おいしけりゃなんでもいい!

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鳥取県のご当地ポテトチップスがコーヒー味である件について

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ポテトチップスといえばカルビー派の人が大多数なのではないでしょうか?


もちろん、チップスターやオーザック、プリングルズ湖池屋なども引けを取らない人気とコアなファン層を獲得しているのですが、やはりカルビー知名度と人気で頭一つ抜けていることには異論はないでしょう。


そんなカルビーのポテトチップスが2017年度に実施している新たな試みを密かに注目していたところ、とある疑問が湧きあがったので今回はその件について調査してみました。

カルビーが全国ご当地ポテトチップスを販売

ポテトチップスをはじめ根強い人気を誇るお菓子会社カルビーは、全国47都道府県の「地元ならではの味」をポテトチップスで表現する「♥ JPN(ラブ ジャパン)」というプロジェクトを展開しています。


www.calbee47cp.jp


このプロジェクトは2017年度に三回にわけて全国のご当地の味をポテトチップスで表現したものを販売していくという内容で、12月現在で第二弾までのバリエーションが販売されています。


そのバリエーションは、例えば滋賀の鮒ずし味、大分の鶏飯味、愛知の手羽先味といった誰もが納得するような味のものから、福島のいかにんじん味や茨城のスタミナラーメン味など、地元の人なら知っているが他県の人からすると?がつくようなB級グルメや郷土料理的なものまで様々です。


過去にすでに発売されてしまっているフレーバーは除かれているように思われるので、この県はコレでしょ!というようなものではない都道府県も少なくは無いように思いますが、基本的にはいずれも地元に根付いた味わいを表現していることに疑いはないですよね。

鳥取のご当地ポテトはコーヒー味?

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しかし、そんな郷土愛溢れるラインナップの中にあきらかにひとつだけ違和感を覚えるフレーバーが・・・。


それがコチラ。

鳥取県のご当地ポテトチップスとして発売されている砂丘をイメージした珈琲」味。


鳥取でコーヒー?!


明らかにラインナップのなかで違和感が強い商品に一瞬目を疑ってしまいます。


鳥取と言えば確かに鳥取砂丘。でもそこになぜコーヒーなのか?

鳥取のご当地ポテチ・・・その開発の経緯

ご当地ポテチの会議室で鳥取のご当地味について会議していたスタッフ一同。

鳥取らしいものと言えばなに?やっぱり砂丘でしょ!」
「じゃあ、鳥取砂丘の『砂』をイメージしたポテトチップスを作ろう!」


まぁ、これは納得できます。鳥取といえば砂丘。他の都道府県が名所を推していないのに、鳥取だけなぜか名所から入ることに若干疑念の余地はありますが・・・。

開発メンバーが実際に鳥取砂丘に出向き、鳥取砂丘の「砂」を観察したところ、黒っぽい粒に交じって赤っぽい粒があることを発見。
それをポテトチップスでも再現しました!
引用:https://www.calbee47cp.jp/gotouchi/detail.php?id=tottori


さらに砂丘でご当地の味を表現しようとしたメンバーは、砂丘の砂の色に着目し、これをフレーバーに活かすことを思いつきます。

黒い粒の正体は、コーヒー。では赤い粒の正体は??
パッケージ裏面の原材料名に、答えが隠されています!
引用:https://www.calbee47cp.jp/gotouchi/detail.php?id=tottori


見た目から入ってしまった以上は見た目へのこだわりは他県よりも強く、黒い粒はコーヒーで、赤い粒は赤ピーマンで表現しているようです。

黒蜜仕立てで、意外とクセになる美味しさで、見た目以上に、味にもこだわりました。黒蜜味に仕上げることで、甘じょっぱい味わいに。
引用:https://www.calbee47cp.jp/gotouchi/detail.php?id=tottori


珈琲味はどこへいった・・・という感じですが、原料では黒蜜を使用している形跡はないので、黒蜜のほろにがさをコーヒー粉末で、あとはきなこや醤油、黒糖を用いて黒蜜っぽい味わいを表現している模様・・・。



公式の開発秘話やコメントですらもはやコーヒー感があまり押し出されていないことに戸惑いは感じますが・・・鳥取とコーヒーにはちゃんと説得力のある関係性も存在していることは見逃せません。

鳥取のご当地ポテチとしてコーヒーが選ばれた理由

さて、肝心のなぜ鳥取のご当地ポテチの味にコーヒーが選ばれたのか、鳥取とコーヒーの関連は・・・というところですが、これには以下のような理由が挙げられるのでしょう。

鳥取コーヒー消費量は日本トップ

「全国で唯一スタバのない県」として話題にされていた鳥取。2015年にはついに鳥取にも満を持してスタバが上陸、開店時は1000人以上の列ができるなどニュースにもなりました。


このようなニュースをみると、鳥取はコーヒーとは縁もゆかりもない土地のように感じるかもしれませんが、実は鳥取総務庁が実施している県民のコーヒー消費量が全国でトップランカーという実績のある県で、スタバ上陸前から京都に次いで二位にランクインするほど、全国的にみてもコーヒーの消費が多い、コーヒーにゆかりのある土地なのです。

世界コーヒーサミットが開催された鳥取

鳥取のこのようなコーヒー消費やコーヒー文化が評価され、2016年には世界コーヒーサミットなるイベントが開催


いったいどんなイベントなのかというと、実際は大手コーヒーチェーンや地元の喫茶店経営者によるPRイベントのようなものだったようですが、それでも大手コーヒーチェーン会社も鳥取のコーヒー文化には注目しているようだ・・・ということは鳥取とコーヒーの関係を深く結びつけるものになりうるのかもしれませんね。

鳥取県には他にも名物がちゃんとあります

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そんな理由から鳥取のご当地ポテチはコーヒー味になってしまったわけですが、鳥取にはコーヒー以外にも県を代表するグルメがたくさんあります。


山あり海ありの県ですから、食には事欠くわけもないんですよね。


実はカレーの消費も非常に多かったり牛骨ラーメン発祥の地だったり、鯖寿司が有名だったりするワケです。決して無理やり感すらも感じるコーヒー味くらいしか選択肢がなかったというワケではなく・・・きっと色々な大人の事情でコーヒー味が採用されたということなのでしょう。

テイクオフ 鳥取牛骨ラーメン 110g×4人前

テイクオフ 鳥取牛骨ラーメン 110g×4人前

まとめ

一見すると関連性のなさそうな鳥取とコーヒーですが、一応鳥取を代表するグルメとしてコーヒーを挙げるに足る根拠はあったようです。


その一方でそこはかとなく漂う無理やり感・・・いや、もちろん作っている方は本気で取り組んで作っているのだと思いますが。


このご当地ポテチはなかなか遠い地の商品を買うのは難しいのですが、アマゾンではしっかりと販売されているようですので、気になる方で近場で鳥取味が手に入らない方はぜひ試してみてください。


なお、筆者は鳥取な縁もゆかりもない人間です。あしからず。
個人的には鳥取の人に今回のポテチのフレーバーについて意見を聞いてみたい気もしますね。