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スナックパインの食べ方、時期、値段|沖縄特産のボゴールパインの魅力

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日本では北は北海道、南は沖縄と気候の違いを活かして1年を通してさまざまなフルーツを楽しむことができます


なかでも沖縄県は日本国内ではあまり作られていないような南国フルーツの数々が栽培されており、果物好きにとってはたまらないフルーツ大国です。


沖縄フルーツといえばマンゴーアテモヤパッションフルーツなどが代表的ですが、パイナップルも忘れてはいけません。


一般的に国内産よりも海外産のイメージがあるパイナップルですが、国内で作られたパイナップルは甘みと酸味のバランスがよくパイナップルが苦手な人でも楽しめることが多いんです。


そこで本記事では沖縄県の特産品でもあるスナックパインを特集。食べ方や時期、値段などについて紹介していきます。


スナックパイン=ボゴールパインは沖縄県の特産品

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沖縄のスナックパイン(ボゴール)


スナックパインとは台湾原産のボゴールというパイナップル品種の別名です。



手でちぎって食べられることからスナックパインと呼ばれていますが、日本ではボゴールパインというよりスナックパインという名前で定着しているような気がしますね。


一般的に日本で年中出回っているフィリピン産のものと比べると小ぶりなサイズ感。


全体的にトゲばっていて、特に葉っぱの部分はするどい針のようになっているため手を怪我する人も多いと言われています。


スナックパイン/ボゴールパインは沖縄県の特産品で、生産の100%が県内で行われているのも特徴。


まさに沖縄を代表するフルーツのひとつといっていいのではないでしょうか?

沖縄スナックパインの時期は?

スナックパインは4月頃から流通がはじまります。


スナックパインに限らず日本産のパイナップルはそのほとんどが4~8月ころに流通しますね。



国産パインは生産量が限られているため売り場で見かける機会は必ずしも多いとは言えません。


ぜひ食べてみたいという方はシーズンに入る頃から通販サイトや直売サイトをチェックして取り寄せるのが確実かもしれませんね。


沖縄スナックパインの選び方

スナックパインは鮮度がいい物だと緑がかった果皮をしており、時間が経つにつれて黄色みを帯びていく個体が多いです。


とはいえ基本的に沖縄県で生産されているスナックパインは完熟状態で収穫・出荷されているので緑色の状態でもじゅうぶんに美味しく楽しめます。



時間を置いて追熟すると酸味が抜けて甘みは強く感じるようにはなりますが、いっぽうで香りが抜けていくのでお好みで少し黄色がかった色合いになるまで置いておいてもいいかもしません。


基本的には本体から発せられる華やかな香りを感じられれば食べごろになっていると判断できます

沖縄スナックパインの値段は?

スナックパインの値段はサイズによって異なりますが、小玉のものであれば500円程度から大玉で立派なもので1000円~1500円程度の値段が付くことが多いです。


本記事内の写真で紹介しているスナックパインはM玉で750円程度でした。


フィリピン産のものと比べるとサイズを考えても少し高い傾向にありますが、これは他の国産フルーツ全般に言えることですね。



国産フルーツは手間をかけてひとつひとつの品質もとてもよく、ハズレ個体が少ないのが特徴です。


そのため大量生産されている外国の大手ブランドのものよりも高くはなってしまいますが、価格に見合った品質を楽しめると言えるでしょう。

スナックパインの食べ方と味

スナックパインは手でちぎって食べられるのが特徴ではありますが、個人的にはナイフでちゃんと切った方がおいしいと思います。


手でちぎる時は皮つきのままちぎるのが一般的ですがトゲトゲが当たって痛いのも嫌ですし、皮際や芯の部分は食べられるとはいっても食感が悪く、できれば取り除きたいからです。

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頭とおしりをカット


まずは頭とおしりの部分を切り落としましょう。

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縦半分にカット
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さらに半分にカット


続いて縦に二等分、さらにそれを二等分にカットします(合計4カットにわける)。

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芯をおとす


スナックパインは芯の部分も食べることができますが、少し硬さがあり筋張っているので個人的には取り除いて楽しみたいところ。


筆者と同じように気になる方は芯を落としてしまいましょう。



取り除いた芯は捨てるのがもったいないのでミキサーにかけてスムージーにして飲むのがオススメです。

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ナイフで皮から身をはぐ


ナイフを使って皮から身を外します。


皮際は少し筋張って食感が悪いので、少し余裕を持ってナイフを入れるのがポイント。


写真のように皮を器に見立ててお皿に乗せるのもおしゃれですね。

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さっそく沖縄パインの魅力を楽しもう


スナックパインは国産パインのなかでも甘さと酸味のバランスのよい品種で食べ飽きしません。


フルーツは甘さに酸味と香りがあわさって楽しめるのが魅力。


その点においてスナックパイン(ボゴール)はとても優れた食味を持っていると言えるのではないでしょうか?

(スナックパイン)ボゴールをはじめとする国産パインの魅力

日本ではスナックパイン以外にもさまざまなパイナップルが生産されています。


スナックパインと同じくらい見かける機会の多いピーチパイン、まだまだ生産量は少ないながら濃厚な味わいのゴールドバレル、豊かな果汁が魅力のサマーゴールドなどなど。


どれも生産地域が鹿児島や沖縄に絞られており、生産量も限定的ですが非常に魅力的なパイナップルです。


国産のパイナップルは高い糖度に適度な酸味と芳醇な香りというバランスが優れた味わいでとても人気があります。


完熟で収穫することを徹底している農家さんが多いこともあって海外産のものと比べて舌や喉がイガイガしにくいのも魅力です。



パイナップルのイガイガはシュウ酸カルシウムが要因だが、これは特に未熟なパイナップルに多く含まれている。


ぜひシーズンには国産のパイナップルを楽しんでみましょう。



スナックパインの食べ方、時期、値段|沖縄特産のボゴールパインの魅力のまとめ

スナックパイン、ボゴールパインは甘さと酸味のバランスに優れた非常においしいパイナップルです。


流通時期や量は限られていますが、シーズンにぜひ1度は食べてみたいフルーツのひとつといえるでしょう。


国内生産されている品種としては比較的入手しやすい品種でもあるので、ぜひこの機会に楽しんでみてください。



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