立たせたりと、柑橘のチョイスが重要。むしろそれこそが自家製する際の魅力だと思います。


しかし、なかなか個人で複数種の状態の良い柑橘を手に入れるのは難しく、さらに長年の経験で培われたブレンド技術には太刀打ちできないものです。


下手に柑橘を使って自家製ポン酢を作るくらいなら、旭ポンズはじゅうぶんに柑橘を使った良質なポン酢の味わいを提供してくれているというワケなんですね。

旭ポン酢の使い方

旭ポンズは奇をてらわないシンプルなポン酢調味料なので、鍋物をはじめさまざまな調理に普通のポン酢同様に利用できます。


しかし、こだわりの原料から作られたバランスの良い味わいを楽しむためにも、まずは水炊き、かつおのたたき、酢もつ、冷しゃぶといった、シンプルにふりかけて楽しむ食べ方がおすすめです。


加熱せずに、ポン酢そのものの風味をぞんぶんに味わってみてください。


旭ポンズ
かつおのたたき
旭ポンズ
薄い味付けであげた唐揚げにポン酢をしみ込ませたからあげ丼。


一度旭ポンズのそのままの味わいを堪能し、その魅力を理解すれば、あとはどんな調理でも使いこなすことができるはず。


ぜひ自由な発想で旭ポンズを調理に活かしてみましょう。



なお、旭ポンズは鮮度を維持するために未開封時は、キャップの下に王冠で栓がされています。


そのため、使用時には栓抜きが必要になることを覚えておきましょう。

旭ポンズ開栓の手順


旭ポンズの値段

旭ポンズは家庭用の360mlと業務用の1800mlの2サイズ展開されています。


主に見かける360mlサイズも、販売店によって値段にバラつきが大きい印象で、安い店舗で500円代半ば、高い店舗で700円代に及ぶことも。


ちなみに1800mlサイズは3000円前後で販売されています。


ポン酢としては大手メーカーのモノと比べると比較的高価な部類に入りますが、こだわりと味わいを考えれば妥当な値付け。自家製でも良質な柑橘を手に入れることを考えれば、むしろコスパの優れた商品といえるのではないでしょうか。


旭ポンズはどこで買える?

旭ポンズは関西企業の商品で、関西では量販店でも比較的入手しやすい調味料だと言われています。


関東では少しこだわりのある品ぞろえの良い食料品店が主な取り扱い店舗になるでしょう。


店舗によって値段のバラつきも激しい商品なので、近場に安価に購入できる店舗がない場合は通販で安いショップを利用して購入してみましょう。


開栓さえしなければ賞味期限は決して短くないので、何本かまとめて購入するのもよいでしょう。セット販売品を狙うのもおすすめです。



「旭ぶっかけポン酢」にも注目

2017年に50周年を迎えた旭ポンズが、新たな挑戦として販売したのが「旭ぶっかけポンズ」です。


少しまろやかに仕上げた旭ポンズのバリエーションアイテム。特に夏場にそうめん、冷ややっこ、サラダなどにそのままかけて楽しんでほしいというコンセプトの商品です。


こだわりのブレンド柑橘果汁やダシをそのままに、黒糖などを加えて甘さを感じやすく仕上げているのが特徴。そのまま食材にかけて食べても酸味が際立たず、子供にも食べやすい味わいです。


本家本元の「旭ポンズ」と使い分けて楽しむのもおすすめですね。


とっても美味しい「旭ポンズ」の特徴とはのまとめ

バランスのよい味わいを持つ美味しいポン酢「旭ポンズ」。


かけて美味しい、炒めて美味しい、漬け込んで美味しい・・・なににでも使える万能調味料・ポン酢の市販品のなかでも、特にあじわいに優れた1本かと思います。


ポン酢は塩味・甘味・酸味・旨味が詰まった万能調味料のひとつ。それが故にバランスのとれたポン酢商品というのは、じつはとても貴重なモノだと思います。


この機会に、ぜひ素晴らしい味わいのポン酢を試してみてください。



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