おいしけりゃなんでもいい!

身近にある美味しいものを探したい。おいしけりゃ、なんでもいいんだけれど。

スポンサーリンク

河内晩柑の食べ方、旬、産地、味|繊細な香りと味を持つ和製グレープフルーツ

河内晩柑


四季折々の様々な果物がある日本において、春から夏にかけてはたくさんの種類の柑橘が目に入りますよね。


昔からなじみの柑橘や近年市民権を得つつある柑橘まで、さまざまな柑橘が売り場に並んでいます。


その中にはまだまだ認知度の低いものや名前は知ってるけれど詳しい素性が分からないものも多いのでは?


今回は近年注目を集める柑橘のひとつ、河内晩柑にフォーカスを当てて食べ方、旬、産地、味などを紹介して参ります。


ふるさと納税を利用してフルーツを購入するメリットをチェック

河内晩柑とは?

f:id:bollet:20180324164529j:plain

河内晩柑はザボン、すなわち文旦の一種です。


文旦が突然変異して生れた品種で、熊本県河内町で大正時代に発見されたと言われています。


発見された場所である"河内"と晩生柑橘の総称である"晩柑"を組み合わせて河内晩柑と呼ばれるようになりました。


この柑橘は生産者や地域によって美生柑、ジューシーオレンジ、愛南ゴールド、ジューシーフルーツ、灘オレンジ、夏文旦、宇和ゴールド、ハーブ柑、天草晩柑などと多様な名称でブランド化、差別化されている品種でもあります。


市場でも混乱を招いているように思いますが、これらは基本的には全て同一品種(品種名は河内晩柑)となっているんですね。

河内晩柑の産地と旬

現在、河内晩柑は愛媛と熊本が9割以上のシェアを占めており、その半分以上が愛媛産となっています。


旬の時期は3月頃から6月頃で、4~5月が最も旬と言えるでしょう。


晩生品種であるため冬を越す必要があり、加えて樹勢が強いので肥料を大量に必要とする河内晩柑。


手間もかかる上に気候的に生産地域が限られているということから国産柑橘の1%も生産されていないと言われています。


まだまだ見かけることも少ない柑橘ですが、その味わいは非常に優れているため、今後徐々に人気が高まっていくのではないかと思います。


まだ食べたことのない人は今のうちチェックしてみましょう。

河内晩柑の一個の値段はおおよそどれくらい?

河内晩柑の値段は大きさによってだいぶ差があります。


中玉程度の大きさの物であれば1個あたり200~300円前後、大玉であれば300~400円程度の値付けになることも


贈答用などになると500円近いものもあるなど、購入する場所や時期にもよりますが、少なくもグレープフルーツなどと比べると少し高めです。


逆に皮に汚れやシミがあるB級品などを狙えばかなり安価に手に入ることもありますので、自宅消費用であれば積極的に狙っていきたいところですね。


訳アリ品やまとめ買いをすれば安く手に入るケースもあるので探してみてはいかがでしょうか?

河内晩柑の味

河内晩柑はフルーツ好きの間ではもう数年前から注目されていました。


その秘密は数ある柑橘のなかでもしっかりと個性を発揮していることにあるでしょう。


河内晩柑はどのような味わいを持った柑橘なのでしょうか?

穏やかな味わいが絶妙な河内晩柑

河内晩柑は和製グレープフルーツとも呼ばれています。


その名の通り全体的な味わいはグレープフルーツに似たところがありますが、グレープフルーツと比べると酸味や苦味はおだやかで全体的に味わいが優しい印象。


分かりやすい味ではなく非常に繊細なフルーツですが、そんなところが"和製"グレープフルーツの名にふさわしいと言えるでしょう。

シーズンによって味が変わる

河内晩柑はシーズンによって味が変化していくフルーツです。


出始めの5~6月が一番味がのっていて濃厚。甘みも酸味も強く贅沢な味わいです。


7月に入ってくると甘みと酸味が少し落ち着くので繊細な香りがより活きる味わいになってきます。


和柑橘としてはこれくらいのバランスがお好みの方も多いかもしれません。


8月くらいになるとかなりサッパリとした味わいになっていて、冷やして食べれば夏バテにもなりそうです。


このころになれば値段も下がっているのでお求めやすいのではないでしょうか?

河内晩柑の食べ方

厚めの皮に反して比較的剥きやすいのでまずは手で剥いていきます。


剥きづらければナイフで切れこみを入れてください。


f:id:bollet:20180324164601j:plain


続いて中の房を小分けにしましょう。


f:id:bollet:20180324164542j:plain



あとは矢印の辺りに切り込みをいれて・・・


f:id:bollet:20180324164638j:plain



白皮を剥けば中から果肉が姿を見せます。種は取り除いてかぶりつきましょう。


f:id:bollet:20180324164717j:plain


白皮はアルベトと呼ばれ、非常に栄養価も高い部分です。


グレープフルーツなど、海外系の柑橘はこの部分のエグみが強く、固さもあって美味しくないのですが、河内晩柑はフワっとした食感で食べようと思えば食べられます。


多少の苦味はありますが抵抗が無ければ一緒に食べてしまってもいいでしょう。


この他にも、以前紹介したグレープフルーツの剥き方と同じようにしてカットするのもオススメです。この方法の良いところは非常に見栄えをよくできることです。特にお客様に提供したりする際などは多少手間がかかってもチャレンジする価値のある方法だと言えます。


河内晩柑を楽しむならふるさと納税を狙おう!

河内晩柑はまだまだ生産量も限られておりスーパーなどに出回ることは少ない柑橘です。


筆者も毎年お取り寄せで頼んで楽しんでいますが、気軽に購入したいならふるさと納税がおすすめです。


ふるさと納税を利用すればお得に買い物ができますし、ふだんなかなか手が出ない食材でも「この機会に」と試すことができますよね。


柑橘類は物持ちもいいですし、ふるさと納税でたくさん届いてもいろいろな楽しみ方ができて最高ですよ!


ふるさと納税で買うなら種類も豊富の楽天市場がオススメ!


www.oishikerya.com

河内晩柑ってどんな果物?味、旬、産地、気になる一個の値段まで解説|まとめ

河内晩柑は非常に繊細な味わいは昨今の甘くて濃厚がトレンドのフルーツ市場ではイマイチ目立たない存在ですが、味わいのバランスは非常に高いのでもっと注目されていいフルーツなのに・・・感じています。


皆さんもこれを機会に売り場に並んでいる河内晩柑を手にとって食してみてはいかがでしょうか?



www.oishikerya.com
www.oishikerya.com