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【濃い目の味わい?】烏龍茶には業務用と一般用があるという事実が個人的にプチトリビアだった

みなさん烏龍茶はお好きですか?



烏龍茶といってもちっちゃい急須で茶葉から抽出する本格的なヤツではなく、ペットボトル飲料として売り出されている大手メーカーのものです。もちろん本格的なウーロン茶には本格ウーロン茶の嗜好性の強い魅力がありますが、個人的には外国産のお茶の中で最も一般化するのに成功しているのが大手メーカーのウーロン茶だと思うのです。美味しいです。



さて、そんな烏龍茶にまさかの業務用があったしかも味も違うという事実を知ってびっくりしたので今回は比較も兼ねてご紹介致します。



世の中には身近なことでもまだまだ知らないことがあるんだなぁーと痛感したのですが、これって常識なのでしょうか?どうなんでしょうか?

サントリー「烏龍茶」

僕は食事のお供にお酒でない限りは基本的に烏龍茶を飲んでいます。
烏龍茶は各メーカーから発売されており、名も知らぬ紙パックモノやコンビニブランドなども多く発売されているのですが、中でも個人的なお気に入りはサントリー製のモノですね。

[2CS] サントリー 烏龍茶 (2L×6本)×2箱

[2CS] サントリー 烏龍茶 (2L×6本)×2箱

サントリーの烏龍茶は中国福建省産の武夷岩茶をベースに作られているそうです。一般的には2Lサイズのものと500mlサイズのものが有名だと思いますが、ティーバックや紙パックでも発売されているのをご存知の方は少ないかもしれませんね




個人的にはお祭りなどで売ってたり、イベント会場などで見かける缶入りのものも好き。ウーロン茶って缶の独特の金属感と相性いい気がするんですけど、そう感じているのは私だけでしょうか?

[3CS] サントリー 烏龍茶 (340g×24本)×3箱

[3CS] サントリー 烏龍茶 (340g×24本)×3箱

適度な風味とスッキリ感がピカイチ

一時期本物の烏龍茶(茶葉から淹れるタイプ)にも凝っていたので分かりますが、そもそも烏龍茶って結構濃い飲み物なんですよね。以前飲んだ大紅袍という高級な烏龍茶などは香り、味ともに強く、お茶酔いするくらいの一品でした(ちなみに大紅袍は以前サントリーから限定商品でペットボトル商品が発売されていましたが、一本500ml1500円くらいしていましたね)。



かといって味の濃すぎるお茶は食中茶やのどの渇きを潤すのには適さない、でも風味の薄すぎる烏龍茶は水と変わらない・・・そんな難しいキワキワのラインをサントリーのウーロン茶は攻めていると思います。



口に含んだときしっかりと烏龍茶の香りがするのに、飲み込んだ後はとても爽やか。それこそ中華やフライのようなくどい料理から、シンプルな日本食まで何でもあいます。この守備範囲の広さがサントリーらしいといえばらしいのですが、完成度はしっかり高いという印象。



たまにコンビニブランドの烏龍茶を買うとうすくて物足りなく感じるんですよね。


そんなサントリー「烏龍茶」にさらに濃いぃ業務用があった

先日とあるルートである烏龍茶を手にいれました。



ズバリ、業務用のサントリー「烏龍茶」です。はじめ僕はこれが業務用だと気づきませんでした。というよりも普通のウーロン茶だと思って購入したのですが、家に帰って見てみるとなにか違和感を持ったんです。



「アレ?ラベル変わった?」と思ってよく見てみるとわりと大きく業務用の文字が。。。(苦笑
全然気づきませんでした・・・。


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業務用のサントリー「烏龍茶」と通常品のサントリー「烏龍茶」。冷静に見比べるとだいぶ違う。



でもその時はなぜコレが業務用なのかよく理解してなかったんです。よく読めばその下に答えが書いてあったんですが、人間普段手にしている物に関しては使い続けることで逆にいかに無頓着になっていくのかを感じた瞬間でもありましたね。




そこにはこう書いてあります。

氷を入れて、お楽しみいただくために、当社通常品と比べて濃い目の味わいです。

通常品と比べてみた

飲食店では例えばソフトドリンクとしての烏龍茶にしろ、ウーロンハイなどに使う場合にしろ、氷を入れるのが基本です。



冷蔵庫で冷やしていようが常温保存していようが、カサを誤魔化せる(誤魔化すというのは言い方が悪いとは思いますが)という点に加え、冷たさをキープできると言う意味合いもあって飲食店のコールドドリンクに氷が入っていないということはあまりありませんよね。



しかし、一方で氷を入れると言うことは時間経過によって味が水っぽくなってしまうということでもあります。業務用烏龍茶はこの点を解消すべく、もともと少し濃いめに作ってある烏龍茶だということなのでしょう。




通常品と比べてるとその差は歴然。

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左が業務用。右が通常品。業務用の方が色が濃い。

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少し分かりづらいが上から見た図。

実際に飲んでみましょう・・・。




うん。確かに濃さが違います。
筆者は普段から家でも氷を入れて冷たいものを飲みたい派なのですが、確かに通常品と比べると氷での解け具合に差がある気がしますね。
業務用の方が苦味が強く出るのと濃厚な感じ。そのまま冷やして飲む分には通常版の方が香りの立ち方や味わいはバランスが良いですね。



単純にソフトドリンクとしての性能も良いと思いますが、ウーロンハイとかを家庭で作りたいっていう方にもオススメできそうです。むしろお酒とあわせた時の方が違いが出るかもしれませんね。



知り合いの飲食店の方に聞いたら「酒屋経由で烏龍茶を買うと問答無用でコレが来る」とのことらしく、お店で飲むウーロンハイってなんか違うなぁって感じている人がいたら、実はそれは作り方云々以前に烏龍茶の違いなのかもしれませんね。

業務用烏龍茶の存在はちょっとしたトリビア

そんなの常識だろ?と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、筆者的には業務用烏龍茶の存在はちょっとしたトリビアでした。



サントリーの業務用烏龍茶は残念ながらネット経由で手軽に手に入りそうなトコロは無いみたいです(アマゾンは売り切れ、もしくは販売ルート限定品)。もし飲食店などに行く機会があればお店の人との会話のタネにいかがでしょうか?



ちなみに今回の件とはあまり関連しませんが、話の途中に出てきた中国茶・大紅袍はネット経由でも簡単に購入可能(サントリーが販売していたものはもう売っていません)。
興味がある方はぜひお試しください。お茶酔いが経験できるかもしれませんよ。

【武夷岩茶】大紅袍 25g

【武夷岩茶】大紅袍 25g