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山崎50年がオークションで3000万越え?ウイスキーとしては過去最高値が!

今、日本のウィスキーが世界中で注目されています。需要過多でプレミア化が進み、一部法外な価格で取引されることもあるわけですが、そんななか、先日耳を疑うようなニュースが飛び込んできました。


今回はあの日本を代表するウィスキーが世界最高値で取引されたというニュースに言及したいと思います。

山崎50年がオークションで3000万越え

日本のウィスキーのなかでも、圧倒的な知名度とブランド力で世界中で人気を博しているのがサントリーのおくりだす山崎です。山崎は大阪にある山崎蒸留所で作られている大麦麦芽100%のウイスキーです。


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この山崎ですが、世界中のウイスキーの歴史上でも数えるほどしか販売されていない50年モノを100万円で限定販売したことでも話題を集めました。50年は一説にはウイスキーの熟成の限界点、極地とも言われていて、大半のウイスキーは50年の時を待つことなく樽内でピークを迎えてしまうと考えられています。


そんななかで満を持て発売された山崎50年はある意味、日本ウィスキーの時代の訪れを予兆させる存在で、事実、2010年を越えたあたりからジャパニーズウィスキーは世界的にみてもその注目度を飛躍的高めていっているのです。


さて、そんな限定モノの山崎50年は大半が専門店やコレクターの手に渡り、たまに国内オークションでも動きを見せていましたが、最近のジャパニーズウィスキーブームも手伝ってか、ここ数年ではほとんど幻の存在と化していました。


そしてつい先日、香港オークションにて3250万円という、実に元値より30倍の値段で落札されたとして話題になったというワケです。この額は国産ウィスキーとしては過去最高値とのことで、日本のウィスキーの注目度を知らしめる結果ともなっています。

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ちなみに日本のオークションでもそれには及ばずとも、高額な落札の記録が残っていました。

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ジャパニーズウィスキーの評価は?国内外での人気の秘密

日本のウィスキーはもともとスコットランドのウィスキーの流れを汲んでいます。NHK連続テレビ小説でも話題になった「マッサン」こと竹鶴政孝がスコットランドから技術を持ち帰ったことから日本のウィスキーの歴史はスタートします。

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日本人の職人気質とウィスキーのワインほどには土壌に大きく左右されない性質がマッチし、ジャパニーズウィスキーのクオリティはみるみる上昇、2000年代に入ると特にその品質は著しく上昇し、2010年頃には世界的なお酒の品評会でも上位に名が挙がるようになります。


中にはコンペで優勝するような商品も多数現れ、それに併せるように国内では大手飲料メーカーが広告を打ったり、先述した「マッサン」の影響などもあり、国内ではまたたくまにジャパニーズウィスキーブームに火が付き、品薄状態が続くように。


それと時を同じくするようにして海外でも注目する人達が増加、結果的に今回の山崎50年の落札に見られるようなジャパニーズウィスキーのちょっとしたバブルが起こることになります。



事実、特に大手メーカーのジャパニーズウィスキーは品薄状態が続いているばかりか、値上がりもすさまじい勢いで行われており、特に山崎のようなブランド系ジャパニーズウィスキーはもはや庶民には高根の華になりつつあるというわけです。

投機対象としてのウィスキー

ウィスキーは酒類全体のなかでみても、現在ちょっとしたプチバブルの状態が続いています。筆者が個人的に好んで飲むスコッチウィスキーもここ10年ほどでプレミア化が進んだ商品も多く、山崎50年ほどではないにしろ、10年前は一本1~2万程度だった商品が5万、10万という値付けで取引されることがザラにあります。


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日本のウィスキーであれば山崎、白州、宮城強、余市といった大手メーカーの主要ブランドや埼玉は秩父のベンチャーウィスキー・イチローズモルトやメンルシャンの軽井沢などはプレミア価格で元値の数十倍の価格で取引されることも少なくありません。


こうした背景から、ウィスキーを楽しむためではなく投機対象として抱え込む人も増え、需要と供給のバランスは著しく崩壊傾向にあると言われています。


特にここ最近は今まであまりウィスキーに関心のなかったアジア諸国、特にチャイナマネーが流れこみ、ますますウィスキーを取り巻く環境は激化していて、いちファンとしては複雑な心境ですね。

ジャパニーズウィスキー、ニセモノの蔓延にも注意?

世界的にみて高値で取引される傾向にあるウィスキーはいくつもありますが、特にその中でもブランド力の強いものにスコットランドのマッカランというウィスキーがあります。



シングルモルトのロールスロイスとまで謳われ、全てのウィスキーの頂点として考える人少なくありませんが、このマッカランのヴィンテージものとなるとウン十万円から100万円程度の商品はゴロゴロしています。


そんなマッカランのヴィンテージもの、今手に入れようとすると国内外のオークションが最も現実的なのですが、非常にニセモノが多いということでもマニアの間では話題になっています。


blogs.yahoo.co.jp


デジタル機器の進化もあり、ニセモノボトルの制作は昔より精巧になっているという噂もあります。今後日本のウィスキーにもこのような"ニセモノ"ボトルが現れるかもしれません。


そうならないことを祈りたいところですが、こうした数十万円を超えてくるようなヴィンテージボトルに手を出す方はとりわけ気を付けていきたいものですね。もはやここまでくると飲み物として見れるのか疑問もありますが・・・。

まとめ

山崎50年が3000万円を超える値段で取引されたという個人的な衝撃的ニュースについて、ウイスキー業界を取り巻く状況も踏まえてちょっとまとめてみました。ウィスキーは個人的にも好きな酒類なので、こういう風に盛り上がってれるのは嬉しいですけど、その反面で加熱しすぎている感も否めませんね。


ぜひ今後の動向にも注目していきたいと思います。


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