おいしけりゃなんでもいい!

身近にある美味しいものを探したい。おいしけりゃ、なんでもいいんだけれど。

スポンサーリンク

【完結作品のみ】大人のための一筋縄にはいかないおすすめ恋愛漫画5選

漫画のストーリーにおいて切り離せないのが恋愛。色恋の話はストーリーを盛り上げ読者を飽きさせないために、多くの作品に要素として組み込まれています。


しかし、やっぱり読んでいる自分さえも恋愛しているかのように感情移入させてくれるのは恋愛をメインテーマにすえた恋愛漫画だけ。


ハーレムモノの少年青年漫画や王子様キャラのいる少女漫画もいいけれど、たまには王道から外れて少しふくみをもった恋愛漫画を読んでみませんか?


今回は恋愛の色々なカタチを描いた大人になったからこそ読んでみたいおすすめの恋愛漫画をご紹介していきます。


恋愛漫画は先が気になるモノですから、今回は完結済みの作品のみに絞ってみました。この機会に大人買いしてみてはいかがでしょうか?

他人だけど家族…複雑な関係の中に生まれる禁断の恋を描いた「ロッタレイン」

仕事・家族・恋人を立て続けに失った主人公・はじめが出会ったのは、幼いころに自分を捨てた父の再婚相手の連れ子で血のつながりのない妹・初穂。実父と初穂、その弟と母親の家族と同居することになったはじめはしだいに初穂に惹かれてゆく。


ここだけ切りとると単なる妹モノかと思ってしまいがちですが、初穂に惹かれてゆくはじめの視点から、大人と子供の境界にいる初穂の魅力をみせることで、読者は徐々にはじめに感情移入させられていきます。加えて序盤から弟の澄也が姉にむけるただならぬ愛情も見逃せない(澄也は初穂とは異父兄弟)。


この主人公一家は家族といえどみんながみんな誰よりも自分のことを大切にしている。でもそれは現実の家族でも変わらない。ロッタレインはそんな家族の姿を初穂の揺れ動く女性性と少女性を中心に置くことで儚く、恐ろしく、そして美しく表現している。


ラスト、主人公に会いに来た初穂の言葉がズシリと重く響く。


あの新開誠氏が「はげしくて、静かな奇跡。」と評するのも納得の漫画です。

好きってなに?性の価値観の違いが錯綜し続ける高校男女の青春「あそびあい」

欲望に実直でいろいろな人と身体を重ねる女子高生・小谷さんとそんな小谷さんを独占したい、彼女にしたいと思いながらセフレのひとりにおさまっている山下くんの迷走する青春を描いた漫画。


1ページも開いた1コマ目のセリフが女子高生の「えーこのままでいいよぉ あたし山下のは後ろからが好きなの」からはじまるんだから、もういろいろアレです。でもいたってまじめ。


"好き"がイマイチ理解できず、とりあえず気持ちのいい関係ならオーケーという小谷さんにひたすら振り回される山下くんがかわいそうでかわいそうで…。たまに思い切って離れてみるけど、結局諦められなくて戻ってくるところがいかにも高校生っぽいリアリティですね。


恋愛における価値観の違いを最も端的に表現した漫画だと思います。

人間だれしもが持つ汚い部分を描いた「クズの本懐」

互いに別の想い人がいながら寂しさをまぎらわせるために恋人のふりをしている安楽岡花火と粟屋麦。そんなふたりの関係を中心にまわりの同級生やお互いの想い人がからみあってゆく。


タイトルの"クズ"というインパクトのあるワードに対し、登場人物はみんなどこまでも等身大。作中特に救いようがないように思える麦の想い人・茜先生ですら、実際行動にうつすのはどうなのよと思いつつ考えてることはなんとなく分かる気がする。


ひととおり読んでみるとひとりは感情移入できる登場人物がいるのではないでしょうか?自分の内面と向き合いながら読んでみたい漫画ですね。

良い意味でグダグダ?リアルな空気感を持つ「イエスタデイをうたって」

フリーターの主人公・リクオとリクオが学生時代から思いを寄せる同級生・榀子と主人公を一方的に慕う快活な少女・晴との三角関係を中心に、多様な登場人物との繋がりや関わりの中で少しずつ成長していく青春ストーリー。


特に主人公のリクオとヒロインの一人である榀子が物語の中心にいながらにして非常にグダグダした性格なので話が一向に進んでいかないのが逆にリアル。物語の終盤でリクオが榀子に語っているように、このふたりは非常に似た者同士でめんどうくさい性格。


そんな等身大のキャラクターのおりなす青春群像劇は決して派手さは無いけれど、読んでいてホッとしたり、イライラしたり、ソワソワしたり・・・。まるで自分も青春に戻って、彼らと共に笑ったり泣いたりといった感情を共有しているように楽しめる恋愛青春漫画です。

長年連れ添ったカップルのあるある話に共感「喰う寝るふたり 住むふたり」


町田りつ子と野々山修一、交際10年、同棲8年目に突入するカップルの笑いあり涙ありのハートフルラブコメディ。同棲経験のある人はもちろん、ちょっと真剣に他人と付き合ったことのある人ならば誰しもが頷いてしまうちょっとした擦れ違いやほのぼのするストーリーは読んでいて飽きません。


この漫画の面白い点はひとつのお話・出来事に対して、彼氏目線と彼女目線をそれぞれ1話ずつ使い、計2話でワンストーリーが完結するようになっているところ。


男女の目線の違いはもちろんですが、客観視しているハズの読者でも目線はどちらかに偏っているもので、時に彼氏に時に彼女に"そうそう"と頷きながら、もう一方の視点から同じ場面を見ることで「あぁ、確かにそういう考えもあるな。そう見られていても仕方ないな」と、改めて他人を理解することのむずかしさに気づかされる仕組みになっています。


読み終わった後に、もう少し自分のそばにいてれる人に歩み寄ってみようと思わせてくれる漫画です。

まとめ

恋愛は現実でも漫画でも人を成長させるファクターのひとつ。


一方で、一歩間違えれば深い傷を負うことも・・・。


恋愛の良い面と悪い面、ふたつをしっかりと描いた作品を読むことで、よりリアリティのある恋愛を疑似体験し、ぜひ現実に活かしてみましょう!



bollet.hatenablog.com

恋愛に限らず、暗く重いストーリー展開だけど、生きていくための示唆をもたらしてくれそうな漫画作品も紹介していますので参考までに。