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今日から通を名乗れるウイスキーのおいしい飲み方と愉しみ方

皆さんはウイスキーって飲まれますか?



「そんな強烈なお酒飲まない!」「ハイボールはたまに居酒屋で」という方が多いかもしれませんね。



ウイスキーは他のどんなお酒よりも愉しみ方の幅が広いお酒だということをご存知でしたか?日本酒やワインといったお酒よりもシチュエーションに応じていくらでも愉しみ方を変えることが出来るんです。


今回は「ウイスキーってどうやって飲めばいいんだ?」「初心者だけどウイスキーを楽しんでみたい・・・」という方に向けてこれだけは知っておきたいウイスキーの飲み方・愉しみ方について見ていきたいと思います。ストレート、ロック、ソーダ割りと幅の広いウィスキーの飲み方を学んでいきましょう。

これだけは知っておきたいウイスキーのおいしい飲み方・愉しみ方

ウイスキーも深く追求するとワイン並みに泥沼な世界です。一本数百万円のボトルがあったり、ちょっと前には日本の地ウイスキーのボトルセットがオークションで1000万円で落札されたなんていう話も聞きました。


そうやって聞くとめんどうなウンチクや作法のあるお酒なのかと思いがちですが、一般的に楽しむ分にはそんな高価なものを飲むわけでもないはずですから、必要最低限どんな飲み方をどんなシチュエーションですればいいのかだけ把握しておけば十分です。


まずは代表的なウイスキーの飲み方についてチェックしてみましょう。

ストレート(ニート)

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ウイスキーの持つポテンシャルを余すことなく愉しむための飲み方がストレートまたはニートです(どちらも同じ意味です)。
つまるところ水も氷も何もいれずに常温でウイスキーを味わいます



飲むというより嗜むという方がしっくりくる飲み方で、そうはいっても40%はアルコールであるウイスキーをそのまま口に含めるため、正直慣れないうちは刺激ばかりが勝って感じられたり、むせこんだりしてしまいます



しかし一度この飲み方を習得すると、やはりウイスキーの飲み方のベースはストレートになるのではないでしょうか?それだけウイスキーの持つ深みを引き出せる愉しみ方です。



「コツは飲むというより舐めることだ」と昔まだ僕がウイスキーをほとんど飲んだことが無いときにウイスキーラバーの方から教わってことがあり、それをきっかけにストレートという飲み方の良さに気付けたことがあったので、ここでも「飲むんじゃない、舐めるんだ!」とお伝えしておきましょう。



口に少しだけ含んだウイスキーを舌の上でアメ玉を舐めるように転がして香りと味を愉しみ、そのあとアルコールが唾液と混ざって薄まったところで喉へ流しこみます。


ただしストレートやこの後紹介するロックのようにウイスキーをあまり薄めない飲み方をする場合はチェイサーが必須です。


チェイサーとは"追いかけるもの"という意味で、この場合はお水のことを指します。日本酒でいう和らぎ水のことで、アルコールの分解に必要な水分を体内にしっかり確保する意図と、特にウイスキーの場合は高濃度のアルコールが口内や食道、胃に付着して粘膜が痛んでしまうデメリットを最小限に食い止める意味もあります。



水なんてカッコ悪いなんて言わずにとにかく飲むようにして下さい。


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より細かくストレートでウイスキーを楽しむ方法をまとめていますので、こちらも参考にしてみてください。

ロック(オンザロックス)

ロックは氷を入れたグラスにウイスキーを注いで飲む飲み方です。



渋い男の飲み方っていうイメージが強いのはアニメやドラマの影響でしょうか?



氷が入るので①温度が下がって香りがツンとこない②溶けた氷で薄まって適度に飲みやすくなるというメリットがありますが、これはストレート好きの人からすると逆にデメリットにもなり得ると言えるでしょう。


ようは基本的に飲みやすくウイスキーを飲むための飲み方です。
個人的にはだったらソーダ割りや水割りでよいのでは?と思ってしまうので個人的にはそこまでオススメしません。


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しかしロック好きにはロック好きの流儀があり



氷は丸氷派と適度な大きさのものを2~3個入れてカラカラいわせる派

適度に溶けて薄まったところが一番うまい派とたくさん混ぜて急激に冷やしたら氷が解ける前に飲むのがいい派


などいろいろあります。
まぁ、ストレート同様に自分なりの流儀を見つけることがカッコイイみたいなとこもあるので、あんまり人に押し付けず自分なりの飲み方を模索したいところですね。



丸氷をお手軽に作れるアイテムもあるので、丸氷に拘る人は導入してみましょう。

すでに成形されたものも販売されています。

トゥワイスアップ

常温の水とウイスキーを1:1で混ぜる通好みの愉しみ方。ロックや水割りほどはウイスキーの味を壊さず、ストレートほど強烈じゃないのでウイスキーの持つポテンシャルを感じやすい飲み方だと言われています。



プロのテイスターや造り手はトゥワイスアップで官能評価するとかしないとか・・・確かに全部ストレートでやってたら舌も鼻もバカになりそうですしね。



私たち一般人はそんなに同時にたくさんのウイスキーをテイスティングする機会は無いと思うので、あえてトゥワイスアップに固執する必要は無いと思いますが、非常に優れた飲み方だと思います。

ソーダ割り(ハイボール)

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今やハイボールという名で定着しているウイスキーソーダ。ウイスキーのソーダ割りは立派なウィスキーの美味しい飲み方のひとつです。


もともとハイボールはお酒をソーダで割って作るカクテルの総称なので、ハイボール=ウイスキーのソーダ割りという定義は厳密には間違いですが、今の日本にいてはほぼ≒で使われているといっても過言ではないでしょう。



1:2で割るとか1:3くらいがいいとか、ウイスキーをキンキンに冷やすべきとかソーダは氷にあてないとか、ウイスキーをキンキンに凍らせていて氷すらもいれないとか・・・こちらもいろいろとウンチクの発揮ドコロがある飲み方ですね。


個人的には薄めの方が好きだったりしますが、これはまぁ各々好みのバランスを探して、自分で作ってみたり、相性の良いお店を見つけるのが良いでしょうね。



料理にも合うし、単体でもイケる。非常に使い勝手のいいウイスキーの飲み方で、初心者の間口を広げるためにも重要なポジションだと思います。筆者も良く飲みます。



"味わう"という目的で飲むロックやストレートでの愉しみ方とでは違いはありますが、ソーダ割りでもウイスキーごと味は明らかに違いますし、強いお酒に抵抗のある方はぜひ軽めのハイボールからスタートしてると良いでしょう。



これは勝手な考えですが、ハイボールを美味しく飲めてストレートやロックといった飲み方を楽しめない人はいないと思います。飲み方のコツやシチュエーションの違いを使い分けられればハイボール好きは総じてウイスキー好きになれる素質があるはずですよ!

水割り

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どこかバブルや高度成長期の70年代くらいの日本を彷彿とさせるウイスキーの水割り。
ハイボールが横行し、ストレートで愉しむ文化も定着しつつある現代にいてはダサイというイメージが強い水割りですが、これはこれで非常に楽しめる飲み方。



これもまたウイスキラバーの格言を借りれば「水割りはカクテル。バーで飲むべし」とのことで、水割りは同じ割りモノ系ドリンクでもハイボール以上に繊細でバランスが難しく、ウイスキーの飲み方の中では最も美味しく作るのに技術が問われるとも言われているそうです。



そのため自分で作るのももちろん、居酒屋は論外とされ、水割りの神髄はバーでしか分からないとのことで、その点においてはなかなか上級者向けの飲み方なのかも。



ちなみに水割りって日本発祥なんです。もともと強い酒に抵抗のある日本人が洋酒を飲みやすくするために生み出したものと言われているんですよね。

カクテル

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やっぱりウイスキーそのままは・・・っていう方はカクテルにするのもアリ。



ウイスキー、ライムジュースとザクロのシロップで作るニューヨーク、ウイスキーにベルモットという特殊なワインを用いて作られるマンハッタン、ウイスキーとジンジャーエールに柑橘を加えて作るマミーテイラーなど、カクテルにすればそのバリエーションは様々。



ただしアルコールが強いものも多いので、カクテルで愉しみたい場合はお店の方と相談してオーダーするようにしましょう。


家でウイスキーを楽しむなら用意しておきたい道具

「さっそくウイスキーを楽しもうと思うけど、店に行くのはまだ怖いからとりあえず家で・・・」という方に、こんな感じの道具を揃えておくと本格的にウイスキー愉しめるかもっていうアイテムをご紹介しておきましょう。

グラス

グラスは家飲みのグレードを簡単に2ステップも3ステップも上げられるアイテムです。


飲み方によってもチョイスするグラスの形は違ってきますし、同じタイプのグラスでもメーカーによって形や飲み心地が違います。女性が服を変えるだけで印象が変わる様に、ウイスキーもまとうグラスを変えるだけでいっきに表情が変わるんですね。


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トング

ロックやソーダ割りを作る時にトングを使うかどうかというだけで雰囲気が変わるもの。
特にお客さんが来たときなんかは手掴みでグラスに氷を入れるのは避けたいですからね。


このタイプのトングが滑りにくくて氷を掴みやすく、使いやすいと思います。

コースター

あるのとないのじゃ大違いのコースター。雰囲気をあげるための需要アイテム。
ソーダ割りやロックはグラスが結露してビタビタしがちなので、あると便利です。

炭酸

定期的にハイボールを飲むなら炭酸はケース買いがマスト。
定番のウィルキンソン、ちょっと贅沢にサントリーのプレアムソーダなど、ソーダの違いを楽しむのもアリ。

グラス拭き

ウイスキー用のグラスは常にピカピカにしておきたいもの。
グラス拭きがあれば常に曇り一つないグラスで美味しくウイスキーを楽しめます。


こちらのグラスダスターはめちゃくちゃ綺麗にふきあげることが可能。以前飲食店勤務の知人に教えてもらいました。
起毛もせずストレスフリーにグラスを清潔に保てます。

照明

間接照明でぐっとムーディーな雰囲気を演出すればお酒はより美味しく楽しめます。


一人の時間はもちろん、意中の異性や恋人と一緒に、友達を呼んでしっぽりと・・・ちょっとした工夫がウイスキータイムをより本格的なものへ変化させます。

BGM

個人的にお酒を飲む空間を演出するのに大切な要素がBGM。
やっぱりウイスキーをしっぽり楽しむならムーディーなジャズ。


お酒のお供にもオススメしたいBGMについて書いた記事もありますので参考までに・・・。

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お店でのウイスキーの飲み方

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なんとなくウイスキーの飲み方が分かったところで、ぜひお店に行ってウイスキーを楽しんでみましょう
気軽に生きたいなら居酒屋やダイニングバーでも良いですが、せっかくある程度愉しみ方を学んだのであればやはりバーでウイスキーを頼んでみたいところ。


バーってメニューがないお店もあるし、種類も多くて頼み方が分からないという方・・・実はその方がお得にウイスキーをお店で楽しめるって知ってました?



なぜなら、いつも飲む銘柄が決まっているとそればかり飲んでしまいがちですが、銘柄とか良くわからない・・・と言う方は自分の知らないウイスキーに出会える可能性があるからです。



とはいえ、知らないものは出してもらえないでしょ・・・ということで、これだけは知っておきたいウイスキーのオーダーの仕方をざっくり見てみましょう。

1.予算を伝える

まずはじめに予算を伝えること。三杯くらいで4000円とか、1杯1300円くらいのやつ・・・とか、あらかじめ予防線をはっておくことでお会計でビックリせずに済みます。


ウイスキーはワイン同様ピンキリなのでやみくもに頼むのは危険です。



筆者は昔一杯9000円のウイスキーを知らずに頼んだことがありました・・・。
ちなみにそこの店員さんはちゃんとコレは高いよーって教えてくれましたけどね。



値段を聞くのはまったく恥ずかしいことじゃありません。もちろん原価厨みたいになるのはよくありませんが、ざっくり予算を伝えることでバーテンダーさんも安心してお酒をチョイス出来ます。

2.ザックリ味のテイストを伝える

甘め、辛め、クセがあった方が良い、優しいテイストが良い、アメリカのウイスキーが良い、日本のウイスキーが良いなどザックリとした味の指標を伝えましょう。



特に甘口、辛口、クセの有無、一般的なものが良いか少し珍しいものが良いかなどは指標としてかなり役立ちます。



また、同時に飲み方も伝えましょう。


バーテンダーさんにもストレートで飲んでもらいたいもの、ハイボールにして美味しいもの、ロックで美味しく飲めるモノなど色々な選択肢を持っています。飲み方を先に指定する事でよりニーズにマッチしたものを選んでもらえる可能性が高まります。

3.口に合わなければ素直に伝える

提供されたものの中には口にあわないモノも存在することでしょう。


そんな時は素直にバーテンダーさんに「これは少し自分には甘すぎたかも・・・」とか「もう少しクセがあってもよかったな」とかさり気なく伝えてましょう。もちろん横柄な態度はNGです。



店員さんも神様じゃないのでこちらの好みなんていきなりは分かりません。でもそうやってコミュニケーションをとっていくと店員さんも「次はコレが良いかもな・・・」というように考えてくれます。そうやっていわばお客さんのカルテを組み立てていくのがバーテンダーさんの仕事。


少しずつ自分好みのウイスキーが提供されるようになっていくのもお店でウイスキーを飲む際の楽しみのひとつです。



バーでのお酒の愉しみ方・頼み方については以下の記事にもう少し詳しく書いていますのでぜひご覧ください。

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ウイスキーの飲み方を知ってもっと嗜もう

ウイスキーは非常に奥深いお酒ですが、ワインや日本酒と違って栓を開けても腐らないし、保存も割とラクチン。直射日光を避けてなるべく冷暗所に置くだけ。


その点では気軽にはじめやすいお酒でもあるんです。



これを機にぜひウイスキーの愉しみ方を知って、家やお店でウイスキーを飲んでみましょう。