毎日の歯磨き、実はまったく逆効果になっているかもしれません。
歯ブラシのお手入れ、ちゃんと出来ていますか?
適当に済ませていると雑菌が繁殖したり、ブラシが痛んで歯磨き自体が逆効果になってしまう可能性も・・・。
おいしいものを楽しむにはお口の健康からということで、今回は意外とスルーしがちな歯ブラシのお手入れ法についてまとめてみました。
歯ブラシをきれいにする方法を学んで衛生的な歯磨きを行いましょう。
- 歯ブラシのお手入れやっていますか?きれいにする方法知っていますか?
- 歯ブラシの正しい洗い方・お手入れ法
- よりしっかりと除菌・殺菌する
- 歯ブラシをきれいにするために置き場の共用に注意!
- 歯ブラシの交換頻度はどれくらいが目安?
- 歯ブラシの正しい洗い方・お手入れを意識して常に綺麗に使おう
歯ブラシのお手入れやっていますか?きれいにする方法知っていますか?
毎日口の中を磨き上げている歯ブラシ・・・実はお手入れが不足すると口の中の細菌が歯ブラシにうつって、夜な夜なものすごいことになっている・・・というのをご存知ですか?
ちょっと考えたくないですよね。
でもこれは逃れられない自然の摂理で、細菌の無い歯ブラシを使いたければ毎回新品を使うしかありません。なかなかそうはいきませんよね。
そこで毎日しっかりと歯ブラシをお手入れする事で細菌の繁殖をおさえ、衛生的な状態で歯ブラシを使用する事が大切になってきます。
「お手入れってただ流水でゴシゴシするだけなのでは・・・?」と思っている方にこそチェックして欲しい歯ブラシケア。
歯ブラシのお手入れの基本は複数本の歯ブラシの用意と毎日の歯ブラシのケアで行います!
歯ブラシの正しい洗い方・お手入れ法
ここでは実際に日ごろからお口のなかをさまざまな食べ物や飲み物で痛めつけている筆者が実践している歯ブラシケアの方法をご紹介します。
おいしいものをおいしく食べるために口内ケアを欠かさない筆者がたどり着いた歯ブラシケアの方法をぜひ参考にしてみてください。
2本の歯ブラシを交互に使う
まずは大前提から覆していきます。
歯ブラシを複数本用意する。
これが衛生的に歯ブラシを使う基本です。
もちろん人によって朝と夜は家で歯磨きするけど昼は職場とか、そういう方もいると思いますが、一日3回歯磨きするとして、その間の時間がおおよそ5~6時間程度だとしましょう。
ここで問題となるのは、そもそも歯ブラシ自体次に使われるまでに完全に乾いている状態がほとんどないということです。
これは衛生的には限りなくアウトな状態です。
梅雨時の生乾きの洗濯ものを考えてみましょう。
梅雨時はどうしても嫌な臭いがしますよね。あれは湿度が高いせいで完全に乾燥することができず、雑菌が繁殖するためにおこります。
歯ブラシも同じことで、完全に乾いている時間が少ない状態でヘビーローテーションされればすぐ痛みますし雑菌も繁殖します。濡れている状況が続けばカビが生えてくることもありえるわけです。
歯ブラシも色々とあうあわないがあると思いますが、どんどん使い倒して交換する事を考えたら高価なものよりは安いものやまとめ買い出来るもので自分に合うものを見つけた方が良いでしょうね。
そこで複数本の歯ブラシの用意です。
歯ブラシ自体を休ませることを考えても、歯ブラシは最低2本は用意しましょう。
特に一日2回以上歯磨きを行う場所ではこのルールを守りたいものです。
使い終わったら徹底的に乾燥せる
さて、複数本の歯ブラシを用意したら、次に意識させることは歯ブラシの乾燥です。
皆さん使い終わった歯ブラシ、水ですすいだあとどうやって保存してますか?
パッパッと水を着て逆さにして立てておいたりしていませんか?
ハイ、その時点でもう雑菌の餌食です。
塗れたままの歯ブラシのブラシ部で雑菌が繁殖するだけでなく、したたった水が持ち手まで雑菌まみれにして歯磨きのたびに手を汚染しています。
これで手ですくった水で口内をゆすいだりしたらもうホント最悪です。
ちなみに筆者は以前空き缶の容器を改造して歯ブラシ立てにしていたのですが、気づいたら空き缶内で雑菌が繁殖し空き缶が腐食していました。アレは今思い出してもオゾマシイです。
歯ブラシは使い終わったらしっかりとゆすいで、そのあと清潔なタオルやキッチンペーパーで水気をふき取りましょう。
もし可能であればドライヤーなどで完全に乾燥させてしまうのもアリ。お風呂上がりなら髪の乾燥と同時にやるのも良いですね。
ドライヤーまで出来なければ風通しのいい場所に置いて休ませます。日光を当てられればなおベター。ようは洗濯物干しと同じです。
乾燥させて休ませることを考えても歯ブラシはやはり2本使いがベストですね。
よりしっかりと除菌・殺菌する
歯ブラシなんていう菌の温床のような場所を完全に滅菌・殺菌・除菌するなんていうのはほぼ不可能です。
市販の除菌用アルコールなどを使えば気休め程度にはなるでしょうが、それよりも乾燥を徹底した方が効率は良いでしょうね。
どうしても除菌や殺菌をしたいのであれば、本来口内洗浄用の洗口液に少し漬け置きするのが良いと言うのを以前歯医者さんから伺ったことがあります。
気になる方は洗口液に歯ブラシを漬け込んで殺菌するのもよい
ちなみに筆者は口内ケアにはコンクールFという洗口液を愛用しています。
ところで、たまに熱湯で殺菌するといいという話を聞きませんか?
熱湯殺菌は確かに便利な方法ですが、歯ブラシを傷めます。
傷んだ歯ブラシは雑菌の繁殖も起こりやすくなるので、あまりオススメとは言えないでしょう。
歯ブラシをきれいにするために置き場の共用に注意!
意外に歯ブラシを傷める要因になるのが歯ブラシ置き場。
特に家族がいる方はみんなの歯ブラシをまとめて管理しがちですが、これは細菌の交換も促してしまうのであまり推奨できません。
そもそも人間の口内細菌はその多くが他人から伝播と言われているように、もともとお互いの口内にいなかった菌を歯ブラシ同士培養しあうリスクがあるので、なるべく別々に保管するようにしましょう。
歯ブラシスタンドはお互いの歯ブラシが接触しないよう独立したタイプのものがオススメ。
歯ブラシの交換頻度はどれくらいが目安?
気になる歯ブラシの交換頻度。
極端に言えば早ければ早いほど良いと言えるでしょう。
一般的には一か月程度が目安と言われていますが、これはどれくらいの頻度で歯ブラシを使うのか、ケアはどの程度しているのかなどにもよるので一概には言えません。
ひとつの目安としては「毛先が傷んできたな、広がってきたな」と感じるまでには交換しておきたいというところでしょうか。
同じ歯ブラシを使い続けると、雑菌の繁殖が進んで歯磨きの意味がなくなり、虫歯になりやすくなったり、傷んだ歯ブラシの毛先が口内を傷つけるリスクも・・・。
さまざまな観点から見ても歯ブラシは定期的にとり変えた方が良いと言えます。
そのためにも、歯ブラシを買う時はある程度まとめ買いした方が効率的だと言えますね。
歯ブラシの正しい洗い方・お手入れを意識して常に綺麗に使おう
本来口内を綺麗にするための歯磨きが、歯ブラシの手入不足で口内を汚すきっかけになってしまっていてはもともこもありません。
そうならないためにも日頃の歯ブラシの手入れを意識してきれいな歯ブラシを使うようにしましょう。
- 歯ブラシの2本体制
- 乾燥の徹底
最低限この二つのポイントはおさえつつ、定期的に歯ブラシを交換するという習慣をつけることが大切です。
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