現在コーヒー業界ではコールドブリューと呼ばれる水出しコーヒーがトレンドになっています。アメリカをはじめ、徐々に日本でも話題になってきていてターバックスなどをはじめ、街中でも「コールドブリュー」の文字を見かける機会が増えてきました。
そんななかで、独自のコーヒー戦争を繰り広げている日本のコンビニ業界から、ファミリマートがいち早くコールドブリューに目をつけた商品展開を行っています。そのなかの「ALAMEDA」というコーヒーが美味しかったのでご紹介いたしましょう。
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コールドブリューを手掛ける「ALAMEDA」
「ALAMEDA(アラメダ)」は日本初となるコールドブリューの専門ブランド。世界各地の厳選されたコーヒー豆を使用し、サンフランシスコと日本で焙煎、独自の低温抽出を用いて生み出した液体をインスタ映えしそうなスタイリッシュなボトルに詰めています。
コールドブリューとは水出しコーヒーのことで、今アメリカをはじめとした世界のドリンクシーンで注目を集めるコーヒーのスタイル。冷水からコーヒーを抽出することで、えぐみや酸味が少なく、氷などをいれて冷やしても薄くならないのが特徴。スッキリ軽やかな飲み心地なのにコーヒー感はしっかりしているという新時代のコーヒードリンクです。
「ALAMEDA」ではアラビカ種の厳選されたコーヒー豆、24時間の低温抽出、香料など無添加といった製法にこだわり、ボトル入りの気軽に買える商品ながら非常にハイクオリティな味わいを実現しています。
コールドブリュー「ALAMEDA」はファミマをはじめコンビニで先行発売中
このコールドブリューブランド「ALAMEDA」の商品は2018年4月10日よりリリース。関東エリアのコンビニエンスストアから販売が開始され、5月くらいまでには中部や関西方面へも展開していく計画となっているそうで、商品の反響しだいでは販路がより拡大していきそうな予感です。
コンビニのなかでも特にファミリーマートがいち早く目を付けたようで、じっさいにネットやSNSでも「ファミマのオリジナルブランド」のような印象を持っている人も少なくないようです。
こんな時間だけどおいしい。
— ゆうかまるだよ (@notendfuture) 2018年4月22日
気になってたコールドブリューはセブンじゃなくてファミマのだった…😓 pic.twitter.com/3jeXoNwKhH
コンビニ業界ではコーヒー戦争が過熱しており、ファミリマートはセブンイレブンやローソンと比べるとこの点においては一歩置いていかれているイメージも強かったわけですが、トレンドであるコールドブリューをいちはやく店頭に積極的に並べることで差別化を図ろうという狙いもあるのかもしれませんね。
コールドブリュー系の商品は手間やコストがかかっている分だけ値段も高めですが、それでも一部地域では品切れが起こることもあるほど注目れているようで、SNSなどを駆使して情報収集し、本当に品質のいい商品に敏感な今のネット世代を中心に確実に人気が出ているのでしょう。
コールドブリュー「ALAMEDA」を飲んでみた感想
コールドブリュー「ALAMEDA」をさっそく飲んでみましょう。現在「ALAMEDA」では無糖の『SIMPLE BLCAK』と微糖の『2% SWEET』を2種類展開しています。
500mlのパウチパックタイプも発売されていますが、今回ご紹介するのは 250mlのペットボトル。質のいいコーヒーを少量飲みたい人にはうってつけのサイズ感です。価格は各233円(税込)。
『SIMPLE BLCAK』から飲んでましょう。
まず驚くのがその香り。じつに華やかで甘さを感じせます。コーヒーというよりカカオに近いようなスイーツっぽい甘い香り。通常のアイスコーヒーではここまで香りがたってこない印象ですが、コールドブリューは軽やかながらフレーバーが多様で早く口をつけたいと思わせてくれます。
口に含むと非常に軽快でサラっとした飲み口。冷たいコーヒーにありがちな渋みや苦味を強く感じたり、飲み込んだ後に舌に残る感じがほとんどない。なのに決して薄いというワケではなく、コーヒーとしてのコクを感じるという不思議な味です。これがコールドブリューの特徴。
続いて『2% SWEET』を試してみます。パッケージは薄めのグレー。ぱっと見た感じではカフェオレ感が出ているような気もしますがブラックの微糖(乳成分はナシ)です。
微糖といえど、その辺に売っている缶コーヒーの微糖よりもかなりスッキリした甘さ。もともとフルーティーな酸味と香りを持つコールドブリューに糖分が入るとフルーツ果汁のような、または香りの良いストレートティーに加糖しような味わいで非常に美味。あえてブラックに対して2%を商品化した意味合いも感じられる完成度ですね。
「ALAMEDA」のコールドブリューは飲み口はコールドブリューらしい軽やかなものですが、香りに甘さを強調させることでコールドブリューというスタイルにとっつきやすさを出しているように思いました。けれどいやらしくなくて、あくまで厳選されたコーヒー豆由来の味わいなので全然アリ!
水出しなのでカフェインも軽くて苦手な人でも楽しみやすく、これはやはり今後注目されていくんじゃないでしょうか?
まとめ
今後ますますブームが進みそうな気配のあるコールドブリュー。その先駆けとなる「ALAMEDA」はトレンドに敏感な人なら飲んでおいて損はありません。
現状ではファミマを中心に販売されていますので、午後の一服に候補に入れてみてもいいでしょう。スターバックスなど既存大手のものと良い勝負です。ネットでも購入できますのでぜひ騙されたと思ってお試しください。
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