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アマレットとは?|甘美なリキュールを幅広い飲み方(カクテル、割り方)で楽しむ

アマレットとは


アマレットというリキュールをご存じでしょうか?


数多くあるリキュールのなかでもその甘美な味わいに魅了される人は少なくありません。


このお酒はいろいろな割り方や飲み方で楽しめるためご自宅に一本常備しておくと豊かな時間を過ごすことができるでしょう。


そこで本記事ではアマレットとはそもそもどんなリキュールなのか、どういった飲み方や割り方があるのかを解説していきます。


ぜひ参考にしてアマレットを楽しんでみてください。


アマレットとはどんなリキュール?

アマレットはイタリア発祥の「ほろ苦いもの」という意味合いを持つリキュールです。


その名に反して苦味はなく、非常に甘く華やかな香りが特徴。


主な原料は杏仁と呼ばれる杏の核ないしはアーモンド


杏仁は漢方などでも使われるようにもともともは生薬としての側面が強いのですが、アマレットはいわゆる薬草リキュールとは全く異なる甘美な味わいでファンが多いです。


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歴史的には1500年代にはすでにその原型があったといわれており、画家と恋に落ちたモデルの女性がプレゼントとして作ったものとも言われています。


こうしたことから恋人へ贈るお酒、恋人と楽しむお酒としても人気があります。


また、当時のイタリアでは杏仁を用いたリキュールが伝統的、あるいは家庭的に作られていたのかしもれませんね。

アマレットの味

アマレットはリキュールなのでとても甘いお酒です。


その風味は良質な杏仁豆腐やブラマンジェのような印象を飲む人に与えます。


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良質なスイーツを彷彿とさせる味わい


杏仁豆腐も杏仁から香りをとっているので似ているのは当たり前なのですが、ほかにもアーモンドやバニラのようなニュアンスを感じとることができるリキュールです。



アマレットとひとくちにいってもイタリアでは多くのリキュールメーカーが作っているため微妙な違いはあります。


なかには杏仁ではなくアーモンドをベースにしたものや、ハーブを多用したスパイシーなものなどもあります。

アマレットの飲み方と割り方

アマレットは非常に個性の強いリキュールなので飲み方としてはそのままの味わいを活かすか、アマレットに負けない材料でカクテルにするかの二択になるでしょう。

アマレットをカクテルで楽しむ

基本はやはりカクテルの材料に使われることが多いと思います。


アマレットを使ったカクテルはたくさんありますが、代表的なものは以下のようなものが挙げられるでしょう。



ゴットファーザー
ウイスキーにアマレットを少量加えて作られる濃厚なカクテル


フレンチコネクション
ブランデーにアマレットを少量加えて作られる濃厚なカクテル


シシリアンキッス
サザンカンフォートという果物とハーブを用いたリキュールにアマレットを加えた甘口カクテル


アマレットミルク
アマレットを牛乳で割ったもの。基本は冷たく作るが温めてもおいしい。


アマレットジンジャー
アマレットをジンジャエールで割ったもの。レモンやライムを加えても。


ステアやシェイクなどの複雑な技法がいらず、氷をいれたグラスに材料をいれて混ぜるだけの家でも気軽に作れるタイプのカクテルが多いのでぜひチャレンジしてみてください。

アマレットの割り方

アマレットはジンジャーエール、コーラ、ソーダ、オレンジジュースなどで割って飲んでもおいしく楽しめます。


アマレット1に対して氷と割材をお好みで3~4ほど加えてよくかき混ぜるだけ。


本格的なカクテルを作るのと違ってただ混ぜるだけなので簡単ですしご自宅でも気軽に楽しめますね。

アマレットをそのまま楽しむ

しっかりとした味わいのアマレットはそのまま飲んでもおいしく楽しめます。


ソーダで割るのもいいですが、おすすめはロックやクラッシュアイスといった氷を入れて楽しむ飲み方。


そのまま楽しむアマレットはまさに極上のデザート


アマレットの甘さと濃厚さが氷の冷たさによって軽減され、絶妙なバランスで楽しむことができます。


グラスに注ぐ際はあまり量をいれず20~30ml程度に留めておくと飲み飽きしません。


寝酒の一杯にぜひ試してみてください。

いろいろな種類のアマレットリキュール

アマレットディサローノ


元祖アマレットとも呼ばれるサローノ町で作られるアマレットがディサローノ・アマレットです。


先程紹介した画家とモデルの逸話から誕生したブランドといわており、昔からいままで世界中でアマレットを代表するアイテムでもあります。


ムラーノ島のガラス職人の手によって作られたボトルが印象的


昔からの秘伝のレシピで作られる味わいはまさしくアマレットの王道をいく味わいで、まろやかで甘みが強く飲みやすいことから人気が途絶えることはありません。


アマレット ラッツァローニ


アマレットディサローノに次いで人気のあるアマレットがラッツァローニのアマレットです。


ラッツァローニのアマレットは製法が特徴的で、まずアマレッティ(アーモンドビスケット)を焼き上げてから粉砕してお酒に漬け込んで香りを引き出します。


ここに薬草のエッセンスなどを加えて味わいに複雑さを加えて熟成させています。


豊かで香ばしい風味はカクテルはもちろん製菓に欠かせないアマレットとしてパティシェに愛用者が多いメーカーでもあります

ルクサルド アマレット ディ サスキーラ

イタリアにあるルクサルド社はマラスキーノリキュールの作り手として有名ですが、それ以外にもさまざまなリキュールを作っています。


なかでもアマレットリキュールは良質なビターアーモンドの核を用いた香り高い銘酒で、世界的な評価も高い仕上がりになっています。


くびれのついて少し変わったデザインのボトルもみどころで、一風変わった個性的なアマレットを求める人にオススメしたい一本です。

モナン アマレットシロップ

モナン アマレトッシロップはアマレットの持つ甘美な味わいをノンアルコールのシロップで再現したものです。


アマレットの香りや味は好きだけどお酒が飲めない・・・という人にオススメの製品です。


またコーヒーやデザートの材料に使うことでアマレットの風味を気軽に楽しめるのも魅力でしょう。

アマレットとは?|甘美なリキュールをカクテルから寝酒まで幅広い飲み方で楽しむのまとめ

アマレットはとても魅惑的で、お酒が苦手な方でも好きな方の多いリキュールだと思います。


楽しみ方もさまざまで、そのまま飲むのはもちろんカクテルにしても美味。


しかもブランドによって味わいに違いがあるのでアマレットのなかで好みの味わいを探せる楽しみもあります。


これを機会にぜひアマレットの魅力を楽しんでみてください。




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